~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

◆ イギリスを少々・・・

2007年01月29日 | シネマ

今月、家で6本の映画を楽しみました。
先代から受け継いだミニシアターで観る映画は、
ポップコーンがちょっと欲しくなります。

・ヒッチコックの「断崖」
・イングリット・バーグマンの「ガス燈」
・「プライドと偏見」
・「ハリーポッターと炎のゴブレット」
・「きみに読む物語」
・「オリバー・ツイスト」

もっとも印象深いのは、「オリバー・ツイスト」です。
ディケンズの小説をロマン・ポランスキー監督が指揮をとり、
名優でまとめあげた、厚みある正統派作品です。
“勧善懲悪”といいますか、“わらしべ長者”(?)といいますか・・・
イギリスらしい映画で、ハリー・ポッターと共通するのは、
主人公が無垢な少年であること、画面がひど~く暗いこと(笑)・・・など。
そういえば、「プライドと偏見」もイギリス映画だし、
「ガス燈」はアメリカ映画だけど、舞台はロンドンだったし。
今月はどうゆうわけか珍しく、イギリスづいておりマシタ。

イギリス作品・・・といえば、私の場合、思い出すのが、
シャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」。
学生時代、夏休みに読んでからというもの、何度も読み返しては
ジェーン・エアは究極の女性像だと思ってました。(今も)
イギリスものは一度ハートに染み入れば、いつまでも心に残る
原型的な作品が多いのかもしれません。

ディケンズの「二都物語」もちょっと読んでみたくなりました。
が・・・文庫で読了する自信などはもうナッシング。
“少年少女世界の名作シリーズ”で読むか、ビデオを借りる・・・かナ。

そうそう、そういえば、うちにもイギリス系が約1匹・・・
性格がラテン系のため、すっかり忘れてましたニャ~


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 母の耳の小さな貝殻

2007年01月18日 | 日日是好日

同居の義母の耳の遠い話は、以前ここに書いたことがある。
おととい、その義母が補聴器を買った。
去年あたりから「○○ちゃん(私)には、いつも迷惑をかけて
いるから、補聴器を買わなくては・・・」
と言っていた。

補聴器というのは、とても高価なものだ。
値段を聞いて、ビックリ。

でも、とてもよく聞こえるようになったらしい。
会話をしていても、聞き直されることがなくなった。
心の距離がうんと短くなったように感じる。
義母を取り巻く空気さえ、若々しくなったように思える。

とても嬉しい。すごくラクである。
話していても楽しい。食事が美味しい。
お返しに何かしてあげたいと、すごくすごく思う。

少しだけ
心が痛む。

どこか
哀しい。

耳の遠かった人をそのまんま、まるごと愛せなかった。
こうやって聴力が戻って初めて、スムーズに情が流れている。
例えば、無条件の愛なんて、私には遠いお話。
そんなことを思い知る。

それでも、今回許されたのはなぜだろう。
少しだけ泣きそうになる。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ アンド

2007年01月15日 | 日日是好日

たいやきを買ったなら、これもゲットしなくてはね。
何だかとっても庶民な私。

昨日、テレビで「華○なる一族」を観たら、
いっそうそんなコト(落差)を感じたりして・・・笑。

「たこ焼きなんて、食べても意味がない」
という人もいるけど、(サザンの桑田さんだったかな)
焼きたてをフーフー言いながら、誰かと分け合って食べるのって、
どこかのリストランテで、背筋を伸ばしてコース料理を食べる以上に、
元気になれたり、幸せを感じたりすることだって。

記憶の底に眠っていた思い出や、さまざまな情景までもが、
何気なく浮かび上がって、ちょっと童心に戻ってる。
お喋りを止めて、「おいしいねー」なんて、無心に味わってる。

「最後の一個、食べていいよ」。

それは、ちょっとだけイトオシイ時間。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 初もうで

2007年01月14日 | 日日是好日

穏やかに晴れた昨日。小春日和。
遅ればせながら、初詣に行ってきました。
今年は、宝塚の『中山寺』へ。

実は去年、父に頼まれていたことがあって―
私が産まれる前、「中山さんに安産祈願に行ったんやけど、
そのお礼参りがまだなので、お前から又お参りしといてくれ」と。
まるで、切れたタバコを頼むような軽いノリで。

