しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

電動アシストで行く、しまなみ海道(1)行きは絶好調・・・・

2012-10-07 23:58:12 | 旅行記

2012年9月29日(土)

F1001545 早起きしてやって来たのは、愛媛県の今治駅!その高架下の一画にある真新しい店舗<ジャイアントストア今治>に9時の開店を待って入ります。本日はここを起点に、しまなみ海道を自転車で巡ります。参加者は、私、J南高校映画部先輩人間ミサイル氏、そして千葉から帰省中のJ東高校映画部OBで自転車の師匠であるH野氏の3名です。人間ミサイル氏はカーボン製のロード、H野氏はアルミ製ロード。私は電動アシストをそれぞれレンタルします。事務手 続きとバイクの調整を終え出発します。本日は接近する台風の影響で厚い雲が空いっぱい広F1001546がっています。残念ではありますが、気温は上がらず、この点は自転車初心者の私にとっては幸いです。

今治市街を北に走り、いよいよ海を渡ります。地上から橋の上まで通じている自転車専用のループ式の高架道路を登っていきます。眼下に造船所や、行き交う船を見下ろし、ひたすらペダルを漕ぎます。橋のたもとまでたどり着くとそこからは長くて高い橋の 上をひたすら走ります。3つのつり橋が連なる来島海峡大橋は合わせて4㎞。その第一大橋をF1001537渡り終えた地点から直下にある橋脚の島となった馬島へ降りる事にします。原付も乗れる連絡エレベーターで島に降下し、島の小さな港に行ってみます。長閑な眺めに一同一息つきます。私は岸壁下に気持ちよさげに浮かんでいるクラゲに見とれています。が、ここでいつまでも一服している訳にはいきません。まだツーリングは始まったばかりです。港を後に、丘の中 腹にあるエレベーターまで戻り道、電動アシストのテストを兼ねて全力で漕ぎます。すると後ろから見えない誰かがバイクを押しているかのように坂道をすいF1001532すい上がっていきます。今までママチャリタイプの電動アシストは乗った事はありますが、あまりアシストされている実感はありませんでした。が、この自転車は違います。<ザクとはちがうのだよ!ザクとは・・!>のセリフを呟くランバ・ラル大尉の気持ちが分ります。それ(調子をコイているビギナー)を見 たベテランH野氏は後ろから、ベテランの意地を見せるべく、疾風の様に抜いていきます。<さすが、歴戦の勇者・・・。>と感心しましたが、エレベーターの中でH野氏が息を切らせていたのを見てしまいました。思えば電動アシスト付きのアドバンテージは、一般人がサイボーグ化するか、パワードスーツを着けた様なものなのかとの思いを強くF1001530しました。少し他の方々には申し訳無い気がしましたが、それはそれで自分が歴戦の勇者と対等でいられる事に少々嬉しく なります。再びしまなみ海道に戻り、長い来島海峡大橋大橋を渡り切り大島に上陸します。空からは小さな雨粒が降ってきます。以後は、雨足が強くなると休憩。止むと移動を繰り返します。小さな丘を上下しながら一般道で島を貫けます。やがて伯方・大島大橋が見えてきました。海面近くから橋桁上までひたすらスロープを上がっていきます。今では坂道部分では先頭を走らせてもらっています。昨日までは、、途中リタイヤになって足手まといになる悲惨な姿をイメージしてしまい、何か理由をつけて欠席したいという気持ちも少し(いや、本音は・・・)ありました。それなのに、反則技とも言える電動アシストの性能のおかげで、すこぶる快調に坂道を飛ばしています。これは予想外の展開であり、少々痛快でもあり、実に楽しい・・・・。伯方・大島大橋を渡りきり伯方島西部の一般道路をかすめるように走り、大三島橋を渡ります。本州四国連絡橋で唯一のアーチ橋で、いままで吊り橋ばかりだったので新鮮に感じます。ここは本州四国連絡橋の中で最初に完成た橋として知られています。橋を渡って大三島に入ります。東海岸に沿って北上すると、やがて美しい斜張橋が姿を現します。広島F1001527F1001528との県境の橋、多々羅大橋です。が、橋を渡る前にある道の駅多々羅しまなみ公園で遅い昼食をとる事にします。人間ミサイル氏はマハタ(あら)料理、H野氏と私は今治のB級グルメ<焼き豚卵丼>を注文。それぞれ、美味しく頂きます。焼き豚卵丼は名前の 通りの内容でしたが、そのシンプル故に美味しかった。

しばしの休憩の後、いよいよ、多々羅大橋へのアプF1001529ローチを開始します。今見えている向こう岸は広島県です。