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2025年版「観光白書」の特徴

2025年05月31日 08時27分56秒 | ●2025年度<第1次筆記試験>対策
2025年版観光白書の特徴

(1)訪日外国人旅行者数・消費額が大幅増加
2024年版では、コロナ禍からの回復基調に焦点が当てられていましたが、2025年版では完全回復を超えて過去最高を更新したことが強調されています。
旅行者数:2023年 2,507万人 → 2024年 3,687万人(前年比47.1%増)
消費額:2023年 5.3兆円 → 2024年 8.1兆円(前年比52.8%増)

(2)「地方誘客」の記載がより具体的に
2024年版は「地方誘客の重要性」を示していた程度ですが、2025年版では関東・近畿・九州などの具体的な地域名やシェアが明記され、地方の割合や誘客戦略が明確化されています。
例:外国人宿泊者のうち
 関東:6,973万人、42.6%
 近畿:4,501万人、27.5%
 九州:1,148万人、7.0%

(3)「高付加価値旅行者の誘致」が新たに強調
2025年版では、単なる訪日客数の増加だけでなく、富裕層やMICE(国際会議・展示会)の取り込み、IR(統合型リゾート)の推進といった質の高い旅行者層の誘致が明記されています。

(4)「インバウンド受入環境整備」や「観光DX」の具体策が強化
2024年版ではデジタル活用への期待が述べられていた程度でしたが、2025年版では観光DXの推進、多言語対応、キャッシュレス化、データ利活用の推進などが具体的に示されています。

(5)「アウトバウンド促進」の位置づけが強化
2024年版にはなかった、アウトバウンド(日本人海外旅行)の促進がインバウンド拡大にもつながるという新しい視点が明示されました。
「もっと!海外へ宣言」など、官民連携の具体的取組が追加。

以上


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