~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ ノート展へ

2009年03月29日 | 旅・建物探訪


「美しいノート展」に夫と行ってきました。
花冷えのような、少し寒い土曜日でした。



  

会場の「芝川ビル」の外観。
そこらのビルを圧倒するような、独特の風格が漂っていました☆




  

一階には小さな店舗がいくつか。 
左: まるでジュエリーショップのような、チョコレートのお店。
右: 玄関付近のポスト群。(頑丈な木製、深い色合いに感激・・・)



いよいよ4階のテラスへ


   

左: 左のドアがノート展の入口。 「カフェアピエ」さんの看板も出ています。
右: すべて手作りで仕上げられた一点もの。
   「手に取ってご覧下さい」とのこと。
 



テキスタイル風のシンプルなノート。飽きのこない、上品な感じ。





小さな豆本が、かわいいコラージュのように。



今回のテーマは、「沈没した豪華客船から出て来たようなノート」だそう。
写真は撮ってませんが、紙焼けして、手垢がついたようなレトロノートや
ヴィンテージノートもいろいろ展示されていました。


こうゆうお店があることがわかったことも、うれしい♪
こうゆうご時勢だけれど、
商売っ気や機能性よりも、こだわりや遊び心を優先するのって
なんだかスノッブで、格好いい。 さすがは京都のお店って感じもします。




***




四月、学生――。
ひとつ進級して、新しいノートを買いに行く。
さて、1ページ目を開いて、白紙の海原に最初の一行を書く。
あのちょっとした緊張感とか、真新しい気分とか。


たまたま素敵なノートを見つけて、「何ノートにしようか?」。
日記? 夢の構築ノート? それとも、素敵な言葉を書き集める? 
なんて考えるときのワクワク、とか。



ノートって、やっぱりいくつになっても楽しい






帰り道、近くの「丸福珈琲」さんで軽食をいただく予定でしたが、↓
土日はお休みでした。ざんねん。

  
  

こちらも、大正モダンの建物、青山ビル。
大正14年(1925年)築なんだそう。

つたの葉のからまる・・・そう今度は葉っぱの青いときに行ってみようっと。





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◆ 水都大阪

2009年01月21日 | 旅・建物探訪



  北浜散策のおり、 “水上バス” の乗り場を見つけ、
     出発数分前だったので、「ええいっ」と、
      思わず、乗りこんでしまいました。


       水上からの、なにわ散策。
   たぶんちょっと、やってみたかったんですワ~~



      

          「アクアライナー





           約1時間のクルーズ。 
    満々と水を湛えた大川。 まさに、水都大阪





   低い橋の下をくぐる時は、船の屋根が下がります。
         アテーション、プリーズ





    大阪観光といえば、やっぱり、まずはココ?
    平成の大改修後、いっそ派手になったよう。




    


       岸で休憩中の、カモメ 御一同様。
   写真×5 ぐらいの長さ、ずらりと並んでいました。

     「すごい」「きれい」「怖い」「泣ける・・・」




 


 知ってるつもりでいて、実のところあんまり知らなかった大阪。
    川をめぐる歴史や名所のナレーションも流れ
            勉強になりました。


  
    水に浮いているのも、たまにはよいものデスネ。
      ふだん地面にくっついてばかりですから。 
    (あ、たまに浮くコトもありますかね。いろんな意味で・・・笑)
    
 
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◆ 北浜浪漫

2009年01月19日 | 旅・建物探訪



週末、夫の用事に便乗し、北浜のブライトンホテルに投宿しました。
旅行とか長らく行ってなかったので、私としてはちょっと旅気分


オープンして間もないビジネスホテルは、
IT 設備が完璧だったり、寝心地をどこまでも追求していたり、
朝食のパン の味と質にこだわっていたり。
ず~っと泊まり続けていたい~! 心の中でちょっと吠えてしまいました。笑



