寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

苗が出揃いました

2022-03-31 18:19:29 | 米づくり
種まきして並べた苗箱の上には、このような育苗用の白いシートを掛けて出芽を待ちます。今年は寒かったので2枚重ねてみました。

そして今日、種籾は芽を出し葉は緑に色付いてきたのでシートを外してあげました。

例年一週間ほどでこのような状態になりますが、今年は寒い日が多かったせいで少し遅かったです。


ハウス内の気温は場所によって差があります。やはり端の方の苗は育ちが遅いです。なのであまりにも生育が悪いときは苗箱をローテーションします。

そして今日からさっそく水やり、我が家では垂木で枠を作った上にビニールシートを敷いてプールの状態にして注水します。でも地面が水平でないので水回りが悪い苗は散水しないといけませんけどね。

こうして3週間ちょっと、毎日の観察と天候を見ながらの水やりを繰り返して田植えを迎えます。

播種完了!

2022-03-21 22:28:32 | 米づくり
播種(はしゅ)ということばを知ってますか?多分農業に携わる人以外は、聞き慣れないことばだと思います。播種とは種まきです。今日は稲の苗を作るための作業です。

例年では妹家族と村親戚のカネちゃんに手伝ってもらってましたが、今年は新たな助っ人が・・・、娘の旦那ケイ君が応援に駆けつけてくれました。
初めての種まきにもかかわらず、軽快に動いてくれて本当に助かりましたです。


これは種まき機械、3つのホッパには左から①床土②種籾③覆土が入っています。また①と②の間には散水装置が付いていて水が撒かれます。
機械の向かって左端に苗箱をおくと、これらの工程を経て右端に完成したものが出てきます。単純のようですが土や種籾の調整が意外と難しいんです。案の定、種籾が不足してしまいました。ぴったしカンカンにはいかないです。

今回天候の関係で急遽の作業となってしまい、時間的に我が家の機械は能力が劣るので、このマシンを仲間のカズちゃんが快く貸してくれました。ありがたいです!


それをこうして一枚一枚並べていきます。今日は日中、天気がよかったのでビニールハウスの中は真夏のようで汗だくでした。


こうして通路を残して一面に敷き詰め、最後に育苗シートで苗箱全体を覆います。
すみません、このあとの撮影を失念しました。正直撮影の余裕がありませんでした。

こうして約一週間後芽が出揃うと覆っている育苗シートを外してあげます。
芽よ、きれいに出てね!


直販店に出品しました!(補足)

2022-03-18 20:36:45 | PR
早速、質問がありましたので説明します。

Q.商品をよく見ると右側の蝶結びに何かリボンのようなものが見えるのは何ですか?

A.お答えします。結ぶのが蝶結びのため、容易に解けないようにする目的とアクセントにもなるかな?と思い付けました。


想いとしては、上のコンビニ販売で売れていたようにシールを付けたかったんですけど、費用と手間が・・・です。


直販店に出品しました!

2022-03-18 19:12:08 | PR
その後の八十四石米、お客さんは増えましたが、まだまだです。でも「美味しいですよ」と言葉をもらうと本当に嬉しいです。コメが安くなってしまった現在、何よりもその言葉が私たち生産者の励みです。

これまでPRしてきましたが、ここにきて農業に関係のないある先輩からは、「ぬるい!遠慮してる場合じゃないだろ、もっと積極的にPRしなきゃダメだよ!」と檄を飛ばされたこともありまして、このたび直販店にお世話になることにしました。

出品にあたり、コメ農家としては一単位の量が多いに越したことないです。でも満足してもらえなかったら・・・、そんなこと考えてコストが掛かって割高になってしまいますけど、「まずは、食べてみてください」の思いで少量の450g(約3合)を本日納品しました。

当然、顔の見えない不特定多数の方への販売ですので、色彩選別や砕け米の除去などできるだけおこなって、見た目もお米屋さんに負けないコメにしました。来店の際は、ぜひ購入を検討ください!

お店は、佐倉市観光協会が運営する佐倉ふるさと広場の「佐蘭花」です。
おっと、店内に荻野目ちゃんのポスターが・・・、佐倉親善大使の一人なんです。

場所ですが数年前、京成線沿いで崖の上のヤギ「ポニョ」が有名になった、あの場所のすぐそばです。

今月26日(土)からは、ふるさと広場ではチューリップフェスタが開催されます。

畦づくり(補足)

2022-03-12 09:02:32 | 米づくり
昨日アップした畦づくりYouTubeが非公開になってました。設定し直したので観られると思います。

また質問がありましたので追加説明したいと思います。

Q トラクター前面に付いているタンクは何ですか?


A タンクの中には水が入っています。散水装置をオプションで付けなければなりません。というのもこの地区の水田の土は、側面の羽状の円盤や上面のローラーに纏わり付いてしまうため、円盤とローラーに散水しながら作業をします。また市販のタンクは小さく効率が悪いため、自作した大きなタンクを据え付けています。



ただいま侵種中の種籾、あと一週間もすると種まきです。今年もしっかり芽を出してね!