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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/12 イタレリ フィアット500F 製作中5 ホイール/フロント燃料タンクまわり製作

2018-03-23 09:50:06 | 模型

ebayで輸入したイタレリの新製品、1/12フィアット500F。タミヤが今後正式輸入するそうですよ。日曜から作りはじめて製作も佳境です。



まずは後ろの内張パーツをシャーシに接着。リヤのバルクヘッドの角度が曖昧なのですが、このパーツでばしっと合わないとエンジンの角度や足まわりまで影響が出てきます。
このパーツを仮合わせして角度を決めても良いかもしれないですね。付け外しでとれないように流し込み接着剤でがっちりと接着します。


室内にきっちりと収まります。ドラムブレーキの表側のパーツは中央の軸穴が小さいようなので、浮かないように軸穴を拡大して取り付けました。ここが浮いているとタイヤの角度やトレッドに影響してきます。




ホイール中央のキャップ抑えのパーツはエッチングとプラの両方が用意されています。エッチングの方を使いましたが角度や接着位置のモールドが無く、キャップと現物合わせで位置決めしました。
このパーツがずれているとキャップがはまらなかったりずれたりします。高すぎるとキャップがつかないので注意しましょう。
ミッチャクロンを吹いてから8番のシルバーを吹き、さらにスパッツスティックスのミラークロームスプレーをぱらっと吹きました。





良い佇まいですね。キャップが外れた状態もリアルです。このホイールとドラムブレーキは流し込み接着剤でがっちりとつけた方が良さそうです。






このみっちり感が素晴らしい。燃料タンクまわりもキットの素組です。ベルトはエッチングパーツなので、高耐久黒ラッカースプレーという金属用の焼き付けするスプレーを使い、バックル部分は塗装をはがしました。
エッチングのベルトは燃料タンクにかたちを合わせて曲げて、トランク床面に沿うように位置決めしてから浮かないように燃料タンクとベルトを瞬着で接着。燃料タンクの下から出てくるバッテーリーコードをつけてから、燃料タンクを流し込みでがっちりと接着しました。工具箱やジャッキ、バッテリー、ウォッシャータンク等も良い感じですね。キットの塗装説明よりもネット画像を参考にしています。
シャーシナンバープレートやジャッキのコーションプレートデカールが良い感じですね。

あと少しで完成です。がんばりますー。

今作っているチンク2台を8日まで同時に三越イタリアンフェアの水彩画展で展示します。8日からはボロい方を下げて、13日からの妙案ギャラリーでボロい方を展示、両方の展示を見て回ると両方みられるように。
さらに、三越が終わったら18日からは妙案ギャラリーで2台(もし売れていなかったら)並べて展示しようと思います。
三越ではボロい方は非売品として展示します。
会期中売れてしまったらみれなくなりますのでご容赦くださいませ。
4/4-17 日本橋三越本館7階奥 はじまりのカフェ 溝呂木陽水彩展 イタリアンヘリテージカーの魅力 模型と水彩画展示
三越在廊日 4.5.6.8
プレスリリース

4/13-22 白金台 東京妙案ギャラリー フィギュア&ドローイングズ フィギュアとクロッキーの展示
毎日在廊
プレスリリース
よろしくお願いいたします。

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1/12 イタレリ フィアット500F 製作中4 エンジン/足まわり製作

2018-03-22 07:42:07 | 模型

イタレリ1/12フィアット500F。ebayで輸入したデカチンクを製作中です。こちらのキットはタミヤから正式輸入されるそうですよ。
今日はエンジンと足まわりを更新です。


まずは組図の最初に戻ってタイロッドの製作。これが組図のパーツの方向等がわかりづらく、悩むことしばし。焼き止めで製作するので半田ごてを用意して組み立てましたが
案の定向きをを間違っていて、ジョイントを一部針金で作り直しました。ここ注意です。しかもかなり細い部分があるので瞬着で太らせました。
アームの先端が不要部分と間違えて切り落としてしまったので、瞬着でつなげています。



