sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24グンゼ改造 ロータスエランスプリント 製作開始

2021-01-19 15:21:35 | 模型

ロータスエランスプリントのオーナーから、模型の製作依頼をいただきました。


まずは一番問題になったホイールの製作。エランによく見るこのタイプのホイール、手持ちのオレンジホイールのメッキリムと
スケールプロダクションの深リムのミニライトを組み合わせてみることに。


スポークをご覧のように長めに切り出してリムと合わせてみます。



エランと合わせてみると、やはりリムの直径が大きすぎるようでイメージが合いません。これはボツに。



手持ちのジャンクパーツを漁ると、小さめのメッキリムを発見。これに合わせて残りのスポークも切り出します。
スポークの裏には軸受も貼り付けました。手持ちの小さめのタイヤと組み合わせます。アポロのギャランGTO用です。


メッキリムはつや消しクリヤーを吹き、スポークにはシルバーを吹いて組み合わせました。


今度は直径もバッチリ。



今回は通常版を使っているのでシャーシは簡単に仕上げます。これがハイテック版だとまともに組み上がりません。


ボディとの位置関係を、フロントはプラ板で1ミリかさ上げしてトレッドも広めにしています。

グンゼのキットは小さめのタイヤとホイールで損をしていますが、適正なタイヤと合わせるとグンと良くなります。




今回はエランスプリントなので、S4の角型のフレアを作ります。ますアーチをカッターで四角く拡大し、
フェンダー部分に光パテでフレアを造形します。光パテは削りやすく作りやすいですね。
ボディの裾は下に1ミリほど伸ばしています。




グレーサフと白サフで傷を消していき、1番の白を吹いておきます。



そして今朝起きてボディの下半分をマスクして赤を吹いてみます。シャインレッドと3番の赤の吹き重ねです。




昨日の夜作っておいたデータを透明デカールにレーザーコピーしてデカールを作ります。
金色は作れないので近似色をプリント。色味が薄いので2枚貼り重ねると金色っぽくなりました。


ボディのクリヤー乾燥待ちの間にウィンドウを作ります。透明部分をマスクして、枠の部分に
黒サフ、グレーサフ、白サフ、ボディカラーの順に吹き重ねていきます。




ハイテックの名残でゴム部分は別パーツ。このゴム部品を瞬着で慎重に貼り付けていきます。


小一時間金属線をくねくねしてやっと窓枠の形になりました。



こちらも窓枠に慎重に瞬着で貼り付けていきます。順番にゆっくりと着けていくのがコツですね。





思ったよりもいい感じに仕上がっていきます。エランスプリント、かっこいいですね。


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スポーツカーズモデリング再販 20号日本のラリーカー 23号日本グランプリ

2021-01-18 07:10:19 | BOOK

兼ねてから要望があった絶版になっていたこの2冊、それぞれ限定50部ずつ再販いたしました。
昭和のラリーカーは日産車を中心にさまさまな車たちを載せています。
日本グランプリもプリンスや日産を中心にそれぞれの車たちを掲載。
後世に残すべき素晴らしい模型たちが満載です。
これを機会にぜひお手元に、よろしくお願いいたします。
ネットショップはこちら
今、ヤフオクにも出品中です。

よろしくお願いいたします。
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1/25 amt AMCペーサーワゴン 完成!

