淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

再会

2017-06-10 08:02:23 | すらごと日記

 

 

すんません またカメラの思い出話です。

オイが初めて買った一眼レフカメラ「キャノンFTb」は新婚旅行の為に
近所のカメラ屋さんで購入したとです。

FTbのズッシリした重たさに「あぁやっぱこれが一眼レフカメラの重さばい!」と手に取りながら
シャッターば押すとミラーが跳ね上がりガシャリ~~ンと手のひらに響く音の高さが嬉しくて
夜更け過ぎまで何度も何度もシャッターば切り続けていたとです。

ばってん式が終わってタクシーで福岡空港に着いてからカメラば忘れたとに気付いたとです・・・・・・。

家内が実家に電話して実家のカメラば義兄夫婦が車で持って来てくれたとです。
実家のヤシカのカメラのシャッターの音はあまりにも静か過ぎて
それが余計に辛くて淋しくなって来た事ば今でも思い出すとです。

旅行から帰るとFTbは家内の嫁入り道具の箪笥の引き出しの中に大事に眠っておりました(笑)。

その後オイのカメラ遍歴が始まり10年位経った頃FTbば他機種購入の為
下取りで手放してしまったとです。

そしてオイは最近になって急にFTbに会いたくなってきたとです。
ヤフオクで探したとです。

写真のFTbがそうです。
当時のレンズフードば付けてみたら、40数年前と全然変わらんとです驚いたとです。
これは、ホントにオイのFTbが帰って来たのだと思う事にしたとです。
そしたらガバイ嬉しくなって来るとです。

毎日、机の上に置いて眺めておると思い出が溢れて来るとです。
新婚生活、出産、初節句、お遊戯会、運動会、家族旅行・・・・・。
考えれば写真ば撮るのは楽しい時間ばかりやったとです。
ただ一つ新婚旅行は撮れんやったばってん・・・・・。

FTbに語ります
「あん時はごめんね忘れてしもうて・・・・。」

 

FTbは何も言いません。




 


読 「本バスめぐりん。」

2017-06-08 18:17:11 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

3000冊の本を載せて種川市を走る移動図書館、愛称めぐりん。
乗り込むのは、65歳の新人運転手テルさんと図書館司書のウメちゃんだ。
2人と1台を待ち受けるのは利用者とふしぎな謎の数々で?!本でつながる想いをのせて
移動図書館は今日も走る!

******************************************

いつもの移動図書館で係りの女性に「何かお薦めはなかですか?」と訊いたら
この本ば勧められたとです。
「移動図書館が出ているんですよ、あたしが見つけて入れたとです。」と言われたら
借りないのも悪いと思って借りたとです(笑)。

良かったです。
図書館の一冊の本は人から人へ読まれております
その同じ本を読んだ人は何処のどなたか分からんばってん
心は繋がっておる気がするとです。
少なくともオイと移動図書館の係りの人とは!(^^)!

そげな思いばさせてもらった本でした。


読 「七帝柔道記」

2017-06-06 07:52:42 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

「七帝柔道」という寝技中心の柔道に憧れ、二浪の末、北海道大学に入学した。
しかし、柔道部はかつて誇った栄光から遠ざかり、大会でも最下位を続けるどん底の状態だった。
他の一般学生が恋に趣味に大学生活を満喫するなか、ひたすら寝技だけをこなす毎日。
偏差値だけで生きてきた頭でっかちの少年たちが、プライドをずたずたに破壊され
「強さ」という新たな世界で己の限界に挑んでいく。悩み、苦しみ、悲しみ、泣き、そして笑う。
唯一の支えは、共に闘う仲間たちだった。地獄のような極限の練習に耐えながら
少年たちは少しずつ青年へと成長していく.

*******************************************************************

あまりの練習の過酷さに読んどるオイまでヘトヘトになった熱血スポーツ青春根性物語でした。
580頁の分厚い本の中には汗とうめき声が溢れておりました。
面白かったばってん最後は何となく「次に続く」の終わり方が残念じゃったです(笑)。
続編が出る事ば願っております。

 

 

 

 


読 「レミングスの夏」

2017-06-02 10:11:10 | 棚の上の本

内容紹介  読メより

僕たちは、あの夏から出られない――。
人生を賭けた少年たちの計画が、変わりゆく街と許されざる罪に鉄槌を下す。
少年たちのひと夏。青春と断罪のミステリー!

 **************************************

ありゃりゃぁ~~ ひとつ前に読んだ「夏をなくした少年たち」の年代が
少し変わっただけのあんまし面白くも無か本じゃったです。

続けて似たような内容のせいもあるかも知れんばってん
少年期の一途な気持ちば書いておるとばってん少年少女たちの姿は
小、中学生が大人のセリフば吐いているだけでオイには何も伝わらんやったです。