北浜といえば、大阪証券取引所があり、
江戸時代から、なにわの商業経済の中心地帯だったのですね。
(知らないコトが多すぎるワタシ・・・)
新しいものと旧いものが渾然一体化している街を、ぶらぶら散策――。



【人気スイーツ店「五感本店」の入っている新井ビル】
登録有形文化財。もともと銀行だったそうで。




ビルとビルの間に、古い建物がひょっこり。




【ホテルのそばにあった、コニシ株式会社・本店】




大阪市の登録有形文化財に指定。
大阪風商家の代表格らしい。重みを感じます。



     結構使いますよね? 「ボンドのコニシ。コニシのボンド」





【レトロな散髪屋さんも発見。 “理容所” というのがクール】




               *




おんぼろアパートの一階に、裸電球だけのこじゃれた花屋さんがあったり、
老舗の万年筆専門店にも出くわしました

モリタ万年筆店


小さなお店に、所狭しと並んだ万年筆。
(京都や東京から、わざわざ買いに来る愛好家もいるらしい)

吸い込まれるようにお店に入り、試し書きさせてもらってるうちに、
運命を感じる一本がありまして。(大そうな・・・)



万年筆としては珍しい水色のボディ。 柔らかい書き心地のペン先。


  

開業60周年の、お店のオリジナル万年筆。
モーツアルトの生誕250年と重なったので、
ザルツブルグの大聖堂の屋根の色をイメージしたとか。
(そうゆうエピソードにも弱いのかなァ・・・)



無理やり、一ヶ月早い誕生プレゼントを旦那サマ、どうもありがとう。汗。
願いが届いて私の元にやってきたこの子。慈しんで大事に使っていきます。

 
  

               * 




都会的で、合理的な流れの中に見え隠れする、古くさくて、懐かしい波。
そんなコントラストを見つけたり、感じたりする時、
予想以上に自分がワクワクしてしまうことに、今回改めて気づかされたのでありマシタ。




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◆ 御影クリスマス

2008年12月25日 | 旅・建物探訪


阪急「御影駅」には降り立ったことがない。
おとなりの「岡本駅」界隈に、7年も住んでいたのだけれど。

気になりながらも、幾年月。
祝日、初めて行ってまいりました。


  

やっぱり静かで、瀟洒な雰囲気。

  

青い空に映えるは、個性的で古めかしい洋館やお庭。 




* 香雪美術館 (三月まで休館)





*弓弦羽神社 (ゆづるはじんじゃ)  ・・・ソフトクリームのような雲と共に。





* 世良美術館   ここは開いてると思って楽しみに来たのです・・・が、





「本日、休館日~~!?」
(・・・あ、私ちょっと写っちゃってます。なんだかかすかに宇宙人みたいだ・・・笑)





しばしの休憩、「御影荘」のカフェ。


珈琲&ショコラブラウニーを注文。(予想以上に美味しかった♪)
しかしながら、ミッキーマウスのお皿が可愛らしすぎて。。。
これがシンプルなジノリか何かであれば、(皿だけに) 更にオイシク感じたのでは!?


そして、更なる甘い誘惑。


歩きながら見つけたパティスリー「impression」(アンプレッション)。
店名は初耳だけど、ショートケーキとシュトーレンを買ってしまう。
小さなお店からはみ出た、お客人たちのせいだ。
「激戦区の御影で、こ、この人気ぶりは・・・!?」


わが家の今年のクリスマスケーキは、ショーウインドウにお行儀よく並び、
選ばれるのを 秘かに待っていたコノ子たち↓




・・・誰が何を食べるか、もう決まってる。(私の中では・・・)


だけど、あえて神にゆだねるとしよう。クリスマスだもの。
さぁて、あみだくじぃ、あみだくじ・・・


・・・いやはや、どれもうっとりする程、素晴らしく美味しかったです。
   (結局、全部 味見せずにはいられない性分)



