寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

我が村初のコンバイン

2023-08-27 19:51:19 | 米づくり
稲刈り2日目、今日も大気の状態が不安定、急な雨に注意しながらの稲刈りでした。

そして今日の作業を終えて帰る途中、まわりに見慣れないコンバインが刈り取ってます。
おっ、キャビン付き!?


見に行くと操作してるのは幼なじみのトシちゃんではあーりませんか・・・。

会社を経営する彼は実家思い、きっとプレゼントしたんだろうなぁ、と思ったら違いました。


それにしてもこのコンバイン、至れり尽くせりのマシンです。
スイッチ類多数モニター付き、とても私には使いこなせないだろうな・・・。
トシちゃん、法人化して俺雇ってよ!

稲刈り開始!

2023-08-26 21:08:26 | 米づくり
二日前から八十四石ではコシヒカリの刈取りが始ってます。
今日から我が家もコシヒカリの収穫開始です。
例年であれば低い水田から始めるのですが、今年は山側の高い田んぼからです。どうやら風の影響を受けないからか、出穂が早かったんです。

大気が不安定なのか、時折雨が降る中での作業、やむなく中断を余儀なくされました。

ちょっと収穫が早いかな?と始めた稲刈り、乾燥機にかけると何と乾燥してるのに驚きです。例年であれば最初に刈り取る水分は、25%を下回ることないのにバラツキはあるものの今年は23%台です。

乾燥開始から2時間ほど経過した水分は22%を下回りました。

千葉県は高温が続き降水量が少なかったためなのか、かなり乾燥しているようです。
近隣の農家の皆さん、過乾燥に注意!参考にしてください。

村では稲刈り始ってます

2023-08-22 20:37:31 | 米づくり
我が村の主な作付け品種はコシヒカリ。
コシヒカリよりも早く収穫できる“ふさこがね”の刈取りを終えた農家がいます。

耕作規模が大きい農家の一人サダオ先輩です。

「ふさこがね」は、千葉県で独自に開発された品種で、粒が大きく冷めても硬くなりにくいのが特徴。おにぎりなどお弁当に向いています。

なぜ主流のコシヒカリの他に“ふさこがね”を作付けしているかというと、同品種だと刈り遅れる懸念があるからです。
刈り遅れるとコメの乾燥が進んで同割れしたり品質低下を招きます。

種蒔きをずらして2度する農家もいますが、サダオ先輩は早く収穫できる“ふさこがね”を作付けして時期をコントロールしてるんです。
そしてこのあとコシヒカリの収穫を迎えます。


今回、顔を出さなければとの条件で写真に収めさせてもらいました。

先輩はこだわりの育苗と田植えを行なっている研究熱心で職人気質な人。
決して自分からPRやセールスすることはしません。ほとんどのコメは業者やJAに引取ってもらっているんです。

そんなサダオ先輩の八十四石米を多くの方に紹介したい。農家と繋がってもらえるプロセスを現在思案中です。

もうすぐ稲刈り

2023-08-18 15:20:18 | 米づくり
八十四石の稲もだいぶ黄金色になってきました。

今年は好天(暑すぎ)が続いたので、収穫が早まるのではと思ってましたが、例年どおりとなりそうです。




ちょっとだけオーガニックに挑んだこの田んぼ。

毎年米ヌカを撒いていますが、今年はさらに化学肥料を減らして鶏ふんを投入してみたんです。そのためなのか一部倒伏しちゃいました。
また田植え後の除草剤の量を1割減らしたことが原因なのか、ヒエも目立ちます。稲刈りまでにヒエ刈りしないと・・・。




まわりのほとんどの農家は、植えると同時に苗に沿って肥料を撒いていく側条田植機、ウチは昔ながらの事前に田んぼ全体に撒く方式。植えた日は同じでも数日遅れが生じてしまうんです。
我が家のコシヒカリ、稲刈りは25日以降となりますが、今年は異常な暑さなので、登熟不良や乳白粒(シラタ)などの高温障害が発生しないことを祈るばかりです。