東京海上、通訳ガイドの事故補償する保険発売
東京海上日動火災保険は訪日外国人客の観光案内などをする通訳案内士向けの賠償責任保険を2月から販売し始めた。契約対象は法人で、通訳案内士の所属団体や観光イベントのマッチング事業者などを想定している。訪日客の急増とともに事故が相次いでいることを踏まえ、観光しやすい環境を整える。
補償対象は、通訳案内士が訪日客から預かった手荷物の盗難事故、手配ミスによるツアー日程の変更で生じた損失、案内士がけがを負わせた場合の治療費など。補償額はマッチング事業者のケースで最大約1千万円、保険料は1回のツアーでガイド1人につき約200~300円。
通訳案内士の登録者数は2017年4月現在で約2万2千人。20年の東京五輪・パラリンピックに向けて育成を急いでいる。
●ソース(日本経済新聞)(2018.2.12)
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&n_cid=DSMMAA13&ng=DGXMZO26801730R10C18A2NN1000&nik_code=0070501
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