さらにフロントアクスルの取り付けも、はまって欲しいところがはまらなかったり、抜けて欲しくないところが抜けてしまったりで何度もやり直し、タイロッドとあわせて2台分でフロントまわりだけで4時間かかりました。




ボディにパイプ類の取り付け。これでエンジンを固定するので、向き等が傾かないようにがっちりと流し込みで固定しておきます。







エンジンは空冷ツイン。ぷるぷると回りますね。パイプ類は若干太いですがキットのパーツです。良い感じのエンジンですね。エンジン二つで4時間かかりました。






エンジンは先ほどのパイプで向きを固定して、パイプ部分とミッションケースの部分でがっちりと流し込みで固定しました。
大きな部品は瞬着では後々外れてくるのでなるべく流し込み接着剤で固定していきます。






足まわりもリヤまでついてやっとクルマのかたちになりまあした。ここも外れないようにがっちりと流し込みでつけていきました。


エンジンものぞいてみます。

今作っているチンク2台を8日まで同時に三越イタリアンフェアの水彩画展で展示します。8日からはボロい方を下げて、13日からの妙案ギャラリーでボロい方を展示、両方の展示を見て回ると両方みられるように。
さらに、三越が終わったら18日からは妙案ギャラリーで2台(もし売れていなかったら)並べて展示しようと思います。
三越ではボロい方は非売品として展示します。
会期中売れてしまったらみれなくなりますのでご容赦くださいませ。
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1/12 イタレリ フィアット500F 製作中3 インテリア製作

2018-03-21 09:00:25 | 模型

ebayで輸入したデカチンク、1/12イタレリの新作、フィアット500のインテリア製作までです。



まずは、ミラーのステーを針金に置き換えて、ドアミラーをつけました。片方だけにしておきます。





次はナンバープレートとバンパーの製作です。ナンバーは各種付属するのでローマとトリノを選択。古い書体が大好きです。後ろのナンバーは上下あるので気をつけてください。このナンバー枠はつや消しのイメージなのでフラットクリヤーを吹いています。エンジンフードの取り付け穴は少し拡大しました。バンパーは基部を黒く塗ってからハイグレード模型用で接着しています。




サイドモールもとくに取り付け穴やガイドがないので、中央よりやや下にハイグレード模型用で接着しました。




シートはます上半分に白サフを吹いてから、シートの上半分をマスクしてNATOブラウンをムラになるようにスプレーしました。





シャーシはボディカラーになる部分をまずオキサイドレッドサフで下塗りしてから、オレンジでムラになるように吹いています。




次にシャーシに黒くなる部品をどんどん接着しました。エッチングでゴムシートの重みに寄るたるみを再現しているのがわかりますが。凄いですね。
黒くするためにボディカラーになるところをマスク。




ミッチャクロンのあと黒サフを吹いて、雰囲気作りにアサヒペンのサンセットという色をパラ吹きしました。






次にインパネの製作。ノブ類はインパネに穴を開けて接着します。中央にはキーホールにエッチングのカギを接着。リヤのバルクヘッドは角度が曖昧なのでリヤシートにあわせます。



シートをシャーシに接着。フロント可動部の接着が手が入らず、何とかピンセットで対処しました。
まず奥側を最初に接着してからシートフレームをこじ入れて最後に手前の基部を接着します。








ボディにすっぽりと収まりました。

今作っているチンク2台を8日まで同時に三越イタリアンフェアの水彩画展で展示します。8日からはボロい方を下げて、13日からの妙案ギャラリーでボロい方を展示、両方の展示を見て回ると両方みられるように。
さらに、三越が終わったら18日からは妙案ギャラリーで2台(もし売れていなかったら)並べて展示しようと思います。
三越ではボロい方は非売品として展示します。
会期中売れてしまったらみれなくなりますのでご容赦くださいませ。
4/4-17 日本橋三越本館7階奥 はじまりのカフェ 溝呂木陽水彩展 イタリアンヘリテージカーの魅力 模型と水彩画展示
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1/12 イタレリ フィアット500F 製作中2

