たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

宇検を出て奄美市名瀬まで行く

2011年06月15日 | 日記

宇検村内を行ったり来たりではもの足らなくなり,6月11日,ついに宇検を出て奄美まで行くことにしました。出発は朝9時とやや遅めです。


宇検村には下水道設備があります。


あの山を越えると村境があります。


奄美市に行くには8つもトンネルを通ります。1番目の新小勝(あらんがち)トンネルです。全長238mあります。


自転車が通れる広い歩道が整備されています。


トンネルを抜けるとそこは砂利道でした。4月に引っ越してきて以来,舗装作業はすすんでいません。作業をしている様子もなく,工期を示す看板もありません。いったいいつ完成するのでしょう。道路に覆い被さるようにガジュマルが茂っています。


道路脇にはオオタニワタリも生えています。


ここでも道路工事をしています。この先はずっとカーブの上り坂です。


宇検村内にはイジュ木がたくさん生えています。まだわずかに咲き残っていました。


松の木から垂れ下がっているのはヤンバルセンニンソウです。まるでレースが下がっているようです。


ようやく頂上の赤土山公園に到着。約4キロで標高差240mを上りました。出発地から約8キロしかありませんが,40分もかかりました。ここで小休止です。


水洗式トイレがあります。


水の濾過施設とポンプです。


ヤンバルセンニンソウがここにも咲いています。花の名前を書いた荷札が付けてありました。


赤土山公園からしばらく走ると村境につきます。宇検村には「FMうけん」というコミュニティFM局があります。


看板の反対側です。「いもーれ」とは「ようこそ」という意味です。


ただのウサギの飛びだし注意ではありません。奄美大島と徳之島だけに生息する「アマミノクロウサギ」の看板です。


2番目のトンネル「役勝(やくがち)」トンネルです。


付近に人家がないので自転車が走れる歩道はありません。全長1122mの車道を走るのは大変怖いでした。今後はトンネルでなく旧道を走ることにします。


トンネルを抜けた場所の風景です。山しかありませんね。


ようやく国道58号線との合流地点です。出発から約13キロ,50分かかりました。


奄美市住用ではアジサイが咲いていました。


3番目のトンネル,「石釜トンネル」です。ここはわずか210mです。


下り車線側に広い歩道があります。


奄美市街地に着くまでに間にある信号はここだけです。住用小学校と住用中学校の児童生徒のために付けられたと思われます。押しボタン式の歩行者用信号が2機あります。これまでに赤信号にでくわしたことはありません。


名瀬市住用町のマングローブ林です。カヌーツーリングもできます。3つの業者があり,料金はどこも1500円です。


「道の駅住用」です。


奄美市住用支所付近に着きました。昨年10月の奄美豪雨の時はこの付近も水につかったそうです。


4番目のトンネル「三太郎トンネル」が見えてきました。


トンネル入口の右側の空き地に不思議な物体がありました。


説明板が立っていました。水力発電に使われる大きな部品のようです。どうやら一帯は公園だったようです。土砂が流れ込んで荒れたままになっています。


三太郎トンネルの入口です。狭いながら自転車が走れる歩道があります。全長は2027mです。


三太郎トンネルを下り付くと「奄美体験交流館」が見えてきます。アリーナや温泉施設があるそうですがまだ行ったことはありません。


5番目のトンネル「城(ぐすく)トンネル」です。ここは短く246mしかありません。ここも豪雨災害の時は入り口付近が土砂で埋まったそうです。


下り車線側に広い歩道があります。


「城トンネル」を抜けるとすぐに6番目の「小和瀬トンネル」があります。ここは515mあります。


ここにも広い歩道があります。


和瀬漁港の公園で休憩します。


漁港です。


公園です。左側に立派な建物があります。何でしょうか?


すごく立派なトイレでした。左が女性用,右が男性用です。中央のスペースが気になります。


坪庭になっていました。豪華すぎる。


休憩を終え,7番目の「新和瀬トンネル」に向かいます。緩やかな登りです。このトンネルの全長は2425mもあります。


下り車線側に広い歩道があります。


トンネルを抜けると沢がありヒカゲヘゴの群生があります。


川にかかる橋から撮影しました。まるでジュラシックパークに出てくるような風景です。


トンネルの坂を下って左手を見ると不思議なオブジェが目に留まりました。竜のようです。


さらにその奥にはキリンがいます。普通の民家の庭にこのようなものがあるとは驚きです。奄美市名瀬朝戸入口付近にあります。


不思議オブジェを見た後,8番目の「朝戸トンネル」に向かいます。ここが最後です。長さ1725mあります。


ここの歩道は上り車線側にあります。早い時期に作られたためか歩道は少し狭いですね。自転車同士は走りながら離合はできません。


出口付近に工事用信号があります。豪雨による崖崩れを復旧しています。追突事故がよく起こる場所です。


ようやく奄美市街地が見えてきました。


中心部にはビルがあります。出発してからここまで約40キロでした。トンネル部分のトータルはいくらになるか足し算をしますと,8529mにもなりました。次にわり算をすると全路程の21%をトンネルが占めていました。
このあと市街地をうろうろして帰途につきました。


帰り着いた時のアンちゃんの状態です。工事箇所を走ったときにしっかり泥はねをつけて帰りました。このままでは家に入れて貰えません。洗車してようやく家に入れました。

 追記 所要時間:5時間3分 走行距離:87㎞ 平均速度:17.2㎞/h 最高速度:50.3㎞/h

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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有難うございました。 (焼酎学生)
2011-06-15 09:25:45
見応え読み応えがあるレポートです。
60パーミルもある山坂や、長いトンネルを走ること40キロ。往復では80キロ!
すごいパワーですね。
「宇検を出て奄美まで」のルート地図ご紹介も良かったです。
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写真の順番に苦労しました (ジテ通オヤジ)
2011-06-15 19:26:56
大量の写真を一度に掲載すると正しい順番に並べるのに苦労します。おまけに今回は似たようなトンネルの写真が多くて。撮影時の番号が手がかりにはなりますが,行きで忘れた風景を帰りに撮影すると混乱します。
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