寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

いよいよ終盤

2023-04-29 21:46:56 | 米づくり
今年の機械植えは無事に終えまして、今日は家族3人でさし苗です。
いよいよ田植えも仕上げに入りました。といっても完璧にはできませんけどね。

田植機が古いからでしょうか、どうしても欠株ができてしまうんです。
機械操作の誤りもありますが、特に田んぼの水深が影響します。

どちらかといえば、ここらの田んぼの水は微かに光って見える程度の少なめがいいですね。
水量がある状態で植えると苗が浮いて植え付け出来ない箇所ができてしまいます。
そんな欠株となった部分を手植えしていきました。


そして今日は嬉しいことに息子が午前中なら手伝えるよといってくれまして・・・

おー、俺の若い頃と違うお前はなんていいヤツなんだ!と思いきや、ちゃんと母ちゃんに手伝い賃を請求してました。
なんてしっかり者の息子。でも一生懸命に手伝ってくれてる姿ほんと嬉しかったですよ。

どうか社会人になっても変わらず手伝いたのむぜ!

こうしてあと2日ほどかけて我が家の田植えは終了します。

田植え始まりました

2023-04-23 23:30:20 | 米づくり
八十四石ではすでに田植えが始まってます。
ここ佐倉市では比較的早い田植え作業、というのもこの地域は昔から洪水に悩まされてきたため、収穫時期に発生する台風を恐れてのことなんです。


そして昨日から我が家も開始しました。



このマシンも年代物、いたってシンプルなものです。
今では真っ直ぐ植えられるGPS付きのものもあるというのに・・・



簡単に田植機を説明すると、

まず目標の一点を決めて目を離さないで、その目標に向かっていくと同時にマーカーで田面に印を付けていきます。




これがマーカー、地面を転がる風車みたいなものです。




そしてUターンしたらマーカーで印された線に田植機中央にあるポールを合わせて植えて行きます。

この繰り返しとなりますが、大事なのは目の前の線を意識してはダメ、曲がります。マーカーで付けた地面の線はあくまでも参考にして、延長線上にある畦の何らかの目印一点を目標にして進みます。

真っ直ぐ植えたからといって味が良くなったり、収量が増す訳ではありませんが、真っ直ぐ植えられると気持ちがいいものです。




そして帰り道、八十四石米ののぼりが夕日に映えて綺麗に舞ってたので、ここでもパチリしました。

おー、なんと可愛い・・

2023-04-21 20:53:47 | 米づくり
今日も朝から代掻き。とにかくゆっくり丁寧にやらねばならない作業、時間との闘いは続いてます。

そして、ちょっと水が多めなんで抜こうと畦を歩いてると、田んぼに黒い塊が浮いているではありませんか。石が浮くわけないし何だろうと拾い上げたら、それは小さいカメ。これまで何匹も子ガメ見てきましたが、こんなに小さいのは初めてです。
実は、このあたりはカミツキガメで有名になってしまった地域なんです。
もしやカミツキ・・?と裏返してみると・・・、


腹にはしっかり大きなこれも甲羅と呼ぶの?があったので、どうやらこのカメはクサガメ(村では田ガメと呼んでます)のようです。

あまりにも可愛いので、こんど来る孫に見せてやろうとも思ったんですけど、まだ甲羅が柔らかくて、とにかく小さいこともあってエサとか考えたら、逃がしてやるのがベストとの結論に至りまして、安全なところに逃がしてあげました。シャンシャン。

変だと思いませんか?

2023-04-20 00:10:49 | 独り言
食べたくても満足に食べられない国民がいるというのに、どうして国産の安心安全な生乳を廃棄させるのか。
国が買い取って援助に回せばいいではないか。

そして大手マスメディアは、なぜこの問題について大きく取り上げないのだろう。さらに近頃では昆虫食推奨なんて話も・・・。まったく理解に苦しみます。