1投目マジック…。
その日の釣りの1投目で、思いがけず?魚が釣れてしまう事を言います。
1日の中で1回しかチャンスはありません。
ポイントを移動した後の1投目も1投目と考えるのであれば、
1日の中で数回はチャンスがあるかもしれませんが、
それでもわずかです。
1年の1投目となると、さらに状況は変わります。
なにしろ、1年に1度しかチャンスはありません。
年間30回釣行するとしたら、
冒頭の1日の1投目の30分の1という少なさです。
前振りが長くなりました。
2021年初釣り、
西の近場のポイントでキャスティングによる第1投。
まさに2021年の1投目です。
6、70m先に着水、アクションを1回、2回。
スーッと海面にラインが走ったように感じました。
「ん?来る??」
その後、
「バッシャ―――ン」
ワンテンポ遅れてライン、ロッドを介し手元に感じる重さ。
「おりゃー!」
2021年1月4日、外房に初釣りに出かけました。
前日の3日、この4日と天候に恵まれました。
3日は大勢の方がボートを浮かべたようですが、
4日は一転して静かなゲレンデでした。
NEOカワノさん、市原ケンマリーンさんと朝は3艇だけ。
その後カワノさんのお友達や初見のアキレスゴムボートさんなど2、3艇が参加されたようですが、
ほぼどこのポイントも独占で釣りができる環境でした。
日の出より10分ほど早く出航。
この日のシミュレーションとしては、
まずは西のシャローポイントでキャスティング、
その後風が納まるのを待って徐々に沖に移動し、ジギングを試すというものでした。
予定通り西のシャローポイントで第1投、
そして冒頭に戻ります。
「おりゃー!」
大アワセがうまく決まりがっちりフッキング。
ファイト開始です。
「あれ?パワーはそれほどでもないね」
期待していたほどのパワーはありませんでした。
ドラグも鳴りません。
そこそこの大きさはありそうですが、デカマサとは言えなそう。
水深は10mくらいしかありませんから、
ゆっくりやり取りはしていられません。
かなり強引にゴリ巻きして、
80cm強のヒラマサをゲット!
新年第1投で本命を釣ってしまいました。
まさにこれこそ、
1投目マジック!
嬉しいので、
自撮り。
あ、遠近法のおかげでやたらでかく感じますが、それほどでもありません。
開始して5分で満足してしまいました。
が、さらにでかい1本を目指して再チャレンジ。
ここでようやく日が昇りました。
水温は18℃台でした。
まだそこそこ温かいです。
投げる、投げる…。
腰や背中が悲鳴を上げるくらいに投げ倒していたら、
今度はかつてないほどの大ジャンプ。
「ドッバァーーーーーーン!」
興奮度MAXで手元に重みが伝わるのを待ちましたが、
「???」
なんと、フッキングもしないでスルー。
サイズ的にはこちらの方がはるかに大きかったので超残念でしたが、
これもヒラマサキャスティングあるあるです。
さらに気合を入れ直して投げ続けましたが、
このポイントはこれにて打ち止めになってしましました。
西に移動しながら実績ポイントを叩く作戦に切り替えます。
ヒラメ銀座にはNEOカワノさんとNEO374のお友達。
アジが少なくてなかなか釣れないと言っておられましたが、
その後70cmクラスのヒラメをあげるあたり流石です。
風がほとんど止まりました。
シャローでは潮流が無く、スポットロック状態になります。
沖に移動し、ジギングに切り替えましょう。
ジギングポイントに来ました。
相変わらず、「釣れない反応」が賑やかです。
唯一の救いは真潮がそこそこ効いていること。
無風ですが、ボートはゆっくりと西から東へ流されます。
期待もしないでしゃくっていたら、
「ドスンッ!」
これ以上ないくらい見事な感触のアタリ。
体が勝手に反応して大アワセ!
少し細かい首振り、そしてそこそこのパワー。
ドラグも少し鳴りました。
それでも主導権は一切握らせず、あがってきたのは、
55cmくらいのショゴ(カンパチ)。
これも自撮ってしまいましょう。
魚を大きく見せるテクニック第2回です(笑)
こうなると更なる追加が欲しくなりますが、
このジギングポイントはそうそう甘くはありません。
連日多くのボーターや、時には遊漁船に攻められているポイントなので、
なかなかジグに口を使わないのだと思います。
それならさらに沖に行って、
ブリを釣って青物御三家勢揃いを狙いましょう。
ありゃりゃ、水深200mまで探し回りましたが、
ベイトがお留守です。
これは困った!
仕方がないので今度は岸に向かって移動しながらベイト探し。
やっとわずかな反応を見つけたのは水深100m。
前日はこのあたりでブリが釣れたとの情報も。
NEOカワノさんもこのエリアまで遠征して参戦。
しかし、ブリはぐっちゃんには微笑みませんでした。
手巻きで100mのジギングは体力を削りますね。
再度ジギングポイントを探りましたが不発でした。
真潮がいい感じで当たっていて、雰囲気は上々だったんですけどね。
13:00に沖上がり。
移動が占めた時間が多かった1日でした。
水深200mまで行ったこともあり、距離はそこそこ行きましたね。
10リットルくらいは消費したでしょうか。
スタートが上々で尻すぼみな釣果となりましたが、
快晴無風の天気でジギングしていると暑いくらいでしたし、
ちょっと海上でうたた寝してしまったのは内緒です(笑)
日差しが強く真冬なのに肌がジリジリ焼ける感じがして、
日焼け止めを使用しましたよ。
いつもの帳尻あわせの根魚狙いも不要でしたし、
初釣りとしては第1投マジックもあって大満足でした。
毎年のことですが、今後は天候も海況もどんどん厳しくなりますし、
世間では2回目の緊急事態宣言も噂されています。
さすがに1回目とは違い、現地の方々も焦ったりはしていませんが、
県や市からの要請で海が閉鎖されないとも限りません。
さて、どうなりますか?
