2020年度<合格体験記>(25)(英語)

●植山先生
こんにちは。植山先生ご多忙かと思いますがお元気ですか?
先生へ合格体験記を送らせていただけること、大変嬉しくまた有難く思っております。先生の最強サポートとハローの素晴らしい教材の数々のおかげで、合格することができました。心から感謝申し上げます。
●英語(第2次口述試験専用メルマガ特別会員、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者、旧生徒)
①受験の動機
大昔に受験し合格に至りませんでした。
商社勤務、ヨーロッパ、オーストラリアに旅行や語学留学で滞在した経験から、逆に日本を強く意識するように。結婚後は幼児向け英語教室講師、小学校英語講師、外国人留学生の日本語教師など経験しつつ子育てや介護に追われ、通訳案内士試験は「忘却」→「いつかリベンジ…」→「忘却」を繰り返し幾年月が経過。
子供たちも成長し自分時間が確保できる環境になった2019年、満を持して「本気で挑戦しよう!」と決意しました。旅行が大好き、体力・フットワークに自信があり、人を楽しませることに喜びを感じるという自分の性質も通訳案内士向き、と思っていました。
②第1次試験対策
<英語>(今回不明)→「のり弁」の問題用紙を見て採点が億劫で(出典判明の部分もあるものの2次対策で焦っており)パス。2019年は1点届かず不合格。
●2019年
2019年3月からTOEIC免除を目指しましたが時間切れ、すぐに本試験体制に切り替えハローの教本AとBの動画を見ながらテキストにメモ。
地理・歴史を優先させるため、英語対策は教本A・Bを急ぎ足で終わらせるにとどまり、あとは地理・歴史に集中しました。
●2020年
TOEICはコロナで中止相次ぎ受験ができず、本試験再受験を覚悟。2019年の日→英文選択問題で大量失点の反省踏まえ、この設問を意識して勉強しました。地道に文法の基礎見直しを徹底的に行い、語彙力強化を続け自信がついたように感じます。ハローの教本A・Bを2周、2019年の時と合わせて3周しました。色々と手を出すよりは、同じ内容を繰り返し確実に自分のものにしてゆくことがよかったと思います。
★教本A・B
先生方の授業も楽しいですし、教材自体も素晴らしいです。長文では難易度の高い記事なども扱うので実力の底上げになり、短文訳などは日本事象が学べる上、そのままプレゼン・逐次通訳の対策にも使えます。ぜひ利用されることをお勧めします。
★「日本的事象英文説明300選」
通訳案内士試験のバイブル。初めから直前までいつも手元に。1次~2次通して肌身離さず(?)何度も立ち戻って助けられました。
★過去問
2019年受験前に4年分やりましたが、傾向を見るには2年分でよかったかもしれません。
★直前対策
「全国通訳案内士試験 直前対策問題集」(語研 2200円+税)模試5回分。本試験より難易度は高めでよい練習になります。
2019年度<最終合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/6e31df702f013d8b758d47dcb48ec919
「日本的事象英文説明300選」(本+CD)
「日本的事象英文説明300選」(本+CD)
<教本学習コース>【動画http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/d19c1040dd2c445f6793c75359611c69
<教本学習コース>【音声ファイル】
<日本地理>(免除) 2019年合格
県の位置をまちがえるほどの低レベルからスタート。マラソンセミナーの地図を印刷しひたすら書き込み、動画を見ながら「中学の記憶をたどる」感じでしたが、次第に観光地や気になる特産物などネットで調べるのが楽しくなりました。
地理の勉強は温泉・食べ物・祭り・美術館など、自分の興味のあるものと合わせて旅行気分で取り組むと、辛さ(?)を軽減できます。
若い頃と比べ、行ったことのある土地と一般常識が明らかに増えたことも幸いでした(歳を重ねると良い事もある!と嬉しくなりました)。
やたらと地図に手を出した反省もありますが、めくるだけで訪れた気分になり私の場合は勉強のモチベーションに繋がりました。
地図帳は、歴史や一般常識に特化したタイプもあるので「基本版+用途別1、2冊」と選ぶのもよいかと思います。
★使用した地図、ガイド
「旅地図」(昭文社)
「地図で訪ねる歴史の舞台」(帝国書院)
「旅に出たくなる地図」(帝国書院)
「なるほど地図帳日本2019ニュースと合わせて読みたい日本地図」(昭文社)
「グルメ&リゾート列車 ガイド」(飛島出版)
他:書き込み式クイズ的な地図帳(破棄して名前は不明)気分転換♪と確認に。
★観光庁・文化庁のホームページ
観光ルートや世界遺産など、豊富な画像と情報を見られるので必ずチェックすべきと思います。勉強の合間に確認と情報収集に使いました。
2019年度<最終合格体験記
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<第1次筆記試験【解答例】>(2004年~2019年)
<第1次筆記試験【解答例】>(2004年~2019年)
http://www.hello.ac/geo.kaitourei.2004.2019.pdf
<日本地理>の傾向と対策<決定版資料>
<日本地理>の傾向と対策<決定版資料>
<マラソンセミナー>(日本地理)(12講義24時間)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<項目別地図帳> http://hello.ac/geography/map.pdf
<都道府県別地図帳> http://hello.ac/map.prefectures.pdf
<項目別地図帳> http://hello.ac/geography/map.pdf
<都道府県別地図帳> http://hello.ac/map.prefectures.pdf
<日本歴史>(免除)2019年57点?→2019年歴史能力検定2級合格
●2019年本試験
地理よりさらに歴史は苦手でした。
まず植山先生の<日本史の時代区分と各文化の特徴>で全体像を把握することから勉強開始。歴史の流れや全体像が薄い歴史音痴の私にとって、この資料は大変ありがたく常に確認用として目の前に貼っておきました。マラソンセミナー1周、ノートを取りながら視聴。
苦手な時代や出来事は手作り年表に簡単なイラストなど添えて(視覚脳タイプなので)作成、記憶定着に努めました。
しかし試験では細かいことを問う問題に苦戦し不合格。本試験で翻弄されるのは時間の無駄と悟り、歴史能力検定を受けることを決意しました。
●歴史能力検定
「結果が年内にわかり」「免除期限無し」が魅力の歴史検定を受験→不合格ならセンター試験という計画を立てたはずが…迂闊にもセンター試験の願書提出に間に合わず。歴史検定の絶対合格を目指し必死で勉強する羽目に。
→センター試験(現共通テスト)願書受付期限は10/初なので受験者は早い準備が必要です。私のような迂闊者は稀とは思いますが…。
歴史能力検定受験に備え、マラソンセミナーの2周目の後「トライ」の歴史講座をYouTube(もちろん無料)で視聴。
1回が短時間で内容もわかりやすいです。基礎見直しと定着、さらに詳細で深い知識の獲得にも役立ちました。
但し、時間切れで最後までは視聴ならず。
★歴史能力検定の問題集
絶版のため(2019年受験時)やむなく定価の3倍以上の値段で古本をネット購入。結果的に、過去問で形式に慣れてから試験に臨むことができたのでやはり必要でした。過去問を始めたのは試験1週間前から。
歴史能力検定は共通テスト(旧センター)より難易度高めと言われますが、出題傾向は毎年安定しています。
そして本試験と比べてもはるかに対策容易と思います。記述問題もありますが(5/50問)、配点は低く4肢択問題を確実に正答すれば6割に届くので、こだわる必要はありません。
ちなみに2019年(第38回)の歴史能力検定2級の合格率は26.4%だったようです。ご参考まで。
他問題集:
山川一問一答、日本史用語集(共に山川出版社)、ビジュアル図説日本史(東京書籍)など
2019年度<最終合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<第1次筆記試験【解答例】>(2004年~2019年)
<第1次筆記試験【解答例】>(2004年~2019年)
<日本歴史>の傾向と対策<決定版資料>
<マラソンセミナー>(日本歴史)(12講義24時間)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<日本史の時代区分と各文化の特徴> http://hello.ac/timeline.pdf
<日本史の時代区分と各文化の特徴> http://hello.ac/timeline.pdf
<一般常識>(免除) 2019年合格
マラソンセミナーを一通り視聴してから、観光白書に目を通しあとはハローの決定版資料のみです。全科目受験者には、一般常識に時間を割くことが難しく、とにかく決定版資料に絞って直前に集中的に覚えるしかありませんでした。時間も気持ちも余裕の無い中、覚えるべきポイントが絞ってある資料に本当に助けられました。
2019年度<最終合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/ba192549d040213f4695e8a19145fa58
<第1次筆記試験【問題】> https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<第1次筆記試験【解答例】>(2004年~2019年)
<第1次筆記試験【問題】> https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<第1次筆記試験【解答例】>(2004年~2019年)
<一般常識>の傾向と対策<決定版資料>
<マラソンセミナー>(一般常識)(12講義24時間) https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<令和2年年度観光白書(要旨)
http://hello.ac/2020.hakusho.gaiyou.pdf
<通訳案内の実務>(免除)2019年合格
直前まで何もできませんでしたが、こちらも観光庁研修資料に目を通したあとは、ハローの決定版資料だけを頼りに必死にポイント部分を暗記。試験直前には地理・歴史の暗記で頭がすでにパンク寸前、残りの気力だけで覚えました。
★本試験の時(2019年)
決定版自作ノートやハローの資料で、曖昧な記憶を各科目直前まで確認し続けました。色々広げまくりましたが、視線は気にせず自分の世界に入り込むようにしました。
2019年度<最終合格体験記>
<通訳案内の実務>(免除)2019年合格
直前まで何もできませんでしたが、こちらも観光庁研修資料に目を通したあとは、ハローの決定版資料だけを頼りに必死にポイント部分を暗記。試験直前には地理・歴史の暗記で頭がすでにパンク寸前、残りの気力だけで覚えました。
★本試験の時(2019年)
決定版自作ノートやハローの資料で、曖昧な記憶を各科目直前まで確認し続けました。色々広げまくりましたが、視線は気にせず自分の世界に入り込むようにしました。
2019年度<最終合格体験記>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<第1次筆記試験【解答例】>(2018年・2019年)
<第1次筆記試験【解答例】>(2018年・2019年)
<通訳案内の実務>の傾向と対策<決定版資料>
③第2次試験対策
●インプット
8月下旬から特訓セミナー視聴をスタート。テキストを印刷し、自分のプレゼンを後に作成することをイメージしながら、メモを取りつつ進めました。
参加者の答え方や、先生のあらゆる角度からの質問などを繰り返し聴くことで、知識が深まり対応力のヒントを得られました。
視聴後メモを元に自分なりのプレゼンを作成、2分に収まる内容に肉付けしました。準備に時間がかかり、アウトプットの練習は1次結果発表後からでした。
★ハローの2次口述特訓セミナー1~3
長時間で内容も濃いので視聴は大変ですが、このセミナーなしでは自分なりのアウトプットに繋がらなかったと考えています。
日本事象についての考えを整理しておけるので、後で一気に自分の言葉でアウトプットできプレゼン資料が作りやすかったです。
早い時期から(一部だけでも)視聴しておくことを強くお勧めします。(私は1次後に初めて視聴したので時間が足りず焦りました)
●アウトプット
①フィリピン人講師英会話オンラインレッスン【25分週5,6回】
日常で英語を使用する機会が減った為、2年前からオンラインレッスンを開始。週数回→11月から極力毎日。
2次口述対応は無し、フリートークの話題を日本事象にして会話しました。突拍子もない質問をされるので質疑応答の練習にもなりました。
②日本人講師 2次口述対策オンラインレッスン【30分×6回】
フィリピン人講師のレッスンと比較すると高額に感じますが、日本人ならではのきめ細かいアドバイスや実際の試験の雰囲気について情報を得られ、安心感につながることが大きなメリットだと思いました。
③フィリピン人講師 2次口述対策オンラインレッスン【講師2名25分×6回=12回のレッスン】
場数を踏むため②のほかにも2次口述対応のオンラインレッスン開始。良い先生はすぐに埋まると聞き、体験レッスン直後に人気の講師を速攻で予約しました。
指導に慣れた講師は25分間で効率よく進行してくれて、プレゼン~逐次~シチュエーションを1レッスンで2巡行う回もありました。
質問やアドバイスも鋭いので、内容的にはとても濃いレッスンでした。
★その他
基本的に常に「日本的事象英文説明300選」をBGMに。キッチンタイマー2分セットでブツブツ、時間感覚を身につけ、カードを三枚引いて30秒メモを取り2分でプレゼンの練習。
逐次はオンラインレッスンとセット購入したDVD問題に挑戦、過去問を自分の声で録音→通訳、旅行番組のナレーターの通訳などでも練習しました。
本番で話すことに集中しすぎてhospitalityを忘れないように、「試験官はお客様(^-^)」と書いた紙を机の前に貼って肝に銘じました。
やることは尽きず、しかし時間は足りず、不安に押しつぶされそうになりながら、ほぼ毎日(時には午前、夜2回)口述のレッスンを受け続けた最後の3週間は本当に辛かったです(涙)→しかも孤独。ハローからのメルマガや植山先生の音声ファイルの激励や、他にも必死で頑張っているであろう皆さんの存在などが心の支えになりました。
また自分自身でもやれることは全てやり切った!と思えるまで努力すると心に決めていたので、そこだけはブレずに頑張ることで持ち堪えました。
このラストスパート期間は、仕事に行くのが息抜きになるほど集中しました。
お陰で、口述試験の後は「8割の確率でダメだな…」と思い込み、3日ほどかなり落ち込んでいたのですが、じきに、「やれることはやったし、仕方ない。また来年頑張ろう」とすっきりと気分を切り替えることができました。
●プレゼンのテーマ
①手締め
②レジ袋有料化(←これを選択しました)
③駅伝

手締め・駅伝は準備不足、時事ネタは「ワーケーション」「テレワーク」「多目的トイレ」などしかヤマかけしておらず、ノーマークの3つが出てしまい固まりかけました。
●私のプレゼン
日本では2,3年前からレジ袋が有料になっています。(嘘ではないですが、すでに有料化の時期が間違い)
現在日本では、多くのスーパーや、お店でレジ袋が必要な人はお金を払わなければなりません。
以前は自動的にもらえたのですが、今では買い物をするとレジ袋が必要かどうか尋ねられます。
このことによって、買い物する人は「エコバッグ」と呼ばれる自分の買い物用バッグを持参する人が増えています。
このような取り組みは自然環境を守るためにとても重要でよいことだと考えます。
日本では以前よりも環境教育に力を入れていて、大人より子供たちの方が環境について意識が高いです。
今では小学校で環境についての授業があります。このような取り組みは環境保護の観点からもよいと思います。(同じような繰り返し)
人々が環境について考えるようになれば、地球のエネルギー保全や温暖化の問題にとってもよいと思います。(ひたすら繰り返し)
※この辺でいったん終えましたが、日本人試験官は淡々と時計を見つめ続け、外国人試験官も無表情に静まった時間が過ぎ(たぶん3秒くらい)「マズイ!」と思い話をつなぎました。
以前は、男性は買い物バッグを持つことは多くありませんでしたが、最近はエコバッグを持参して買い物する男性も多く見られます.
なぜなら、彼らも環境を意識し始めており、レジ袋にお金も払いたくないからです。(余計な一言)
※あとすこし何か言いましたが、必死だったのであまり覚えていません。たいしたことは言えていなかったと思います。
(プレゼンの後の試験官との質疑応答)
(試験官)どんなところでレジ袋が有料ですか?
(回答)だいたいどこでも現在は有料です。例えばスーパーや、ショッピングセンターほかの食料品店などで。
(試験官)薬屋さんで薬を買ったら、やはり袋にお金を払う必要がありますか?
(回答)はい、たいていは必要です。
(試験官)レジ袋はいくらですか?
(回答)大きさによって、1円から4円くらいです。(多分もう少し高い設定の店も多い)
(試験官)デパートでも有料ですか?
(回答)はい、デパートでも有料になっています。(確認したら実際は主に食品売り場のみ有料)
(試験官)エコバッグはどこで買えますか?
(回答) 色々なところで買えます。スーパーのレジのところによく置いてあります。
※「レジの付近に」と言いたかったのですが checkout と chashier がごっちゃになり、"cha, che, cha..."などと言っているうちに無情にも日本人試験官に強めに「やめてください」と止められました。
●外国語訳の日本文(新幹線)
新幹線は、その速さから「弾丸列車」と呼ばれている日本の超特急列車です。1964年、東京オリンピックのあった年に開業し、現在では、東京から、北は北海道の新函館北斗、南は九州の鹿児島中央まで伸びています。また出発時刻と到着時刻の正確さから、世界から高く評価されています。
※下記は、「日本的事象英文説明300選」の「新幹線」ですが、最初の部分が同じです。→「300選」に注意せよ!
