寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

気候がおかしい?

2022-06-26 21:50:23 | 米づくり
より質の良い美味いコメを作ろうと例年より早く落水して中干しを開始したのでした。

中干し開始時の稲


前半は梅雨らしい天候でなかなか水が切れず、平均20数本だった茎は分げつが進み30本を優に超える数になっています。


ここにきて6月の気候とは思えない晴天と真夏日が続く予報が・・・、地面のひび割れも酷くこのままでは稲へのダメージが懸念されるため、急遽、例年よりも5日早い7月1日から用水の供給を再開することになりました。すぐにでも水を与えたい状況の田んぼも目立ちます。これも異常気象なんでしょうね。


ちなみに今日は草刈り作業でその帰り道、中途半端に草刈りしてある田んぼが・・・。

昨年紹介しましたミツモト先輩の田んぼです

佐倉市で発見されたことで命名された「サクラオグルマ」の花が咲きはじめました。今年も保全のために刈取らないよう注意しながらの草刈り、お疲れ様です。

昔ながらの作業です

2022-06-25 21:33:45 | 米づくり
今日は村役員による用水路清掃です。市内のほとんどの地区では蛇口を捻れば水が供給されるようですが、私たちの地区では昔ながらのローカルな方法で水供給を行っています。よってこのような作業が欠かせません。
水路の両脇の草木を刈り取って農道に掻き出します。


今日は天気はよかったものの真夏日のような気温のなか、水分補給を十分確保しながらの作業となりました。いやー、結構しんどいっす・・・。

今年も蒔きました

2022-06-21 22:46:34 | トピック

昨年紹介しましたこの植物、そう枝豆です。こちらでは田んぼの畦を「くろ」といい、そこで育てるので「田のくろ豆」と呼んでいます。もともと畦を強くする目的もあったようですが、畦は比較的水分を含んでいるので良質な豆が作れます。種を蒔いて3週間ほど経つと芽はこのようになります。


誤って芽を刈らないよう周りを手作業で取り払ったところ。このあと草刈機で雑草を刈取ります。
一般の種蒔きと変わっているところは、1個の穴に種を2粒蒔いた後、おたまで半分くらい田んぼの泥で覆うことでしょうか。泥には養分が含まれているので育ちがいいようです。

枝豆は大豆の未成熟のもの、これまでは枝豆として食べていましたが、今年は少し多めに蒔きました。というのも大豆にして噌を作るとカミさんは張り切っているからです。

鷹ではなかった!?

2022-06-19 21:56:35 | 地元紹介
過去のブログで八十四石には、タカが生息していると発信してしまいましたが、どうも思い違いだったようです。
実は、先月はじめ頃から、ピーヒョロロロ・・・と、鳥の鳴き声が気になってました。その鳴き声といえばトンビですよね。
同じタカ科の鳥のため、どうも村人みんなが誤解していたようです。そして昨日、草刈りしてたらピーヒョロロロ・・・と聞こえたもので慌ててスマホで撮影開始。鳴き声は拾えませんでしたが、あとで調べたところ尻尾の形が台形なので、タカと思ってた鳥はトンビに間違いないですね。

のぼり旗を追加しました!

2022-06-11 20:29:25 | PR

コメ価格が安価で推移しているところ今年の価格動向が気になります。燃料や資材、特に肥料価格がとんでもない状況に・・・、これでは本当にたまりません。
そんな気分を変えようとの思いから、八十四石米のPRを兼ねて村の仲間でのぼり旗を追加しました。痛みが激しく4本まで減ってたんです。



そして昨年同様、節を2個ほど抜いた竹を畦に打ち込んで、のぼり竿を立てるという方法で行いました。
時間によって渋滞が発生するこの通り、きっと多くの皆さんが観てくれることと思います。八十四石米、よろしくお願いします!



そんな作業をしてたら、サダオ先輩がある巣を発見。どうやらこれが特定外来生物に指定されているカミツキガメのもののようです。10個くらいでしょうか、全てふ化してます。
昨年はだいぶ減ってきたといわれてた矢先、この姿を目の当たりにしてしまい仲間一同ショックを隠せませんでした。