淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 ・「マル暴甘粕」 今野 敏 ・「縁」 小野寺史宜 ・「東京箱庭鉄道」 原 宏一

2019-11-24 07:39:10 | 棚の上の本

本ば読み終えてから日にちが経ちすぎると
どげな本やったかと考えてしまうとです。

すんません
そんな訳で・・・・・・記憶の断片ば探りながらの感想やけん
どうか  ザッっと  お目通し頂ければ幸いです"(-""-)"。

マル暴刑事のイメージとは真反対の気弱な暴力団担当の甘粕警部補は
本当に暴力団ば怖がっておるとです・・・心の底から・・・。
ばってん
そげな甘粕警部補が事件捜査では何でか活躍してしまうとです。
そんな訳で甘粕刑事のやる気の無さが事件解明に相まって物語ば余計に面白くする
そげな娯楽小説でした。

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小野寺さんの二冊目の本。
題名の「縁」と書いて「ゆかり」と読むとばってん
そのまんま人と人との縁ば描いた短編集やったです。

繋がる「縁」に救われる人々の物語ばってん
前回読んだ小野寺作品と同じく温かな人物描写も読後感も悪くは無かったとばってん
すんません 何でか今回は あんまし 心に残っておらんとです・・・・"(-""-)"。

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ある夜、道ば歩いておったフリーターの妹尾順平は
謎の老紳士から「東京に鉄道ば作ってくれんね」と頼まれたとです。

この先の展開は原さんワールド満載でどげんなるとかい?と
期待しながら読んでおったばってん
仲間ば募って苦難ば乗り越えながら鉄道建設の目標に向かい
最後は仲間たちと健闘ば讃え合いながら終わると言う設定に
少々物足りなさば感じたとです。

夢ば追いかける人々の情熱やらはそれなりに読めるとばってん
老紳士の正体やら何やら
原さんやったらもう少し違う味付けが欲しかったと思うとは
オイの勝手なお願いかもしれんです(笑)。

以上、今回は3冊で終わりにします!(^^)!。