オイオイ・・・

お礼参りって・・・普通一年以内ぐらいにするものでは?
この子は、マジ・時間たちすぎやで~ パパ。
しかも、産まれた子自身が行くか~。

などと、つっこんだものの、ちょっといつもの初詣に
プラスαの使命感と新鮮味が・・・☆

「えぇっと・・無事に産まれまして・・・こんなに大きくなっちゃいました。
いゃぁ・・ホント・・・ありがとうございました・・・」

などと、手を合わせていると、自分は子供なのか親の心境なのか、
不思議な気分に包まれたけど、何だかスーーッとしちゃいました。
一つ区切りがついたっていうか。
新生児に戻って、人生が始まったばかりような、プチ門出感も。
大げさかな。バブバブゥ~・・・

**

写真は、参道で買った「たいやき」。
昔は、たいやきなんてどこが美味しいの?なんて思ってたけど、
今は甘いものなら何でもアリ♪
これは尻尾までギッシリあんこが詰まってて◎。
1匹 120円。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ 雪あかりの週末

2007年01月08日 | 日日是好日

一年で一番寒いシーズンの到来です。
昨日、雪が降り、うちのプチガーデンも白く雪化粧。
初詣に出かける予定は、急きょ順延。 家で雑用をするコトに・・・



辺りはしんと静まりかえり、閉ざされた雰囲気が、
気持をやすやすと内面に向けてくれます。
今年のあれこれをじっくり考えるには、うってつけの日曜日。

たまっていた雑誌の切抜きをスクラップブックに貼ったり、
久々の読書をしたり、“珠玉のごとき言葉ノート”をしたためたり。
そんな時、「赤毛のアン」シリーズの、アンの台詞の中に素敵なセリフ発見!



ココアをたっぷり入れて、ノートに書き写します。


「幸福な日というのは、真珠が一つずつ、そっと糸からすべりおちるように、
単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のことだと思うわ」

*

「誰だって、年をとりすぎたから夢がみられないなんてことありませんわ。
それに、夢はけっして年をとりませんものね」

*

「小さな障害はみな冗談とみなし、大きな障害は、勝利の予報であると
いうことを、あたし実際に学んだの」


アンのように、自己本位なほど、ポジティブであることは、
冷笑されたり、「非現実的」と言われることはあったとしても、
何の害もないし、宇宙の果てからの何の反作用もないことでしょう。

そして、それが心の底から、ごく自然とそうなるのであれば、
他のどんな美徳にもまして、不敵な、「人生の金棒」なのだと、
雪あかりのもと、つくづく感じられたのデシタ。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ Exposition Musee d'Orsay

2007年01月04日 | 日日是好日

昨日、神戸で開催中の“オルセー美術館展”に
行ってきました。

そろそろ閉幕ということで、同じ様にすべりこみのお客さんが多く、
名画の前は、どれもこれも黒山の人だかり・・・

にもめげず、そこそこ堪能してきました。

印象派はやはり光を意識した、明るくいいイメージの絵が多く、
新春にふさわしい展覧会となりました。

久々の、フランスチックなひとときにも大満足♪
お腹も空いてきたので、お昼ごはんを・・・と
カフェやレストランを探しましたが、これまたどこもかしこも満員御礼・・・!

やっと見つけた一軒は、思い切りアメリカ~ン!

壁は、50年代・60年代風のポップな装飾☆
マリリン・モンローのポスターが微笑み、コカコーラの文字が浮かび、
エルヴィス・プレスリーのヒットメロディーが、ガンガン流れ、
目の前のワイドテレビでは、黙々とひた走る駅伝の選手たちの汗・・・

仏→米→箱根な、そんな1日でした

■memo■
ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「ジュリー・マネ」 ( あるいは猫を抱く子ども )


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆ New year !

2007年01月01日 | 日日是好日

明けましておめでとうゴザイマス

シャンパンではじけて迎えた新年は、
とりあえず更新を・・・とブログのカキコから始まっておりマス。

んにゃ・・・でも書くことが思いつかない!

あ、そうそう’。去年のレコード大賞新人賞の“WaT”の透きとおった瞳と
白いスーツ姿にドキドキしてしまった私でした。

「彼らが出てきたら、突然、空気が変わったのよ」

と旦那さんに言ったら、紅白歌合戦で彼らを見たときに

「ほんまやぁ、いいなぁ~。学園もの系」と。

そうか、ついに学園もの系に心ときめく年頃になってきたのね。
それは、遠くにありて想うもの・・・という類のときめき。
と年齢を感じてしまった。

でも、同世代の今井美樹も黒いワンピースが似合って、
とても素敵だったしね。

最近はそう。
ホント小細工のない、純に輝くものがやたらめったら好きです。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする