しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

初めてのパイプオルガンと初めての333ビール

2012-08-13 23:04:15 | コンサート

2012年7月21日(土)

F1001489_2 F1001488 徳島を出発したのは13時前。人間ミサイル氏の運転で大阪に急ぎます。明石大橋を渡り阪神高速に入るとカンカン照りの空が、急に暗くなり、前方の視界が遮られるほどの豪雨が降り注ぎます。仕方なくゆっくりと東に向かいますが、淀川を渡る頃には小雨に。車をコインパーキングに入れて、向かったのは<ザ・シンフォニーホール>。何とか16時の開演に間に合いました。

本日はN響「夏」2012大阪公演と銘打ったフランス音楽中心のプログラムを楽しみます。指揮はジョン・アクセルロッド。1966年生まれのテキサス出身。初めて聴きます。颯爽と指揮台に上がりビゼー:「カルメン」組曲を颯爽と演奏し、掴みはバッチリ。カルメンはこうじゃなくっちゃ!2曲目・3曲目はバイオリン演奏者としてレイチェル・コリー・ダルバが加わりショーソン:詩曲とラヴェル:チガーヌを情感豊かに演奏します。でっかい綺麗なお姉さんダルバの奏でる調べにうっとり・・・。そうして15分の休憩をはさんで本日の目玉、サン=サーンス:交響曲 第3番 が始まります。ゆっくりと静かに始まる第1楽章は、次々現れるテーマが波の様に繰り返し現れ、さまざまな楽器により、さまざまな表情を聴かせてくれます。そして第2楽章冒頭の爆発的な始まりから、怒涛の様な音の流れの中に、気が付けば居ました。神々しいまでのパイプオルガンの重低音に聴きほれます。これは演奏を聴くというより経験するという感じです。オルガン奏者は、背もたれの無い椅子に、背中をぴんと伸ばして座り、おごそかに弾いています。そのストイックな姿に見とれます。演奏を引っ張るアクセルロッドの手綱さばきも素晴らしく、まさにグランドフィナーレという盛り上がりでエンディングを迎えます。人間ミサイル氏も満足の表情です。私もいつも以上に拍手を続けます。アンコールはファリャの「恋は魔術師」の〈火祭りの踊り〉。先ほどのサンサーF1001480F1001483ンスの熱気を冷ます事無く、さらに会場を熱くする演奏でした。

  良い演奏を聴いた後は、美味しい料理でお腹を満たしたい・・・。シンフォニーホールに行く時は何故かエスニック料理に・・・。特にベトナム料理になる事が多いのですが、今回は越南酒飯 ビア ホイ。JR大阪駅の環状線東側の高架下沿いをてくてくと歩いて行くと、その店にたどり着きます。地下への階段をおりると、中は大きくて、明るい賑やかな店です。ホーチミンのビアホールをイメージした大広間は満員の様で奥の板間に案内されます。人間ミサイル氏は、どんなに暑くても好物の熱い鶏肉のフォーを汗だくになって食べています。料理は結構適にF1001481注文したのF1001482ででF1001484 すが、どれも満足出来る味でした。最後に来たチャーハンは油ぽく無く、理想的な<パサパサ>状態で出て来ました。御馳走様でした。最後に、人間ミサイルさんに一言、<私だけビールを飲んでごめんなさい・・・・。でも我慢できなかったんです。ベトナムの333(バーバーバー)ビール、美味しかったです・・・>