寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

カメムシ対策(その2)

2024-07-17 20:30:01 | 米づくり
我が村でも今年はカメムシが大発生してるようです。
やっぱり殺虫剤使おうか迷いますが使いません。

これまでカメムシはメントールの臭いが苦手らしく、すべての畦にとはいきませんがミント(ハッカ)を移植してみました。

そして第二弾として、あるものを散布しました。
なーんだ結局、農薬使ってるじゃない!と思われるかもしれませんが、実は、これ木酢液を希釈して噴霧してるんです。

木酢液は、木で炭をつくるときに出た煙を冷やして液体にしたものだそうで、土壌改良や植物の成長促進、さらには防虫効果もあるようです。
そこで当初から使用するつもりでいましたけど、はたしてどの程度カメムシ被害を防げるか、ちょっと微妙です。

環境保全するには・・・

2024-07-16 20:30:04 | 米づくり
今日は用水路の掃除当番、村の役員9名が1人ずつ輪番で作業にあたっています。

作業内容は毎朝夕6時、ポイントに溜まった木の枝や葉を取り除くというもの。

蛇口を捻れば水が供給される地域が多いなか、八十四石は昔ながらです。

そうして朝移動していると、今年も見事に咲いてます自生の「やまゆり」、綺麗です。
こちらまで花の香りが漂ってきます。
先だって役員による草刈り、慎重に行ないました。
なごやかにしてくれる自然の美を大事にしたいです。





そして作業後、耕作している田んぼを見まわると、だいぶ出穂が進んできました。
今年はカメムシ大発生といわれてますが、この水田には姿はありません。
かわりに稲穂の間にクモの巣を発見、なにか捕獲したのかクモは活発に動いてます。

クモはカメムシを退治してくれる大事な益虫。
今年我が家は、すべての水田で出穂後の殺虫剤は使用しないと決めています。
クモよ、遠慮せずに思う存分カメムシつかまえてくれ!

穂が出てきました

2024-07-10 22:22:07 | 米づくり
すでにまわりの水田では出穂が進んでいるなか、やっと我が家のコシヒカリの穂も出はじめました。

これから花が咲いて受粉しコメとなりますが、そこで注意しなければならないのは、斑点米となって品質低下を招いてしまうカメムシによる食害です。

コメの等級が落ちようとも、我が家はすべての水田でカメムシを駆除する殺虫剤は使用しないと決めています。

たった3週間でこんなに・・・

2024-06-05 21:17:52 | 米づくり
オーガニック栽培への関心が高まって、無農薬・無化学肥料で挑んだ4反歩の水田。エンジン式除草機で2回目の除草を二日かけて行いました。
1回目の作業では特に雑草は特に気にならなかったものの、2回目となる今日は、作業していくうち田んぼの中心部に近づくと、こんなに草が生えてます。
1回目の除草から3週間、短期間でこんなにも草は生え生長してしまうのだと痛感しました😞 
1週間遅かったか・・・。

さすがに除草機では対処できないので手で取りました。

はじめは取った草を機械に載せて運んでましたが、とても載る量ではありません。
結局、大きな草を抜き取って手で運びましたよ😓

その草がこちら↓

上がノビエ、下が・・・コレなんでしょう、ツル状になってますアシカキ?イボクサ?
すみません農家だというのに正式名を知りません😅 

最終的にこれくらいの量の草を10回以上は手で取りましたよ。
おのあと除草機で・・・。

除草剤散布してれば、こんなに手間かけなくても?
いいえ来年の作付け、雑草を抑制するにはどうしたらよいか、稲葉光國先生の稲作研究所はじめ自然農法の動画観て再チャレンジします。

あらら、これは雑草?

2024-05-19 20:51:25 | 米づくり
一部の水田(4反)で無農薬、無化学肥料でチャレンジしているなか、こちらの慣行栽培してる田んぼが、エライことになってました。
条の間にこんなに草が・・・。

除草剤を減らしているとはいえ、こんなにも雑草(ヒエ)が生えるものなのか?と恐る恐る引っこ抜いてみたら、
なんと根元に籾が付いてます。黒っぽいのが籾です。

昨年は異常な暑さ、そのせいか収穫後に切り株から生えてくる二番穂がしっかり籾を付けてました。
食べられそうな昨年の二番穂、その穂からこぼれた籾が芽を出していたんです。
例年見られることにしても、こんなに稲が芽を出すとは・・・思いもしませんでした。