緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

黒潮をさかのぼって紀伊半島を巡る旅 全体的な感想

2018-04-27 11:37:02 | 旅行
 退職後絶対したいと思っていたのが旅行である。若い頃多分同世代のほかの人よりかはしていなかったと思う。しかも一人旅なので、どうしても宿代が高くつくので、それをクリアーするためまた気ままにという意味で車中泊を選んだ。以前から車中泊で気ままに日本全国旅行が夢だったのだ。大抵は退職後、御夫婦でされる方々が多い。橋杭岩の駐車場の隣は札幌ナンバーの御夫婦だった。しかし我が夫は病気をしたりしたせいか、旅行に行きたがらないし、また車中泊などみっともなく感じてしたくない派なのでしょうがない。ツレがいないからといって夢は諦めたくなかったので、実行することにした。夫も反対はしなかった。行き先としてはいとこや大学時代の同級生にもあってみたかったので、紀伊半島を通って四国まで行くか?と思っていたが、旅の下調べをしていくうちに、紀伊半島だけでものすごくたくさんの見所があることがわかった。その反対にあまり四国には魅力を感じさせるところがなかったので、紀伊半島に絞ってあちこち見て回ることにした。今思えば熊野の本宮大社も帰路寄ろうと思えば寄れたが、帰り着くのを4時としていたので、仕方なかったかと思う。下調べで気付かなかったのも失敗であるが。見て回りたいところを欲張って計画を立てたので、一箇所ずつがあまりじっくり見て回ることは出来なかった。でもほぼ全箇所見て回れたので満足度は高い。 実際に見て回らないとわからないことはたくさんあるんだな。ということがこの旅を通じて感じたことだ。そして紀伊半島は最近こそ熊野古道とかいって、脚光を浴びてはいるがまだまだ多くの人にその素晴らしい観光地が周知されていないとも感じた。また未知の駅などが綺麗で、どこもトイレでこまったことはない。そういったところはやはり日本ならではなのではないだろうかと思った。また、日帰り温泉などもたくさんあるので、車中泊にも困らなかった。ただ、道路際は止めるとうるさいということが分かった(橋杭岩で海側はなんとなく怖くて止められなかったので)
 今回出発の時こそETCと共用になっているクレジットカードをカードホルダーを覆っているケースとカードホルダーの隙間に間違えて差し込んでしまい取り出せなくて、ダンボールカッターでその覆っているケースを一部切って取り出したりして、40分も出発時間が遅れるなどのハプニングがあったが、そのあとは困ったことにも合わず、天候にもほぼ恵まれ良い旅ができたと思う。ただ、那智大社を参拝するときに歩き回っただけで、足が痛くなってしまったのには参った。もっと年をとったらもっと観光で歩き回るのは大変になるだろうから、なるべく年を取らないうちにあちこち行ってみたいと思った。

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