臨床研究を始めます！

　最近は高血圧の薬「ディオバン」のデータ操作による論文取り消しの
ニュースが大き取りざたされています。
当院の外来でも、ディオバンの安全性についての質問がありました。

「臨床研究」についてのイメージがすっかり悪くなりましたが、
患者さんでどのような高価があるのか確認して治療法の有効性を
判断するためには重要な研究方法です。





「睡眠障害と生活習慣病を改善するための体内時計を改善する治療の研究」

この度、新潟大学医歯学総合病院　循環器内科で行われる
臨床研究に当院も参加しました。

睡眠と生活習慣病の関連を見るものです。
「メラトニン」という体内時計をリセットする睡眠薬を内服していただき
どのように病気が改善するか経過を追跡します。
現在は「ロゼレム」という名前で広く使われている薬です。
今までに内服されている薬は変わらずに継続していただきます。
検査項目は睡眠に関する質問の他は、通常の診察といつも行っている
定期的な血液検査で、特別な検査はありません。


新潟の地から新しいエビデンスを確立しようという「臨床研究」です。
患者さんひとりひとりの診療を行いながら、ひとりひとりのデーターを
集積していきます。
ご興味がある患者さんはお気軽にお問い合わせください。