(日本語)新幹線は、「弾丸列車」の愛称を持つ超特急列車である。開業は東京オリンピックの年である1964年で、現在では、東京から、南の九州と本州北部へ幹線が伸びている。
(英語)The Shinkansen is the super-express train nicknamed "The Bullet Train." It first began operating in 1964, the year of the Tokyo Olympics, and now has lines extending from Tokyo to the southern island of Kyushu and northern Honshu."
・(ご参考)「日本的事象英文説明300選」パクリ事件の全貌
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/d9c3925f26080a978665f071ac33df21

お題は新幹線。
プレゼンとは打って変わり、日本人試験官が「新幹線はそのスピードから…」と読み始めたときは安堵しました。
前半はほぼ「日本的事象英文説明300選」のままで、おかげ様で淀みなく口から出てきましたし、駅名の「新函館北斗駅」「鹿児島中央駅」も、新幹線ルートが気になった時に確認してあったので、聞き逃さずスラスラと言えました。外国語訳はおそらくほぼノーミスでした。
時間を余らせて終了し、試験官の二人が、「あれ、プレゼンの時と違って余裕だね…?」という感じの少し意外そうな表情をしたのが見て取れました。他の時間帯の「キャッシュレス」などのお題だったら自信はなかったので、ラッキーでした。
●<シチュエーション>
大阪から姫路、広島へと新幹線で移動する旅程です。今日の午前中に姫路へ向かい、姫路城を見学する予定でしたが、あいにく台風で新幹線大阪-姫路間が午前中運休しています。このままではお客様が楽しみにしていた姫路城の観光ができません。午後?は広島へ向かわなければなりません。どのように対応しますか?
●<条件>
個人旅行
家族4人連れ
(私)お客様、このようなことを伝えするのは大変残念なのですが、台風のため午前中は新幹線が運航を見合わせております。
(試験官)それは残念だな、姫路城には行けるの?
(回答)ご不便をおかけして本当に申し訳ありません。何か他の方法を考えたいと思います。
(試験官)そうだね、なにか手があるといいけど。どうしたらいいの?
(回答)はい、ありがとうございます。新幹線は運転見合わせ中ですが、バスは運行しておりますので、姫路までバスで行くのはいかがでしょうか?姫路城は鷺城と呼ばれ大変美しく、日本で訪れるべきお城の一つですのでぜひ見ていただきたいです。(いちおうは決めつけず、相手の希望を尊重するように質問→姫路城の良さをアピール)
(試験官)うん、バスか、悪くないね。どれくらいかかるのかな?
(回答)ご理解いただきありがとうございます。おそらく3時間ほどかと思いますが、すぐに正確な時間を調べまして、わかり次第お客様へお知らせいたします。
(距離は近いと思ったものの、安請け合いしないよう長めの時間で連絡→実際は所要時間1時間半で、3時間では長すぎました)
(試験官)わかったよ。それで、姫路城はどのくらいの時間見学するの?
(回答)ありがとうございます。姫路城は丘の上に建ち景色も素晴らしく、見るべきものも多いのでお時間をかけた方がよいです。ただ、お子様方が退屈してはいけないですね。場合によりますが1時間くらいではないでしょうか?
(子供のことも忘れていない感を演出、実際姫路城の見学時間はどのくらいが妥当か、全く見当がつきませんでした)
(試験官)1時間ね、うん了解。それで、広島へは行けるのかな?
