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2022年度<2次レポート>(78)【13:00~14:00】(陶器)(英語)

2023年01月11日 04時10分00秒 | ●2022年度<2次レポート>
2022年度<2次レポート>(78)【13:00~14:00】(陶器)(英語) 

●ハローとの関係:(メルマガ読者、動画利用者、教材利用者、<傾向と対策シリーズ>の資料と音声ファイル利用者)

●試験会場:大妻女子大学

●受付、待機、試験会場への誘導、試験会場への入室など
階段で待たされ、2階の受付へ。3階の食堂に案内され、そこで待機。そこから7階へ。1時間に4組実施しており、3組目だったので、待たされた。
終わった際にはすでに待機が必要なく、そのまま解散。

●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
身長があまり高くはない細い50代前後の女性。

②外国人試験官の特徴:
50代前後の細い男性で、おそらくオランダ人です。陶器の配送先がHollandと言っていました。

●試験官からの注意事項など
面接の会にあがって、三十分くらい待っていたが、注意事項が書かれた紙のみ読んでよいとのことだったので、それを読んでいた。

●プレゼンのテーマ
①佐渡金山
②古民家
③おみくじ←これを選択しました! 

●私のプレゼン内容
おみくじは運勢が細い紙に書いてあるもので、神社や寺で手に入れられます。神社については神を祀っているところです。日本の神道は固有のもので、多神教です。あなたはキリスト教徒ですか?キリスト教徒と違って、それぞれの神社で違う神を祀っています。東京の明治神宮は明治天皇を、鎌倉の鶴岡八幡宮は源頼朝を祀っています。
(この辺で時間が切れました。ちょっと神社の説明で混乱して長くなりました)

●プレゼンの後の試験官との質疑応答
(外国の試験官)おみくじには何が書いてありますか?
(私)基本的に自分の精神的なことに関することが書いてあります。例えば学業をもっと勉強しましょうとか、人を大事にしましょうとか。
(以上で終わりました。プレゼンで少し混乱してしまい、この質疑応答が短くなったと思います)

●外国語訳の日本文
日本にはたくさんの陶器の産地があります。古窯の中には、瀬戸、信楽、備前など中世から近代まで生産が続いている地域もあり、観光スポットにもなってます。2017年には6つの代表的な産地が、文化庁によって日本遺産に指定されました。

●<シチュエーション>
外国人が日本で陶器作りの体験をしたいが、できるまで3週間かかると聞き、がっかりしている。これに対してどうしたら良いか?


●試験官との質疑応答
(私)陶器が出来上がった後に、配送でお送りしたいと思います。
(試験官)どれくらい時間がかかりますか?
(私)どちらにお住まいでしょうか?
(試験官)オランダです。
(私)そうしますと、ホームページでどれくらいかかるのか、お調べしたいと思いますがよろしいでしょうか?配送業者によって異なると思います。
(試験官)はい。ちなみにどこで体験できますでしょうか?
(私)陶器は基本的に地方で作られています。私のスマートフォンを使って一緒に調べようかと思いますが、どうでしょうか。
(試験官)はい、ぜひそうしましょう。(何か忘れたことをもう一度聞かれました)
(私)そちらは現地の人に電話をするなどして、情報を得たいと思いますがいかがでしょうか。
(試験官)そうしてください。(もう一度何かを聞かれましたが、これも忘れました。)
(私)こちらの方も、現地の方に電話をして詳細をお尋ねしたいと思いますが、大丈夫でしょうか。
(試験官)はい。ちなみに若い人は陶器には興味を持っていますか?
(私)あまり持っていないと思います。というのも、若い人は都市部に行きたがっています。しかし陶器は地方で作られています。
(試験官)陶器の職人になるのには、どれくらいの期間 training が必要でしょうか?(予想外の展開だったので、training というのは、professional になることですか?と聞き直しました)
(私)ちょっとわかりません。ただ、前に九州の北にある唐津に行った時、4、5年程度かかるとおっしゃっていたと思います。
(試験官)(そんなにかかるのかといった表情だった)

(1)ご自分の勉強法
まず時系列で見ると
・2020年に通訳案内士2次試験に不合格
・2021年は英語の基礎をやろうと通訳案内士は未出願
Forestという700ページくらいある高校生用の文法の教科書を30回くらい読む・シャドーイングし、さらに和文英訳も6回くらい行いました。(現在はEVERGREENという名称で出版されています)
・また英検1級の1次試験を2022年1月に合格しましたが、2次試験がうまくいかず、(2022年11月23日も含めて)3回連続不合格(継続中)
・2022年8月の通訳案内士一次は突破(すでにTOEICLR、歴史能力検定、旅行業務取扱管理者をとっており、残り2科目のみ合格)
・英検1級の二次試験が11月23日だったので、通訳案内士は111月下旬に開始。