次週はとんでもない寒波が来て海も荒れそうですね。
それではまた おやすみなさい
ブログの威力ですよね。細々と9年に渡って続けているブログですが、多くの方に声をかけていただけるし、ツッシーさんのように参考にしてくれる人もいます。
いい釣りができた報告を上げると、次の週末はボーターでに賑わいますし、結果として多くの仲間ができますよね。そうそう、ボー総連絡会へようこそ(笑)
返信ありがとうございます、ぐっちゃんさんと釣りのスタイルが被るのはぐっちゃんさんのブログの影響で船舶免許とって外房デビューしたからだと思います。元々ブラックバスやってまして海のエサ釣りの経験がほとんどありません。船釣りの経験なく船竿はジキングロッド以外ほぼ持ってないんです。海は堤防からのちょい投げやサビキ釣り程度です。今もテンヤはバスロットでやっておりますし。ぐっちゃんの釣果にあやかろうと思ってやってますのでまだまだですこれかりらもお手本にさせてもらいますよ。さすがに年明けから中1日で2釣行したので我が家も青物持ち帰り禁止令出そうです(笑)
そんなに褒めても何も出ませんよ(笑)
時間と場所はその通りだと思いますが、技術?うーん、よくわかりません。運だけのような気も…。まあ、経験だけはけっこうありますからね。
ツッシーさんの釣りのスタイルは僕に似てますよね。基本ルアーで、ほぼボートを止めない流し釣り。みんな一度は手を出しますが結果が出る前に餌に戻っちゃうんですよね。そういう意味では貴重な存在です。
このところ釣果もついてきているようで、そろそろ主役の座を奪われそうな気がしています。
泳がせは餌のアジ確保にはアンカリングが有効ですが、フィッシュイーターを泳がせで釣るのにはアンカリングはむしろマイナスになると思っています。
テンヤは手元に伝わるアタリが小気味良いので好きな釣りなのですが、それでも基本はルアーでデカモンですよ(笑)
泳がせで釣れる魚は自分の魚ではないと割り切り、ルアーチームが泳がせチームに惨敗しないよう精進しましょう!
こんなこともあるんだなーってネタですよ。ゴットハンドだったらその後のデカモンも獲ってますって(笑)
調子が続くのか、初回で運を使い果たしたのかは次回以降にかかっていますね。精進します。
Team NEOで今年もよろしくお願いします!
一投目から凄すぎですよ。
マジックじゃなくて
ゴットハンドですよ。
手先から海中が見えているんじゃないですか
今年はこの調子でポンポ~ンと
いっちゃいましょう
いかがでしたか?楽しんでいただけたでしょうか?
1投目マジックを理論立てて説明すれば、五目漁師さんの書かれている理屈がまさに正解だと思います。前々回、年末にも1投目マジックをやっていますから、魚さえいれば珍しくはないですし、誰も手を入れていないポイントならではのマジックですね。
しかし、魚の記憶が1日持つとなると、賢いと言われる犬よりも上かもしれません。犬は悪さしても数秒で忘れてしまうので、叱るなら2秒以内に、なんて言いますよね。それ以上経つとなぜ怒られているか解らないそうです。
初釣り1投目マジックは流石に初めてなので、ぜひ五目漁師さんにコメントいただきたいと思っていました。感謝です。
今年もよろしくお願いします。
はははっ、このことでしたか。
ありますよね。
多分魚の記憶の持続ってそんなに長くはないのだと思います。
一日の中でも時間と共に次第に場荒れしていく。
昨日は注意したのに、朝になったらすっかり忘れてしまってうかつに飛びついてしまう。
それを見て仲間は震えあがる。
こんな感じでしょうか。
回遊している青物と違って行動範囲の狭いマダイの場合は特に極端です。
ボートの流れ方などによっても差はありますが
掛かってくるのは殆どの場合が場所替えした後の1投目ですから私の場合は同じ場所では底どりは3回までと決めているくらいです。
それにして初釣りの1投目とは縁起がいいですね。
私だったらお神酒でもかけて放流してあげたかもしれません。(もちろん嘘です)
本年もよろしくお願いいたします。
1投目マジックは場荒れしていないポイントの方が確率が高いルアー釣りにはよく見られる現象ですよ。1投目じゃなくても、開始から数投までにアタリが出ることが多いと思いませんか?
ただ、今回のように新年初釣り1投目っていうのは、僕も過去に記憶がありません。本当に、今年の運を初日で使い果たしてしまったかも知れません(笑)
例年に比べ個体数が少ない印象だったこの冬のヒラマサも、ここにきて少し数が出始めましたね。
あと1~2週間で無の海に戻ってしまうと思うので、ラストチャンスですがどうも天気が怪しいですね。
そろそろスタートするであろうメタボブリの方に関心が行っています。今年はブリパターンを確立したいなあ。
今年もヨロシクです
なんすか?
1頭目マジックって
アチキには経験がありませんよ(笑)
ヒラマサ居るのですが口を使ってくれません
お腹空いてないようです
困ったちゃんです