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しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

ミッション・イン・北海道3(貨物の写真)

2007-04-23 00:22:55 | 旅行記

第一日目(4月6日)その3

陽もだいぶ傾いて来ました。登別から当てもなく苫小牧方面に電車で移動中、荻野にチップ列車の編成が停車しているのをキャッチ。途中下車します。  ホームに降り立ちワインレッドのチップ専用ワム480000をパチパチ撮影。誇線橋から見下ろカットが撮影でき、シートを外した状態と付けた状態の2形態を見ることが出来ました。途中下車のかいがあったと、ひとりで小躍り!

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しばらくして、北吉原方向からスイッチャーがやって来ました。これ幸いと撮影を続けます。正面は光線が当たっていますが、側面は影!そこで10分以上かけて駅の裏まで迂回して、ちゃんとした形式写真を撮影しようとしました。が、カメラを構えた瞬間、機関車は短いホイッスルを鳴らして動き出しました。真横からのショット1枚が、唯一の順光状態での側面写真です。チップの返空列車はゆっくりと、なつかしい2軸のジョイント音を奏でながら、工場へ去っていきました。

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車両のいなくなった駅構内は、悲しいほど寂しい風景に映りました・・・。

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出発間際のDD51原色機の返空チップ列車

これも貨物列車の写真という事で1ミッション完了ということにします・・・

札幌から夜行バスで稚内に向かいます・・・・

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10時半を過ぎているのに、にぎやかな札幌駅


ミッション・イン・北海道2(温泉編)

2007-04-22 15:56:47 | 旅行記

第一日目(4月6日)その2

本日の予定は実はまだ立てていない!ずさん且つ無謀ではあるが・・・・

とはいえ昨夜からほとんど寝ていないので温泉に入ってゆったりしたい。

北海道の温泉と言えば登別!そうだ登別に行こう!

という訳で、南千歳から苫小牧行き列車に乗り込む!

 苫小牧で乗り換えで30分ほど時間がある。少し早いが昼飯をと、駅の外に出る。十年ほど前に来たときよりシャッターの閉まった店舗が多く、結構寂れている。電車で1時間ほどで札幌に行けてしまうのだから、寂れてしまうわなと、一人納得してしまう。

 適当な店が無かったので手近にあったミスドに入って飲茶セットを注文。肉まんを食べながら、小さな疑問が頭をよぎる・・・。「私はなぜ北海道まで来てミスドで肉まんを、ほお張っているのだろうか?」せっかく北海道に来ているのだから<うに>や<イクラ>のような北の幸を食べなければ、来た甲斐が無いというものだ!私はなんて愚かな旅人なのだろうかと自分自身を呪いながら残りの点心をほお張るのであった。

旅行中は「極力名物を食するのだ!」という決意を胸にこれぞ国鉄型というべき711系電車に乗り込む。この生まれも育ちも北海道生まれの電車に身を預けると、遠くにに来たなと思う!Pict0029_1これから車窓を楽しむぞと思っていたにもかかわらず、眠りに落ちる・・・

目が覚めるともうそこは、目的地!

「ずっしりした温泉」を求め登別下車。

バスの待ち時間の間に次々と特急がやってきます!

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このまま撮影を続けたい気持ちではあったが、湯に浸かりたいという欲求が勝っていた!

駅からバスで温泉街へPict0049   温泉教授の松田忠徳氏著「北海道ホンモノの温泉」によれば登別温泉は道内東の横綱!その温泉街の中でも登別グランドホテルはべた褒めしている!評価の星が五つも並んでいる!

ここにしよう!

1000円をはたいて入浴する。やはPict0045り良い。疲れた体に湯がしみこむ!生き返る感じがする・・・。幸せ・・・!

大きなローマ風呂、最高!露天風呂、気持ち良い!

「ずっしりした温泉」ここにあり(ミッション1つ完了)

きわめて幸福な気分で、入浴を終えバスターミナルで一服

確かに良い湯に浸かり幸福感を味わったのだが、本で見た浴槽と何か違っている。何がだろうか?

