梅雨明け
2021-07-13 | 日記
仕事に向かう車のラジオで「梅雨明け」を知った。天気図を見ると梅雨前線が東北南部に残っていたが、2日後の予想天気図では前線そのものが消え去っていた。梅雨前線は通常、東北・北海道辺りまで北上してから消えて行くという印象があったが、今年は上がり切る前に消滅するらしい。そのせいなのか、今年は例年より少し早く梅雨が明けることになった。
梅雨明けと知ってから空を見上げると、青い空のあちこちに積雲らしき雲ができ始めていた。山地の上に並ぶ積雲は、午後には積乱雲に発達するのだろう。梅雨の間に山々には多くの水分が蓄えられているから、梅雨明け直後の暑い晴天の日の積乱雲の発達は目覚ましい。早々に夏の雲の登場となった。雷と夕立の季節が始まりを象徴するように、高く発達した雲の奥からは微かに低い音が聞こえて来た。