中国貴州省で日本語教師

2007年春~2009年春、青年海外協力隊

人事

2008年11月18日 | Weblog

外人先生は会議に出ないので(ちゅーごくきょうさんとうのとういんではないので当然といえば当然だが)知るのが遅れたが、大きな人事異動があった。首脳陣の大移動。

日本語学部がある外国語学院はそれ自体カレッジで、その上の大学はユニバーシティで、つまり英国方式だ。

それだけなら分かりやすい。

が、ユニバーシティの副学長は6人いる。
外国語学院カレッジのトップは院長と書記長の2人だ。
日本語学部主任は今回副院長に昇格したが、カレッジ副院長は合わせて5人いる。
カレッジ副書記も何人もいる。

そんなに人数が多かったら、誰が何を担当しているのか分からないんじゃないのかと思うが、実際、先生たちもみんな上司の誰が何を担当しているのか把握していないようだ。
本音で話せる友人に、どうしてそんなに上司の数が多いの?と聞くと、権力の集中を防げるでしょうという答え。
なるほど…でも、うーむ、わかったようなわからないような…。

外国の組織で働くと、組織の成り立ちも考え方も組織文化も当然日本とは違うので理解できないことが多い。さいきんようやく「中国式」がなんとなく分かってきたが、やっぱり日本と違うなーとしみじみ思う。しかし、働いてみないとぜったいにこの国を深く理解できなかったろうなーということも多いので、働いてよかった。…いや、よかったようなわるかったような。

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