(回答)はい、広島へ行く新幹線は運行しておりますので問題ございません。
(試験官)それならよかった。ありがとう。
(回答)ご理解いただき本当にありがとうございます。それではバス所要時間はただいまお調べするので少々お待ちください。(大げさに、お客様のご理解に対する感謝の意を演出)
※会話の途中と、呼びかける時は ”Sir,” を合間に入れ「大切なお客様」という雰囲気を醸し出すようにしました。
★2次口述全体
プレゼンは我ながら本当にお粗末でした。しっかり準備していた風呂敷の話などに持ってゆけばよかったのに、思いつかなかったので心から後悔しました。
採点基準は、プレゼンのみでも5段階中2であれば不合格、と理解していたため「ほぼ不合格」と思っていました。ですが逐次とシチュエーションの出来が悪くなければ取り戻せるのだということが自身の経験からわかり、あきらめずにやり切る事がやはり大切だと思いました。
私の試験官はお2人ともニコリともせず非常にやりにくかったですが、試験官の感じの良し悪しと採点は別と割り切って、自分は終始感じよいガイドになり切ればよいのではと思います。
2019年度<2次レポート>
前半はほぼ「日本的事象英文説明300選」のままで、おかげ様で淀みなく口から出てきましたし、駅名の「新函館北斗駅」「鹿児島中央駅」も、新幹線ルートが気になった時に確認してあったので、聞き逃さずスラスラと言えました。外国語訳はおそらくほぼノーミスでした。
時間を余らせて終了し、試験官の二人が、「あれ、プレゼンの時と違って余裕だね…?」という感じの少し意外そうな表情をしたのが見て取れました。他の時間帯の「キャッシュレス」などのお題だったら自信はなかったので、ラッキーでした。
●<シチュエーション>
大阪から姫路、広島へと新幹線で移動する旅程です。今日の午前中に姫路へ向かい、姫路城を見学する予定でしたが、あいにく台風で新幹線大阪-姫路間が午前中運休しています。このままではお客様が楽しみにしていた姫路城の観光ができません。午後?は広島へ向かわなければなりません。どのように対応しますか?
●<条件>
個人旅行
家族4人連れ
(私)お客様、このようなことを伝えするのは大変残念なのですが、台風のため午前中は新幹線が運航を見合わせております。
(試験官)それは残念だな、姫路城には行けるの?
(回答)ご不便をおかけして本当に申し訳ありません。何か他の方法を考えたいと思います。
(試験官)そうだね、なにか手があるといいけど。どうしたらいいの?
(回答)はい、ありがとうございます。新幹線は運転見合わせ中ですが、バスは運行しておりますので、姫路までバスで行くのはいかがでしょうか?姫路城は鷺城と呼ばれ大変美しく、日本で訪れるべきお城の一つですのでぜひ見ていただきたいです。(いちおうは決めつけず、相手の希望を尊重するように質問→姫路城の良さをアピール)
(試験官)うん、バスか、悪くないね。どれくらいかかるのかな?
(回答)ご理解いただきありがとうございます。おそらく3時間ほどかと思いますが、すぐに正確な時間を調べまして、わかり次第お客様へお知らせいたします。
(距離は近いと思ったものの、安請け合いしないよう長めの時間で連絡→実際は所要時間1時間半で、3時間では長すぎました)
(試験官)わかったよ。それで、姫路城はどのくらいの時間見学するの?
(回答)ありがとうございます。姫路城は丘の上に建ち景色も素晴らしく、見るべきものも多いのでお時間をかけた方がよいです。ただ、お子様方が退屈してはいけないですね。場合によりますが1時間くらいではないでしょうか?
(子供のことも忘れていない感を演出、実際姫路城の見学時間はどのくらいが妥当か、全く見当がつきませんでした)
(試験官)1時間ね、うん了解。それで、広島へは行けるのかな?
(回答)はい、広島へ行く新幹線は運行しておりますので問題ございません。
(試験官)それならよかった。ありがとう。
(回答)ご理解いただき本当にありがとうございます。それではバス所要時間はただいまお調べするので少々お待ちください。(大げさに、お客様のご理解に対する感謝の意を演出)
※会話の途中と、呼びかける時は ”Sir,” を合間に入れ「大切なお客様」という雰囲気を醸し出すようにしました。
★2次口述全体
プレゼンは我ながら本当にお粗末でした。しっかり準備していた風呂敷の話などに持ってゆけばよかったのに、思いつかなかったので心から後悔しました。
採点基準は、プレゼンのみでも5段階中2であれば不合格、と理解していたため「ほぼ不合格」と思っていました。ですが逐次とシチュエーションの出来が悪くなければ取り戻せるのだということが自身の経験からわかり、あきらめずにやり切る事がやはり大切だと思いました。
私の試験官はお2人ともニコリともせず非常にやりにくかったですが、試験官の感じの良し悪しと採点は別と割り切って、自分は終始感じよいガイドになり切ればよいのではと思います。
2019年度<2次レポート>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/d2e9b68127296944b432b66bd632f87e
「日本的事象英文説明300選」 https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
「日本的事象英文説明300選」 https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
http://hello.ac/troubleshooting.pdf
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題 http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf
