愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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春分の日

2021-03-20 | 日記

今年は3月20日が春分の日、昼と夜が同じ時間になる日だ。何となく、春分の日は21日という印象があって、カレンダーを見るまで気付かなかった。そう言えば、夕方車を運転した時にカーナビは教えてくれなかった。いつも最初に車のエンジンを掛けた時、その日が何の日と教えてくれるのだが。そのサービスは午前中だけに限られているのだろうか?、もう4年目になるが未だにカーナビの機能を詳しく知らない。

  春分・秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈む。小学校の理科の宿題で、「太陽の上る位置と沈む位置を家から見える風景を絵に 描いて毎日記録する」というのがあったことを思い出す。上る位置は早起きが出来ずに断念、沈む位置は何日か観察したがほぼ変化がなくて飽きてしまった。一日では大きく変わらないが、半年間の宿題にして一週間ごとに付ければ位置の変化に興味が湧いたのかも知れない。自分でも思い付いたが、定期的な観測というのはなかなか実行できなかった。

 春分の日、秋分の日が来るたびに思い出し、日没くらい写真に収めておこうかと思いつくが、今日は雨で太陽は見えず。ちょっとした思い付きでは、やはり続かない。日の出・日没の位置の同じように変化を繰り返すことを古代の人々が見つけた時、おそらくそれは大きな驚きだっただろう。何か大きな啓示が与えられたと感じたに違いない。その啓示に従い観察し続け、春分・秋分の日の日没が同じことや、夏・冬にかけて半年ごとに南・北への振れを繰り返すことを知ったのだ。さらに、春分・秋分の日の出の位置を東、日没の位置を西と定めて、そこから気象観測や天体観測、時間の定義が始まったに違いない。

 そう考えると、日の出・日の入りの位置観測は小学生でもやればできる壮大な古代の時間との出会いの体験となる。真面目に宿題をやっていれば、自分でその感動の一部を体験できたかもしれない。今更とは思うが、日の出の位置観測はやはり早起きが辛いので、日没の写真撮影くらいは一年4回、春分・夏至・秋分・冬至と実現したいと思う。まずは、それぞれの日に覚えていることが出来れば良いのだが。


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