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◆ 退蔵院・瓢鮎図

2008年12月11日 | 旅・建物探訪



父の四十九日も無事に済み、
先週、京都へ出かけました。


ちょっと穴場かな・・・と思い、「退蔵院」へ。
JR花園駅 5分 「妙心寺」の中にあります。





のっけから、紅葉はすばらしく、




その庭園は水をたたえ、遠近感、広がり・・・




さびかわいい枯山水。





国宝の「瓢鮎図」(ひょうねんず)もありました。
お寺の目玉なんだそうです。
京都検定にも出たりするそうです。
受けたい人は、漢字に気をつけて下さいな。
ねんは「なまず」なのに、「鮎」ですから。← 知ったかぶり:笑





山水画の始祖といわれている 如拙の筆だそうですわ。


動物のような、人間のような生物が
ひょうたんで、なまずを取ろうとしている水墨画です。


とても不思議な絵。


ヌルヌルしたものを取るのに、やはりツルツルしたひょうたんで押さえつけるとは・・・
それは、ないやろーって感じです。
お寺の説明では、埒もない話、つまり 「のらりくらり」を意味しているとか。


私の受けた印象では、
的を得ない人に対する大らかな皮肉のようでもあるし、
単に人を食ったような、ニューウェーブを目指している感もしましたけれど。


でも、やっぱり、何かと大変な人生を生き抜くには、
時には「のらりくらり」も必要だよ・・・みたいな禅的メッセージなのかも。。。
今の時代的には、素直にそんな受け止め方をしちゃう方が、
肩の力が抜けてよいんでしょうね。


あっ・・・そうか、待てよ・・・
もしや、これは一種のお笑い。室町時代のお笑い(ボケ)なのかもしれません。
そして、時にお笑いのボケがすごく深いのは、禅に通ずるものがあったから・・・!?
そうか、そうか ボケの原点は禅の精神だったのかぁ・・・
(という、ひとりよがりの納得。笑)






売店にあった、のらりくらり色紙。
やっぱり買っとくべきだったかしら・・・





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◆ 杜へ

2008年06月08日 | 旅・建物探訪


梅雨の晴れ間に、山の中のお寺に行ってきました。



 



祖母が昔よく、「金時の火事見舞い」という言い回しをしていて、
それが意味もよくわからないのに、妙にツボで、
ニヤニヤしながら、「なぁ、キントキって、何なん?」 と聞いたら、
“足柄山の金太郎” のコトだと教えてくれました。

顔がひじょーに赤いことのたとえだとか。
祖母はどうゆう場面で、この言葉を ヒンパンに使っていたのか?
酒飲みに対するイヤミだったりして・・・(笑)


話はそれましたが、その坂田金時さんのお墓があるとか言う、「満願寺」。
眼病平癒の言われもあるそうな。
最近、とみに小さい字が見づらくなってきた夫と私。
「ウォッチン ぐー となりますように・・・」と祈ってまいりました。





猫の定位置と見た・・・。




鈴を鳴らす綱、なにやら長く感じた・・・。



実はここ、テレビでやっていて、行く気になったのですが、
近郊の、なかなか良い気(マイナスイオン)の漂う穴場でした。
金太郎から、元気をもらえた気がします。




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◆ ポーアイ日和

2008年05月09日 | 旅・建物探訪


ポートアイランドにオープンした「イケア」に行ってきました。

スウェーデンの国旗と同じ色の外装が素敵。

北欧の家具屋さんということで、話題沸騰中だったので
ゴールデンウィークは、はずして行きました。
にもかかわらず、結構な人出でした。

三宮発の送迎バスもギュウギュウ・・・





店内はとても広く、いくつもあるショールームが面白い。
商品はやっぱり北欧らしく、ロハス&楽しげな感じ。
そして、リーズナブルさに驚きました。
独自のシステムがあるようです。