そういうわけで、11月下旬には、通訳案内士試験の英語の一次試験ですら危うい状態からスタートしました。
ですので、来年受けてもと思い、基礎から始めようと考えました。私が考える基礎というのは、
1.英語の基礎(特に文法)ができている。
2.1で話すこともできる(文法の書を和文英訳できる)
3.日本的事象を理解している
4.3を英語で説明できる(日本的事象英文説明300選を和文英訳できる)
5.通訳案内士の試験目的を就職面接のような実際の業務に求められることを試す試験だと理解している(こちらはハローの資料で直前でも対策できます)
(今回5については、私服・和服の受験生が多く、面接官も私服でありました。昔はJTBの面接のような試験だったかもしれませんが、観光庁の意向で案内士を全国に配置したいとのことですので、この辺は試験の傾向が変わってきたかもしれません)
おそらく2をやっていない人が多いと思いますが、私も2020年はこれをやっていませんでした。それが2020年の不合格の原因だと思います。
今回、英検1級二次試験に2回落ちたので、2022年10月くらいに一般の文法の書を和文英訳したところ、会話力が大きく飛躍しました。
それで「日本的事象英文説明300選」も和文英訳をしようと、シャドーイング・和文英訳を両方8セット程度10日程度で行ったところ、
植田一三氏の全国通訳案内士試験「英語一次」直前対策問題集 が合格点を取れるようになりました。これが10日くらいしか経過していないので、びっくりしました。
さらには植田一三氏の英語で説明する日本の観光名所100選【新装版】も和文英訳とシャドーイングを6セットやりました。
そして試験1週間前になって、植山源一郎先生の2次の動画・過去の資料などを拝見させていただきました。
また富士通訳アカデミーの直前の模擬面接も受けました(植山源一郎先生の模擬面接は、あまりにもこちらの準備がギリギリで、満員になってしまいました)。

(2)利用した動画、資料、サイト
●2022年度第2次口述試験対策<2次セミナー>
●第2次口述試験<出題予想問題>(厳選125題)
●ガイドマニュアル(富士・箱根、日光ツア、鎌倉・横浜)
●ハッピー・ガイド・ナビ(第2次口述試験攻略法)
●「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
●「日本的事象英文説明300選」
●「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
●<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
●2021年度<2次レポート>
●2021年度<合格体験記>
●2020年度<2次レポート>→追加しました

それ以外に以下も目を通したりやったりしました。

(前半に外国語訳がありますが、試験の傾向と大きくずれが生じており、途中でメルカリで売りました)


最後の6章の外国語訳・シチュエーションのところをやりました。5章のプレゼン・質疑応答は問題が難しかったのと、時間の都合もあり、断念しました。

英語で説明する日本の文化 必須表現グループ100
この本はCDだけ聞きましたが、日本的事象英文説明300選と重複が多かったので、断念しました。

英語で説明する日本の文化【新装改訂版】
この本は新装版が出ていたので、試験の20日前くらいに買い替えました。しかし、CDの音声のカバー範囲が狭くて、学習効率が悪そうだったのと、難易度が高そうだったので割愛としました。

(3)受験の感想
プレゼンテーションは少し文章の組み立て(関係詞に苦労した)などが戸惑ったところがあり、二分と少し長くなってしまいましたので、その後の質疑応答は短くなりました。
また<外国語訳>が想像より早く発音されたため、日本語の筆記がうまくいかず、自分で書いた日本語がうまく読み取れませんでした。
日本人の試験管から、もう少し言えることがないかと言われましたが、自分の日本語が読めなかったものですから、言われていない外国語訳を言ってしまった可能性があり、たとえ合格点に到達していても、ここが原因で特別に落とされる可能性もあると思っています。
その後のホスピタリティはかなり長く時間が取られ、会話そのものはうまくいったと思います。
ですので、外国語訳が明らかに派手な失敗をしているので、これがどう影響するかだと思います。

(4)ハローのメルマガ、無料動画、無料資料、教材などで役に立ったこと
私が一番感じたのは、植山源一郎先生の英語力の高さです。
来年に受かるように基礎からやろうと思い、まず「日本的事象英文説明300選」の和文英訳から始めました。
しかしこの「300選」を和文英訳していると、文体が非常に多彩で、私の持っている文法書に出てこないものも多数ありました。
例を挙げると。。。
・P26握り寿司 分詞構文がとの接続詞の組み合わせ(after being dippedの文)
・P41ようかん(before being eaten)
・P44 狂言 (in addition to being performed )
・P41 立ち食いそば customers eat while standing で主語と動詞の省略(TOEICLRはこれを好みます)
・P77 木魚にも同じような主語と動詞の省略があります
・P45 consisting of をconsistied of と言ってしまいそうになる
・P47 黒衣 so as to (In order to と使い分けで、フォーマルな表現)
・P54 西陣織 such items 名詞 as
・P80 年賀状 wishの第4文型
・P84 ひな祭り 同上(この文は特に長いです)
・P90 敬老の日 同上
・焼くだけでも、grill、bake, toast、broilなど種類がある
などは、少し応用系も多いと思います。こういったものは、やはり実際に自分で意識しないと使えるようになりませんし、文法の基礎がないと理解はできないと思います。
そういう意味で英語の基本が本当に大事だと痛感しましたし、別に教本ABではなくとも、せめて基本的な文法の書籍はやった方がいいと思います(できれば和文英訳で)。

(5)ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
やはり50年の経験が詰まっているなど感じました。特に過去問の分析はかなりハイレベルだと感じました。
また前記のように、私の基礎的な実力のなさも痛感させるものでした。
特に動詞の活用方法が弱い(P12の鎖国でdeprive A of Bが使われているが、実際に使うと間違いそうになる)点もわかりましたので、もっと勉強が必要だと感じました。
他の試験も含めて取り組んでいきたいと思います。

以上


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