寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

食料安保に動きが・・・

2022-12-28 23:35:50 | 農家が思うこと
最近、一部では食料危機や食料備蓄などの言葉を耳にしますが、これまで鈴木東大院教授が警鐘を鳴らしてこられた食料安全保障について、やっと政府は聞く力を持たれたようです。

この記事の中で、ほぼ輸入に頼る化学肥料を減らして、堆肥や下水汚泥といった国内の資源を活用するという目標を掲げています。 


これは汚水汚泥から肥料の三大栄養素の一つ 『リン』を取り出し て循環農業を意識した神戸市の取り組みです。早く全国に広がるよう願うばかりです。


のぼり旗更新!

2022-12-24 23:20:22 | PR
我が村の「八十四石米」は、おかげさまで好評をいただいております 。応援くださる皆さま本当にありがとうございます。

ところで、秋の収穫を終えたあとの通称ベイシア通りに掲げていた「のぼり旗」には痛みがでていました。完全撤収を考えましたが、この通りは頻繁に渋滞が発生する道路で、冬場となると景観に寂しさが漂いまして、ということで今冬も景気づけに継続して掲げることにしました。


ところが先月注文したにもかかわらず材料が入らないとのこと、約一ヶ月の遅延となってしまったのです。そのため傷ついた旗はこんな状況に・・・。たぶん通りからは、なんて痛々しい旗が舞い不快に感じられた方も多かったと思います。
でも、よく耐えてくれた「お疲れ様」の思いを込めて本日、村仲間で交換しました。



新しくなったのぼり旗、元気に舞いますので、近隣の皆さま、地産地消に関心を・・・、そしてコメ農家を応援してください!

米糠は良い肥料?

2022-12-18 20:16:24 | 米づくり
米糠(ヌカ)は肥料になると聞いたもので、5年くらい前から一部の水田に化学肥料の他、家で出たヌカを撒くようにしています。気のせいかもしれませんが、食味が良くなってきてるような・・・。そんな訳で今年は二番穂を刈り取ったあとに撒いて耕運しました。

二番穂というのは、稲刈り後の株から再び出てくる稲です。丈は短いですが籾も付くんです。食べられませんけどね。

二番穂は土に馴染みづらいので、大変ですけど刈ってやると稲株もあまり気にならなくきれいに耕せます。

より一層うまいコメになーれ・・・との思いと、有機栽培を意識して、このあと年明け2月頃にちょっと多めにヌカの追加投入を予定しています。

酪農家は切実だ!

2022-12-06 23:53:24 | 農家が思うこと
東大院鈴木教授のFaceBook投稿から引用。

我々コメ農家はある程度、直接消費者に販売できるが、生乳となるとそんな訳にもいかない。乳牛は毎日乳を搾ってあげなければならず、そして保存時間も限られてしまう。コロナ禍で学校給食など牛乳の消費が大きく落ち込んで日本の酪農家が苦しんでるのなら、カレントアクセスと称する乳製品の輸入を止めて国産の生乳で対処すればいい。まして食料危機がやってくるかもしれないというときに、とにかく政府は早急に酪農家を守るべきだ!