多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

ブッシュ大統領がアルジャージーラ攻撃疑惑

2006-01-11 00:01:38 | イラク戦争
 昨年、12月22日付の英国の新聞「デーりー・ミラー」の報道が話題をよんでいる。ブッシュ大統領がカタールのテレビ局、アルジャージーラへの爆撃を計画していた、というのだ。これは、英国のブレア首相側近が情報源とされる「ダウニング・ストリート・メモ」からという。
 米国がイラク戦争を起こす前、国連の査察団がイラク国内で執拗に調査を行っても、大量破壊兵器は見つからなかった。しかし、ブッシュ大統領は、イラクと戦端を開き、バクダットを攻略したが、結果として大量破壊兵器のかけらさえ発見することはできなかった。代償として多くのイラク国民が殺され、多くの子どもたちは劣化ウラン弾による放射線被爆にあい、白血病で苦しんでいる。しかし、ブッシュ大統領は、戦争犯罪人として訴追されていない。アメリカが世界の警察だからだろうか。
 そのブッシュ大統領が、アラブ世界のメディアである「アルジャジーラ」を目の敵にし、爆撃を企てたということが明らかになったという話だ。
 「デーリーミラー」によれば、この話をしていたブッシュ・ブレア両氏は、真剣そのものだったという。元英国防相のピーター・キルフォイルは、このときの会談記録を公表することを要求しているとのこと。「ブッシュのような権力者が、こんなに傍若無人の発言をするなど、考えただけでおそろしい。記録を公表すれば、戦争を仕掛けた人間たちの内心がよくわかるであろう」と。
 このブッシュ大統領の発言があったのは、アメリカ軍がファルージャ全面攻撃を行っている最中。「アルジャジーラ」は、ファルジャーで闘う抵抗勢力の内部からの映像を流し、兵士や民間人の死体写真を公表していた。
 今回のメモにより、バクダットでのメディア関係者への爆撃や2001年に発生した、「アルジャジーラ」カブール支局の爆撃は、事故でなかった可能性が指摘されている。
 もし、これらが事実であるならば、ブッシュはとんでもない、輩であり、ブッシュを支持し、日本の自衛隊をイラクに派遣したニッポンの小泉首相の責任も問われなければならない。

 詳細は下記アドレスをクリックしてください。

http://wtfbl2.exblog.jp/i2

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「成人の日」に「平和」と「... | トップ | 次回実行委員会は1月22日に開催 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イラク戦争」カテゴリの最新記事