コレと言った買物の目的はなかったので、
お土産に、スウェーデン製のレギュラーコーヒー、ソーセージ、
お菓子などを買って帰りました。
食品もえらく安いので、あまり期待してなかったけれど、
スゲー美味しくて、もっと買っとけばよかったな・・・と。


ずっと以前、仏語教師が「北欧ニ行ッタラ、イケアハ、オススメダヨ」
とか言っていました。

私としては、日本にいながらにして(海は渡ったけど)、
行けてしまったことが、ちょっとうれしい。。。





少し足をのばして、神戸空港まで・・・






「菊水總本店」の甘味茶廊にて。

ゆったりした空気が流れていて、くつろげました。
やっぱり空港(のカフェ)は時間の流れ方が違う・・・
窓の向こうは、滑走路だものね。
& コーヒーも和のスイーツも、癒され風味でした。




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◆ 夙川まで

2007年11月24日 | 旅・建物探訪

なにげない、街なかの私鉄沿線ぞい。

ほとんど電車で通りすぎるだけの、

知っているようで、知らない町。

さりげなく、色をかさねあう木々。

紅葉の名所もいいけれど、

こんな風景には、不思議な いとおしさが感じられる。

このまま、線路べり を、歩いていきたくなる・・・・


ってことで、一駅、歩いちゃいました。

丘あり 坂あり 距離あり ・・・意外とハードでした。 (汗)




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◆ 御影高杉のタブロー・F

2007年11月24日 | 旅・建物探訪

“甘いもの断ち” をといて、

美味しいスイーツを食べに 出かけました。

パティスリー「御影高杉」が、阪急“芦屋川駅” 近くにも出来ている、

と聞いたので、ふらりふらりと お散歩がてら。


ミルフィーユにしようか、それとも

芦屋限定のエキュームマルシエにしようか。

宝石のような外見に 魅了され、

「タブロー・F」というケーキに。

チョコとベリーのコンビネーションが  でした。

酸っぱさと、コク。


このケーキのタイトルの意味が 気になったので、

運んで くれた人に 訊いてみました。


あーうー。あーうー。


ちょっとわからない・・・・みた いで。(汗)


“ Fの絵 ”って意味みたいだから、パティシエが Fさん?

それとか、藤田嗣治の絵って意味だったり して・・・

ちょっと関係ないか。


想像しながら、おしゃべりしながら、

広々とした店内で、ゆっくり いただきました。


甘いものを食べるのって、やっぱりハートが 満たされます。

他のお客さんの顔も ニンマリ、幸せそう。





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◆ カフェ・グレコにて

2007年08月16日 | 旅・建物探訪
先日、「赤穂温泉」に行ったのですが、
「倉敷」 が、しきりに 私を呼ぶもので、足をのばしてきました。
そうゆうのって、あるでしょう?(笑)

とくに、“大原美術館” と “カフェ・グレコ” ちゃんが 。。。


「カフェ・グレコ」、空いてて、ラッキー♪
前来たときは、悲しいほど、満員でしたから。




・・・窓を開けて、窓を閉じて






時間が止まったかのような・・・


・・・グラスのアイスは、ゆっくり溶けてゆくけれど。。。



そうそう。
あの大きな木机にすわって、
アンアンのモデルだった甲田益也子さんが、
本を読んでいたんですよね~。
その昔、アンアンのページの中で・・・・
きゃしゃな横顔で。


あの切抜きは、もうとっくに捨ててしまったけれど・・・



 ← 甲田益也子さん。


エキセントリックで、透明感あるたたずまいが、
その当時、ちょっと憧れでした。

そういえば、この人も超涼しげな女(ひと)~~。

今でもほとんどお変わりないらしい。(1960年生まれ・水瓶座)







相変わらず、心くすぐられる空間。
そして、インスピレーションを与えられるような気がする場所。

& いっそう、うっそうとした元気なツタにも
やたら うれしくなってしまった♪



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