化合 今野 敏
今野氏の警察小説です。
エリート検事が殺人事件の捜査現場に踏み込み強行に犯人を決め付けようとするとです。
本当の真犯人を突き止めようとする刑事対検事との闘いです。
最後は収まるところにおさまりました・・・・・・・・・ハイ。
花のさくら通り 荻原 浩
落ち目の広告代理店「ユニバーサル広告社」越してきた町は閑古鳥が鳴く「さくら通り商店会」だった。
やがて「ユニバーサル広告社は商店主たちと共に商店会の活性化を目指す事に・・・・・・・・・。
うん うん 面白いです。荻原さんの作品は楽しくなるとです。
風刺とユーモアがつぼを捉えるとです。
藁の楯 木内 一裕
昔の本ばってん最近映画化になった本です。
物語は孫を殺された大富豪の老人が犯人の殺人依頼の懸賞金10億円の新聞前面広告から始まります。
警視庁SP銘刈は九州から警視庁までへの犯人護送の命を受け懸賞金目当から犯人を守る為の職務につくのだが・・・。
う~~~ん 10億円が人の心をここまで変えるのだろうか?
そこまでして残虐で陰湿な犯人を守る必要があるのだろうか?
それぞれに考え方はあると思いますが木内氏の本はやっぱいいと思います。
冬の旅 辻原 登
最初に躓いたのは職場でホモを疑われ辞めさせられた時だったのだろうか・・・・
その後、躓きを繰り返す男の名は緒方・・・・・・・・・。
つきから見放された緒方の物語は大阪を舞台に生々しい阪神大震災の現場等を中心に書かれています。
あの時の最初の躓きさえ無かったら・・・・・・・・・
毎日が暗い日の連続でも、しぶとく生きていく緒方・・・・・・・・・・。
桐野夏生さんが絶賛したそうです・・・・・分かるような気がします(笑)
関西圏の人には少しおすすめしときます(^_^;)。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
返却期間を上記の本は過ぎてしまいました。
今後は無理の無い読書設計で豊かな図書館ライフを目指したいと思います。