2021-01-16 09:56:51 | 模型

1/25amtペーサーワゴン、依頼品の製作です。



まずはエンジンの製作から。ブルーはダイソーのスプレーです。インスト通りに塗り分けました。


シャーシに搭載。シャフトが貫通するタイプです。


エンジンベイに補機類をつけてから上下合体。この補機類がとてもよく出来ています。


ホイールアーチにメッキのトリムをベアメタル貼り込み。



ナンバープレートはデカールを台紙ごと切り抜いて貼り付けました。




パソコンの画面の前において撮影。



マスターボックスのフィギュアに先日のマックイーンのグローブをつけてみました。
グレープラの上からタミヤのピンクサフをショット。




ペーサーのデカールから貼り付けてみました。


こんな感じ。


マスターボックスの犬、頭の角度を少し変えて製作してみました。






ガソリンスタンドは昔作ったアカデミーから再販されたものをモービルに変えたものです。






amtのペーサーはすごくかっちりとして作りやすいキットでした。
おすすめですよ。





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1/25 amt AMCペーサーワゴン 製作中2

2021-01-15 09:01:37 | 模型

amt1/25ペーサーワゴン、製作中です。


まずは仕上がったボディにベアメタルフォイルを貼り込んでいきます。
細切りにしたベアメタルを貼り込んで綿棒などでなじませて、カッターや楊枝で整えます。ハセガワのミラーフィニッシュや
昔のメタルックなどよりも扱いやすい感じ。仕上げりのツヤ加減もいいですね。ドアノブやフラッシャーなどにも貼り込んでおきます。



サイドモールはベアメタルを貼り込んだあと、ハセガワのつや消し黒フィニッシュを上から貼りました。




テールライトはクリヤーレッド成型だったため、上からベアメタルを貼り込んでからクリヤーレッドとクリヤーオレンジを色差ししました。
ナンバーポケットにもベアメタル細切りを貼り込んでいます。






ハッチバックでは金魚鉢と言われた特徴的なウィンドウが入ると、一気にペーサーらしくなりますね。
合わせも良いようです。ファイヤウォールも黒く塗り込んでおきます。





ここでインテリアも入れて車高確認、ウィンドウを入れても特に問題ないようです。この佇まい、amtすごいですね。



ホイールは裏から蓋をするタイプでしたが、枠だけのものにしてワッシャーを浮かして貼り込んでみました。


シャーシ裏は簡単な再現なので黒く塗り、インテリアタブは外側を黒に、内側はダークイエローを吹きました。



よくできたインパネは茶色と黒とシルバーで塗り分け。インテリアのドア内張りにもシルバーで色差ししました。


コアサポートを黒く塗り、バンパーにもつや消し黒フィニッシュとエナメルの黒でラバーの再現をしました。






インテリアを収めて上下合体してみます。ドアミラーは少しサイズが小さいですがつけてみました。
あとはエンジンなどですね。楽しんで製作しています。


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1/25 amt AMCペーサーワゴン 製作開始

2021-01-14 09:29:12 | 模型

1/25のamtペーサーワゴン、数年前に再販されたキットの依頼製作になります。
ペーサーのキットは普通のハッチバックがmpcですが、こちらは手に入りづらいもののようです。
ペーサーは子供の頃から好きな車でした。トミカもあったし、実車は見たことなくても結構ポピュラーな車でしたね。



こちらが再販キット。実車当時のリリースの古い金型のようですが、このようにプロポーションはピカイチ。

ワゴンの後ろ半分もこんな感じです。


まずはアメプラの特徴であるメッキのライト、グリルは良い彫刻なのでいいですね。

裏から穴を開けて穴の形を整えます。

手元のメッキのカップを当ててみるといい感じ。

ライトレンズもありました。


カップがコアサポートにあたるのでこの部分に穴を開けます。

グリルはエナメルのフラットブラックで調子をつけます。

はめてみるといい感じですねー。ウィンカーは後で塗るつもり。

思ったペーサーの顔になりました。


タイヤはレターが印刷された素晴らしいものが入っていますが、今回は好みでホワイトリボンを作ってみます。
まずはサンワサプライの透けないラベルシール白に、パンチコンパスで二重に切れ目を入れます。
この際カッターマットにラベルシールを両面テープで貼り付けておくと穴がずれません。


タイヤにハイグレード模型用接着剤で貼り付けてみました。


ホイールはメッキのトーンを落とすために、上からミッチャクロンを吹いてスパッツスティックスミラークロームスプレーを吹きました。



次にこのパネルの隙間部分の形にセロテープを表から貼り、裏から瞬着を盛って硬化スプレーで固めました。


裏から透け防止のグレーサフを吹き、表には白サフを吹いていきます。



依頼品のイメージがクリームがかった黄色なので、アサヒペンクリエイティブカラーのカナリーイエローを吹きます。






このスプレーはつや消しなので、上からクレオスのクリヤーでコートしました。



グリルとタイヤとの組み合わせもいい感じ。
この後ゆっくり作っていきます。



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