愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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鷹の渡り観察開始

2022-09-16 | 日記

鷹の渡りの観察が予定通りに始まった。「鷹の渡り」では、長野の白樺峠・愛知の伊良湖岬から和歌山・四国を抜け、大分・宮崎・鹿児島の佐多岬から沖縄方面へと島伝いに南下するサシバの渡りが有名である。だがこの時期、この辺りを渡って行くのは主にハチクマと呼ばれる鷹で、サシバよりひと回り大きく、「蜂を食べるクマタカ」との語源?に相応しい、大きく精悍な鷹である。9月後半になると、サシバやノスリも1割程度混じるようになる。

 例年観察の初めの頃には一日に数十羽か百羽程度しか観察できないのだが、今年も低調な始まりになりそうだ。気温の高さと言い、台風の予感と言い、20日頃までは「じっと我慢の観察」となりそうだ。一日5時間から7時間、太陽や雲の下で空を見上げて双眼鏡を右へ左へと降りながら探し回る。座ることも忘れ、1時間や2時間立ちっぱなしも珍しくない。腰の痛さを覚えても、鷹を発見すると全員が立ち上がって我を忘れてその飛跡を確認する様子は、時折、ハイキングで訪れる登山者を驚かせてしまう。何とも楽しく、かつ異様な?ハチクマファン達は、今年もしっかり健在の様子だ。

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