寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

昭和のおやつ?

2024-01-23 20:00:07 | PR
昭和30年代半ば生まれの私たち、小学校給食ではコッペパンと脱脂粉乳の時代。
すでに減反政策がはじまるころ、もっと早く給食でご飯が食べられていたら・・・、そんな時代です。

家に帰ると腹が空くんですね。
母ちゃん腹減ったというと、決まって定番の味噌を纏ったむすびを握ってくれました。
何十年ぶりだろう?妻に握ってもらいました。
塩むすびとは違ってふっくら温かいご飯が合います。
あれチョット味噌つけすぎた?


いまは飽食の時代、子供らには食べさせたことはありませんが、当時の私らにとって、米の味がしっかり感じられる美味しいおやつ、焼おにぎりにはしないで手がベタベタになりながら食べたものです。

そんな懐かしい味、きょうは箸を使っていただきました。
これで海苔を巻いてくれたら、betterいえいえbest最高でしたよ。
どうぞお試しあれ!

環境保全にもつながること

2024-01-20 20:18:06 | 地元紹介
今日はコメ農家役員による用水路に掛かる立木の枝を伐採しました。

コックを捻れば水が供給される水田も多いなか、なんとローカルな・・・、と思われるかもしれませんが我が村では古くからこの用水路を使って米作りをしてきました。



こちらアダチ先輩、自前の農業用の運搬車を用水路に入れて枝を切ってくれました。ちょうど昨年の今頃は、同時に手足骨折して治療に専念されてましたが、例年どおり米作りを完遂されたガッツある方です。


そして、しばしの休憩に飲む暖かいお茶は有りがたいです。コイデさんの奥様に感謝!



こんな一日かけての作業でしたが、あと何年続けられるのだろう・・・?と寂しい話題も交わされました。


尊敬する東大院の鈴木宣弘教授のこの記事のように理解ある近隣地域のみなさんの応援を期待したいです。

新年の餅つき

2024-01-13 19:30:50 | 我が家の出来事
昨年の暮れに餅つきしたばかり。まだ食べるの?と言われそうですが、実は今日のは、かき餅用の餅つきなんです。

10年ほど前までは 、決まって1月14日に厄除けや豊作を祈願する伝統行事 “成木餅” を作るときに一緒についてたんですが、今となってはかき餅のみとなってしまいました。
通常の餅つき同様、蒸しあがった餅米を投入して電源ON。
モコモコ始めたら味付けとして、食塩と具を振りかけます。
これは黒ごま、振りかけたときは、えっ、全体が真っ黒じゃん、かけ過ぎじゃない?状態も時間が経つと上手い具合に混合されていきます。



それを伸(の)していくんですが、これがまた熱いのですわ。私は軍手つけますけど妻は手の皮も厚いのか?へっちゃらです。




こうして我が家では毎年、黒ごま、桜エビ、青のりの3種類をつくります。

そして4、5日後に切って直射日光を避けて、およそ一ヶ月程度干していきます。
妻の作るかき餅、残念ながら八十四石米ではありませんが意外と評判がいいんです。
以前はちょっとした贈答用にしてたのですが、今では注文もあってけっこうつく量が増えました。
やはり天然素材とこの寒時期の自然乾燥でしょうか?
しかし妻が申すには、心を込めて揚げてるからだと・・・。

今年最初の野良仕事

2024-01-07 17:19:43 | 米づくり
新年を迎え4日から始まったアルバイト、初日は大変忙しい一日でした。
そして今日は田んぼの初仕事、昨秋もおこなった米ぬか撒きです。
米ぬかは、とても良い肥料のようで土作りの一環として撒いてきました。
とはいっても、家で出た米ぬかは耕作してるすべての田んぼに撒くほどありません。
この4反の田んぼ一枚に限ってのこと、美味いコメ作ろうと始めたんです。

昨年の秋は地が固まっていたので軽トラが使えましたが、そのあと耕運したので車は入れないため手作業です。

こんな手間を掛けて本当に食味は良くなるのか?不安になることもありました。
でも昨年からは、食味と同時にオーガニック(有機栽培)に関心が高まったんです。
今年は、よりオーガニックに近づくため、この一枚の田んぼで試験的に挑戦してみようと考えています。

あらら、風向きを考えて撒いたつもりが、着衣には・・・