第2次口述試験対策<切腹鉄板予想問題70題> http://www.hello.ac/teppan70.pdf
第2次口述試験対策<特訓セミナー>
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題 http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf
第2次口述試験対策<切腹鉄板予想問題70題> http://www.hello.ac/teppan70.pdf
第2次口述試験対策<特訓セミナー>
<2次セミナー>の資料と動画(2018年度受験用)
<2次セミナー>(その1)の資料 http://www.hello.ac/2018.10.14.2nd.seminar.koukai.pdf
<動画>
<2次セミナー>(その3)の資料 http://www.hello.ac/2018.11.17.seminar.conbined.pdf
<動画>
<2次セミナー>(その1)の資料 http://www.hello.ac/2018.10.14.2nd.seminar.koukai.pdf
<動画>
<2次セミナー>(その3)の資料 http://www.hello.ac/2018.11.17.seminar.conbined.pdf
<動画>
④ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
講演会では植山先生のパワーに触れ、メルマガでは励まされ、動画では素晴らしい先生方の授業に臨場感を持って参加させていただきました。
ハローの教材はこんなに質が高いのに、無料!?ということが本当に「ありえへん」かったです。
あらためて深く感謝申し上げます。今まで本当にありがとうございました。
⑤第2次口述試験受験対策専用メルマガについて
専用メルマガならではの貴重情報は、すべてありがたかったです。正直、直前ぎりぎりになると余裕がなくなり、せっかくの情報も網羅しきることは困難でした。それでも完璧でなくても、予想問題に目を通すことで安心感をもって試験に臨むことができました。なにより、孤独に陥りがちな時期、先生からのメールや音声の励ましのお陰で、精神的には一人ぼっちにならずに頑張れました。
メルマガを通じて全国の皆さんと繋がれていたことが、とても心の支えになっていました。
「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題実績
http://www.hello.ac/nihonjiten.pd
「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題予想
「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題予想

「英語で説明する日本の文化」(語研)からの出題実績
http://www.hello.ac/nihonjiten.pdf
「英語で説明する日本の文化」(語研)からの出題予想
「英語で説明する日本の文化」(語研)からの出題予想

「英語で説明する観光名所100選」(語研)からの出題実績
http://www.hello.ac/meisho.100sen.pdf
「英語で説明する観光名所100選」(語研)からの出題予想
「英語で説明する観光名所100選」(語研)からの出題予想

(ご参考)第2次口述試験受験対策専用メルマガのバックナンバー
https://e7.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E660
https://e7.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E660



⑥今後の抱負
受験を決意してから、ひたすら駆け抜けた感じです。
せっかく身につけた知識を、自分自身の人生を豊かに、そして誰かを幸せにするためのツールとして生かしてゆきます。今後も初心を忘れず真摯に勉強を続けてゆきたいです。ずっと封印していたイタリア語の勉強を再開し、将来はイタリア語での資格取得を視野に入れらたらと思っています。また、この受験を乗り越えられたこと自体が、私にとっては大変大きな自信と財産になりました。今後も「あきらめずに努力すれば叶う」ことを信じて、前向きにどんどん夢を叶えてゆく決意です。ありがとうございました!
以上
ご参考
<通訳ガイドで食べていく方法>セミナーのまとめ(2017年~2020年)

ハロー通訳アカデミーが、過去に開催した<通訳ガイドで食べていく方法>セミナーの動画と資料を時系列にご紹介いたします。
将来、通訳ガイドとして仕事をしたい方、必見の内容です。
資料を印刷して上で、各講師の動画をご覧ください。
●2017年度<通訳ガイドで食べていく方法>(2017年1月22日開催)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/cb6fc4b9f14dd6ee0bf991b57981df07
●<ありえへん特別講演会>(全国通訳案内士試験と通訳ガイドの魅力)(2017年12月17日開催)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/df3ed45697566ea159c27d9360256093
●特別資料「通訳案内士の歴史」のご紹介
外国人向けのガイド(通訳)が活躍し始めたのは、明治時代初期ですが,これから通訳ガイドを目指す方には、是非、「通訳案内士の歴史」についても認識を深めていただきたいと思います。
・特別資料「通訳案内士の歴史」
http://www.hello.ac/historyofguide.pdf
以上