しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

1円電車と廃墟をみる(2)

2011-06-07 20:31:42 | 旅行記

2011年6月5日(日)

039 033 乗り込んだ客車は<くろがね号>。客車は、元々この地で活躍していたものの様です。中に入ってみてナローゲージの車両の狭さに感動を覚えます。ロングシートに腰をかけると、向かいの席にほとんど膝が付いてしまいます。木の床は飛び跳ねると、破れそうな位のペラペラ感。現役時代の明神線は、ほとんどがトンネル区間であった為か、窓は危険防止のため鉄格子がはめられ、囚人護送車の様です。片道70m程の距離を往復するだけとの事ですが、ゆっくり走るので感覚的にはもっと長い距離の様に思えます。平地に新たに線路を引いたので(元々の軌道とは関係ない場所)、乗り心地は予想外に良かったです。客車列車に乗ったのは何年ぶりでしょうか?ほんの数分の乗車ですが、楽しいひと時でした。将来は、山の方に残されている600mの軌道に列車を走らせたいと伺いました。それには費用がまだ足りないとの事。乗車に1円しか出さなかったのが申し訳ない気持ちになりました・・・。私ひとりのために、5名程のスタッフで列車を出してくれたのですから・・・・。運転終了時間の15時が迫っており、私の乗車した列車が最終かと思っていたところ、一組の家族連れがやって来て、あれよあれよと言う間に乗り込んだと思うと列車は出発していきます。乗るのも楽しいですが、外から動くのを見ているのもまた楽しい・・・。客車の中で子供たちがはしゃいでいる様子が見て取れ、外のに居る自分にもその気持ちが伝染してきます。098

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