秋の訪れを告げる稲刈りシーズン、いよいよ村でも始まりました! トップバッターは、いつも頼りになるサダオ先輩です。
黄金色の絨毯!千葉のブランド米「ふさこがね」
このあたりでは「コシヒカリ」が主流ですが、サダオ先輩のこの田んぼは千葉県が誇るオリジナル品種「ふさこがね」です。コシヒカリより少し早く収穫できるのが特徴で、粒が大きくて食べ応えがあり、食味もコシヒカリに負けず劣らずと評判のお米です。

今年は水不足は免れたものの、猛暑日が続いたため、高温障害が心配されていました。しかし、稲穂を見るとそんな不安も吹き飛ぶほど、まずまずの出来栄えのようです。黄金色に輝く田んぼの風景は、本当に美しい。
我が家の戦い、相手は強敵「ヒエ」
さて、我が家も刈り取りをしました。こちらは稲刈りではなく、田んぼの厄介者「ヒエ」の刈り取りです。

2年目となる無農薬で栽培しているこの田んぼ、去年は機械で2回も除草作業をしたのですが、今年は雑草が少ないからと油断して1回に減らしたところ、案の定、大量のヒエが発生してしまいました。それでも去年よりはマシな状態なんです。本当に手間がかかる作業です。

本来ならもっと早く取り除くべきだったのですが、地面が固くなるのを待って作業を後回しにしていたのが失敗だった。ヒエは稲とそっくりで見分けがつきにくく、気がつくと稲より背が高くなっていることも珍しくないんです。

実はこの状態、ここばかりでなく除草剤を2割減らしたためか慣行栽培している田んぼ数枚でも起こって参ってます。
どうかこのままで...
稲が倒れる「倒伏」を心配しましたが、幸い、今のところは完全に倒れてはいないようです。

このまま何とか持ちこたえて、無事に稲刈りを迎えられるよう、祈るばかりです。