寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

やっぱりガス釜?

2021-09-28 21:10:18 | 趣味
田舎の我が家では人が集まることが多かったこともあり、今も1升炊きのガス炊飯器(左)がありまして、きょうこれで新米を炊いてもらいました。


ガスは火力があって美味しく炊けるといわれてますが、あらためて実感しました。海苔の佃煮と茄子のお新香だけで2杯いけました。
自分で言うのもなんですが、いい炊飯器です。でも本当は米が美味いからなんです!

日本の米

2021-09-28 19:35:59 | 農家が思うこと
米に関しての疑問や言いたいことは沢山あります。

忘れもしない平成5年、専業農家だった父が急逝した翌年でした。勤め人だった私は、兼業で稲作をせねばなりませんでした。農機具の使い方は何とか、しかし種まきやら苗の管理などまったくやったことも無く、母に教えてもらいながらの作業の始まりでした。

そしてなんとその年は、全国的な冷夏による大凶作で米不足となった年だったのです。タイなどから緊急輸入する事態となったものの、外国産は食味の違いから口に合わないと、当時お付き合いもなかった多くの職場の上司や同僚が、口コミで我が家に訪れたことをよく覚えています。

それが今日では、外国産米がネット通販で購入できる状況。美味しくなったのか?それとも味に拘らない消費者が増えたのか?安全性は?日本の米はどうなってしまうのか?など考えていると複雑で寂しい気持ちになります。

LAST草刈り

2021-09-25 18:02:55 | 米づくり
稲刈りが終わって一息つく彼岸のこの時期、普通であれば嫁いだ娘らが家にやって来たろうに・・・、今年もまたかなわず残念。日本の風習も大きく変わってしまうのか?そんなことを考えると本当に寂しいです。



そんな中、仲間のカズちゃんが今年最後の草刈りを始めたので、私も見習って開始しました。今年は、都合5回目の草刈りです。少ない?

稲刈り体験

2021-09-18 19:47:00 | PR
地元の佐倉市立寺崎小学校では、毎年、校外学習の一環として5年生が米づくり体験をしています。
そしてその指導者が、我が村寺崎の足立先輩ご夫妻です。28年にわたり指導にあたってこられました。

先日、コロナ対策万全のもと、体験田作業のメインイベント稲刈りが行われました。
このあと、お米になった新米は学校給食で食べることになっているそうです。

ちなみに育てた品種は、昨年千葉県でデビューした「粒すけ」です。まだ馴染みが薄いようですが、
その食味はコシヒカリをも上回るのでは?との声もあるようです。

足立指導員による説明にも、私語を慎んで熱心に聞き入っていました。さすが寺小!



はじめて体験した稲刈りですが、しっかり説明を聞いてくれていたのでしょう。
鎌も安全に取り扱ってケガもなく、無事稲刈り作業を終えることができました。
今回ボランティアで協力された方々を含め皆さんお疲れ様でした。

最後に5年生のみんな~、将来偉い人になってこれからの農家を応援してくださいね!

のぼり完全撤収

2021-09-17 21:14:26 | 米づくり

同士とともに掲げたのぼり旗ですが、八十四石の稲刈りはごく一部残っているものの、明日からの台風14号に伴う影響を考慮して完全に撤収しました。一緒に作業にあたってくれたショウちゃんお疲れ様でした!


当初掲げたのぼり旗です。損傷したためにやむなく交換することとなりましたが、やっぱり田んぼでは赤い文字が映えます。来年も賛同が得られたら、これで行くべ!
ちなみに飛ぶ鳥はこの地に生息する鷹と思われます。