ホテルでもらったパンフを見て謎が解けた!どうやら時間帯により男女の浴室を分けているらしく、Pict2000 私が入っていた大浴場とガイドブックの写真の風呂とは違っていたのだ!ガイドブックに掲載されていたローマ風呂は等身大の裸婦の彫刻が中央に配されゴージャス極まるもので、露天風呂は日本庭園の中にあり、滝が流れ落ちているといった野趣満点のものらしい。そしてこのすばらしい浴室は私が訪問した時は、女風呂であったようだ・・・。

それを知ってしまうと悔しい!パンフレットの風呂の写真が立派で魅力的なだけに、余慶に残念である・・・。

少しへこんだ私であったが、バスターミナルの自動販売機で北海道限定キリンガラナを見つけた!コーラもどきで薬くさい、きわどい味だと思っていたが、意外と後味良く、すっきり味!早速名物をひとつGet!

帰りのバスの車窓から、温泉街の入り口付近に起立する巨大なモニュメント発見!ビルの3階位の高さか?なぜに赤鬼なのか?

Pict10000 モビルスーツが実在すればこんな感じか?

白兵戦用の棍棒(ジャイアントハンマー)を持ち、右手で部下に指さすシャー専用(赤いから)新型モビルスーツMS028「ONI」!角が2本も付いているので強そう・・・

これならガンダムも叩き壊せるぞ!

でも豆に弱いぞ!


ミッション・イン・北海道1(序章)

2007-04-18 23:51:30 | 旅行記

2ヶ月ほど前に、「遠くへ行きたいぞ!」とばかりに新千歳行きバーゲン割引きの航空機チケットを申し込んでいたのだが、出発1週間前になるまでチケットを買っていたことさえ忘れてしまっていた。とは言え、はるばる徳島より行くからには、ただ行ってきましたでは済まない!

以下のミッションを完了させなければならない。

1.宗谷本線完乗…20年前の夏、羽幌線経由で南稚内まで乗車。翌日稚内から宗谷線       を南下する予定が、宿で落ち合った知人の自動車で塩狩まで行く事に!結局、稚内~南稚内、羽幌~名寄、塩狩~新旭川の各区間が残ってしまった。

2.鉄道写真…781系が秋で引退とのこと。できれば貨物も撮りたい

3.温泉…ずっしりした温泉に入りたい(源泉掛け流しで、疲れ切った体が生き返る!)

4.ラーメン…これぞラーメンというのを一杯いただきたい

以上のミッションを完了させる気構えを持って、渡道の日を迎えた!

第一日目(4月6日)その1

6時20分発高速鳴門から高速バスで三宮へ!三宮からポートライナーで神戸空港!そして新千歳行きJALに乗り込む。

飛行機は東に向かって離陸する。大阪市南港付近で南へ向きを変え、しばらくすると左に関空が見える、このまま和歌山方面に向うのかと思っていると、今度は西に向きを変え淡路島上空を飛んでいる。ひょっとして私は乗る便を間違えて九州に向かっているのではという心配が頭をよぎる。家島上空で突然向きを変え、およそ播但線のルートで日本海側に抜ける。まったく狭い大阪湾岸に3つも空港があるからなのか素人には解らないルートを飛行する。

天橋立を通過すると能登半島を通過する他は、ほとんど海上を飛行する。偏西風の関係だろうか?予定より10分ほど早着するとのアナウンスがあった。それを聞いて「しめた!」と心の中で叫ぶ。「北斗星3号が南千歳でキャッチできるぞ!これは幸先いいぞ!」と心は、<うきうき・わくわく>

やがて苫小牧港が見えてきてそのまま着陸態勢に入るのかと思っていたら、何故か内陸の方にどんどん入っていく。いつの間にか雪に覆われた新夕張駅上空へ。そのまま夕張線に沿って北上しやっと向きを変え新千歳の北側から着陸することとなった。

結局10分早着どころか10分遅延となってしまった。その時点で北斗星はあきらめ、この旅の前途が少し暗くなったような気がした。

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さらに私の気持ちを萎えさせたのが、会社の別の営業所にいる女性が私の携帯に、業務の質問をかけてきた事。質問してきた事はいいのだが、最後に「今どこにいるんですか。千歳!北海道ですか!すごいじゃないですか!だれと、行っているんですか?」(Hiテンション)に対して、「ひとりです。」と答えると、その同僚曰く、悪いことを聞いてしまったかのように「すみません!それでは(消え入る声で)」(プチ)といきなり電話を切ってしまった。どうもいい歳した男一人で、仕事を休んでまで北海道を旅することは、世間的に後ろめたい事に思えてきた。ますます、前途が暗澹たる気持ちになった。

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とりあえず、南千歳で来るものを片っ端から撮影。

来るもの、すべて珍しく気分もちょっぴり持ち直す・・・