少し時間は遡りますが、5月の首都圏訪問について数回に分け記載します。
5月19日(土) 秩父鉄道イベント見聞
今回の旅は、高知空港から東京行き一番機で東京へ!早起きしました!
上野駅で大学鉄研同期のK池氏と合流!久しぶりの再開です。4月より仙台から東京勤務になり、今回の私のわがままツアーに同伴してくれる事になりました。
熊谷から旧103系の臨時直通電車で広瀬川原に向かいます。いやが上にも期待に胸が高まります。
●広瀬川原に到着してみると・・・・
お目当ての展示車両(電機機関車とSL)には、子供たち、その親たち、マニアの面々が群がりとても満足な形式写真を撮れる状態ではありません。まさに「砂糖に群がるアリ状態」。という訳で、人気のない展示物撮影「貨車」なんぞの撮影に血道を上げます。
奥には昔の急行「秩父路」の廃車体が、荒れるに任せて留置されています。湘南2枚正面窓の洗練されたスタイルは正直、歴代秩父鉄道車両の中でずば抜けて魅力的です。何とか整備してどこかに保存出来ないものでしょうか?
会場奥では、トラバーサーの体験乗車?をやっており<トラバーサーフェチ>の私としては、迷うことなく乗り込みます。数十メートルを水平移動するだけですが、フェリーボートに乗っている見たいです。いい気になって3往復ほど楽しみました。子供みたい・・・。
奥では、ターンテーブルにのせられた電気機関車が、これでもかという程に回転させられており、見ている方が、目が回ります。
こんな事をしているうちに、メイン会場に戻ってみると、なにやら機関車展示エリアで人だかりが!よく観察してみると、機関車から十メートルほど正面にロープを張り、おまけに両方のパンタグラフを上げて撮影会をしているでは無いですか・・・・。これは、是非とも参加しなければと大急ぎで、撮影ポジションに潜り込み、カメラを構えたとたん、各機関車のパンタグラフが一斉に下ろされ、機関車前に人が進入するのを規制していたロープが係の人にはずされ、それとほとんど同時にどこからわき出たのか、子供たちが機関車の回りに駆け寄っていきます。こうしてきれいな形式写真が撮れる千載一遇の機会を失い、カメラを抱え呆然と立ちすくむ惨めな負け犬が一匹ありました。(写真はパンタグラフを下ろした直後)
「トラバーサーの体験乗車ラバーサーの体験乗車、1回やめてたらなー」と心の叫びが!でも後悔してももう遅い・・・!
この1時間後に同様の撮影TIMEがあるとのアナウンスが流れましたが、スケジュールの都合で諦めざるおえません。後で、会場に入るときにもらったパンフを見てみると、はっきりと撮影TIMEの記載がありました。
<事前に契約内容をよく読んで>はサラ金のキャッチコピーですが、世の中万事に当てはまる原則の様です・・・・。