住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

198 ホウキグサ

2006-10-15 22:02:58 | 風景
198-1 ホウキグサ アカザ科ホウキギ属

 
 思いがけず美しい光景を目にした。
 人工的に着色した様な色だ。
 草にもこう色があるのかと、驚くほどだ。



198-2 ホウキグサ(箒草)
 箒木(ホウキギ)とも言うらしい。そういえば源氏物語に帚木(はわきぎ)の巻があった。
 ホウキグサと関係あるのだろうか?
   
 見事な紅葉である。実も食べられる。とんぶりと言ってプチプチとした食感があり、畑のキャビアと言われる。
 それ自身にあまり味はないらしいが、佃煮になったのを食べたことがある。
 






197 秋、もの思わする頃

2006-10-14 14:32:24 | 風景
197-1 コスモス キク科コスモス属 
 群生するコスモスもいいが、一輪も好きだ。
 大輪でもなく、決して豪華でもないが、その清楚な姿には本当に心を虜にされる。
 このコスモスが、少年の日の、ある出会いと別れを思い起こさせた。

197-2 キンモクセイ モクセイ科モクセイ属 
 
 樹をゆすり黄金の雨よと身に浴びし少年いづこ金木犀咲く

 坪庭に三本の金木犀がある家に住んだことがあった。
 そこは、普段ほとんど人が降り立つことはなかった。
 guuchanが大学生になって初めて帰省したとき、そこに降り立ち、いたずら心に一本の樹に触るとばらばらと花が降り注いだ。
 母を呼んで、その目の前で樹を揺すって見せた。
 細かい花が滝のように、頭から降り注いだ。地面は黄色に色が変わるほどだった。

 その光景は、長く母の記憶に留められたようで、
 そのときのことを思い出して母が晩年に詠んだものである。
 
 金木犀の香りは、花が見えないのに、どこからともなく漂ってくる。
 その香りは、幸せの思い出と結びついているようだ。



197-3 ナナミノキ モチノキ科モチノキ属 
 公園のナナミノキがもう実を付けていた。これから春まで、冬中ずうと赤や黄色の実を着けることになる。
 春先に、小鳥が食べたのか、一日で実がなくなってビックリしたことがる。


197-4 紫炎 ナス科 
 M夫人のガーデンにある。観賞用トウガラシである。
 はじめ紫の炎がだんだん赤くなるのだそうだ。
 宝石のように見える。
 宝石の生る木だったらいいねえ。



196 セージとサルビア

2006-10-13 17:45:26 | 風景
196-1 チェリー・セージ シソ科アキギリ属

 
 M夫人のガーデンにお邪魔した。
 チェリー・セージは葉を一枚取って嗅ぐと、強いセージの匂いがした。
 赤い色が綺麗なのだが、写真に撮るとどうも映えない。何度も取り直した。
 あるいは、過去にもアップしたかもしれない。
 よくセージですか?と聞くと、サルビアだと言う答えが返ってきたり、
 サルビアですか?と聞けくと、セージだと言う答えが返って来て。
 柔軟性に乏しいわが頭はよく混乱する。
 
 調べてみると、アキギリ属が英語ではサルビアなのだ。
 だから、これはセージといっても、サルビアと言っても良いのだ。
 これで少し納得できたような気がする。



196-2 メキシカン・セージ シソ科アキギリ属

 
 これもアキギリ属だからサルビアなのだ。学名はSalvia Leucantha。花の密度が高い。





196-3 クレベランド・セージ シソ科アキギリ属

 
 学名はSalvia cleverandiiと言うから、これもサルビアと言っても良い。
 セージとは薬用サルビアのことだという記述もどこかにあった。




196-4 謎の道具

 
 さて、皆さんの家にはハエトリ蜘蛛はいませんか?
 戸や網戸の隙間からは行ってくるのであろう、2~3匹は大抵居るのではありませんか?
 虫を取るので益虫で、別に害をするわけではない。
 しかし、絶えず壁を這って回るので、壁に蜘蛛の糸がずっと張り巡らされているだろう。
 長年の間には、壁の汚れの一因でもあるだろう。
 蝿も居ないのに這って回られるのも気になる。
 guuchanは虫も殺せないから、捕獲して屋外に逃がすことにした。
 1m位の棒の先にプラスチックのコップをテープで固定しただけの道具だが、天井に居ても、壁の高い所に居るものも、
 まず取り逃がすことはない。優れものだ。
 毎日取って、外に出しても毎日。1~2匹は見かける。不思議だ。





195 門司、新名所

2006-10-10 11:50:49 | 風景
195-1 門司、新名所

 
 今年はじめ、門司に赤煉瓦プレイスという新名所がグランドオープンした。
 サッポロビール工場跡の赤煉瓦造の建築物群(大正2築)を再利用したものである。

 赤煉瓦プレイスへの全来訪者のための駐車場。柱頭に照明を頂く赤煉瓦の柱群が周囲ににマッチした造形だと思った。




195-2 シーサードレストラン里桜

 
 今日は、ここに昼食に来たのだ。
 ここで働いているお嬢さんから、一度来てくださいと言われていたが、その約束がまだ果たされていなかったのだ。
 近く、二人揃っての外出は難しくなりそうなので今のうちということで。
 
 この建物がレストラン向きかどうかは、色々意見があるだろう。しかし、古い物を活かして使おうという心が嬉しい。
 全く新しい空間に、自由に設計されたものは、予算の都合で実用一点張りのものになったり、斬新になったりするが、自由すぎてその形になる必然性に乏しい。
 しかし、古いものを活かして使おうとすれば、色々な知恵が必要になる。
 知恵を出し合うため、みんなで話し合って居るうちに愛がはぐくまれる。
 ここを訪れたとき、無意識にその愛を感じるのだろう、微笑ましく癒しを感じる。
 





195-3 赤レンガ物産館

 
 建物の左の方に物産館と称するものがあったが、ごく一部のようだった。建物全体が利用されているかどうかは知らない。
 付近の建物には、補強しているボルトや、ひび割れを補修しているモルタルが見えるが、
 古いものを大事に使おうという暖かさ、やさしさ、知恵を感じて、少しも違和感がない。
 そしてまた、新しい技術が開発されて、そのボルトやヒビが姿を消していくならそれはそれでいい。





195-4 松

 
 一本の太い松が残っていた。
 松の木の肌が、遠めにはすべすべしている様に見えた。





195-5 里桜弁当

 
 お弁当とはいえ、味噌汁、茶碗蒸し(写真に入ってない)、デザートまでついて、コーヒーもサービスされた。
 品数も多く、美味しく、ボリュームたっぷりだった。お値段は2000円。
 刺身を一切れ食べた後、思い出して写真を撮った。






194 教会の花

2006-10-08 23:23:40 | 教会の花
194-1 教会の花 
 今日は黄色中心です。ショウキスイセンのみが我が家のです。もう盛りを過ぎていますが、あるだけ切って行きました。
 
 突然、ブログ関係の時間が止まったみたいで、皆様には御心配をおかけいたしました。
 色々と宿題が重なりまして、時間に追われておりましたのでブログを開くのをためらっておりました。
 今しばらく、こういう状態が続くかと思いますので、更新やコメントが間遠になると思います。
 お許しください。

 もう、寒くなってまいりました。夜11時前ですが、外は14℃、朝方はもっと冷え込みましょう。
 どなた様も、お風邪などお召しになりませぬようにお気を付けくださいませ。