2018-03-20 06:23:30 | 模型

イタレリ1/12デカチンクの製作、進めていますよ。
今回2台同時製作で、一台はこんな錆仕様。

もう一台は使い込んだ仕様で作っています。


まずはドアの製作をしてみます。キットのドアは内張内側プレスまで再現された好ましいもの。まずは窓の取り付けです。

ウィンドウは軟質のPETやPPみたいな樹脂で、メッキの窓枠(これも軟質樹脂)にGクリヤーで貼付けました。はみだすととれづらいので気をつけて。磨くと傷が残る性質です。
ウィンドウ内側には三角窓開閉レバーを点付け。30Hと言うドアロックのパーツはミスタイプでどのパーツか良くわからなかったので虫ピンをマジックで黒く塗って差し込みました。
窓押さえにもなるし結果オーライで。なかなかリアルですね。



内装色はNATOブラウンにしました。内張のレバー類も良い感じ。裏から瞬着でとめています。
内張自体はセメダインハイグレード模型用でがっちりとつけています。


なかなか良いディテールですね。ドアのキャッチもパーツ化されています。



ウィンドウはモール一体の軟質樹脂。ここは面倒でもマスクして塗装しましょう。
3Mの3㎝幅マスキングテープがおすすめ。貼ってからカッターで切り出します。あとは黒サフを表からショット。






ドア以外のウィンドウは外貼りなのでリアルですね。ボディにはそっていないで浮いてしまうので、手で曲げて癖を付けてからGクリヤーで点付けしていきました。




細かいパーツの取り付け。ワイパーはランナーに左右反対に配置されていたので注意してください。ブレードをマジックで黒く塗ってから、ブレードの端もGクリヤーで点付けしました。
ドアノブはハイグレード模型用、ドアのラッチはエッチングです。



ライトにはバルブがあります。奥のほうなのでピンセットでつまんで何とか命中させて裏から瞬着でとめました。
ヘッドライトは一番上の目立つところにゲートが来るので、ミラーフィニッシュの細切りを貼りました。




鼻先の楯もボディにそわせて曲げてから、ひげの先端裏にGクリヤーをつけて本体も押し付けて裏から瞬着でとめました。
デカールもノーズのエンブレムやウィンドウの車検証(?)など良い感じですね。


ボディ側のゴムシールのモールドを黒く塗ってから


ライトやナンバー灯の取り付け。ここはつや消しになっているクルマが多かったので艶を落としてフラットクリヤーを吹きました。
エンブレムはエッチングの金色の方を使いました。


このデカチンク2台。今週中の完成を目指します。

今作っているチンク2台を8日まで同時に三越イタリアンフェアの水彩画展で展示します。8日からはボロい方を下げて、13日からの妙案ギャラリーでボロい方を展示、両方の展示を見て回ると両方みられるように。
さらに、三越が終わったら18日からは妙案ギャラリーで2台(もし売れていなかったら)並べて展示しようと思います。
三越ではボロい方は非売品として展示します。
会期中売れてしまったらみれなくなりますのでご容赦くださいませ。
4/4-17 日本橋三越本館7階奥 はじまりのカフェ 溝呂木陽水彩展 イタリアンヘリテージカーの魅力 模型と水彩画展示
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1/12 イタレリ フィアット500F 製作開始

2018-03-18 22:20:40 | 模型

イタレリのデカチンク、製作開始です。


ebay経由で、ドイツのショップから輸入したデカチンク、製作を開始しました。




ボディは良い感じ。まずはここのパーティングの段差を紙ヤスリで削ります。






次にドアを組み立てていきます。ヒンジは上側がダブルヒンジで、うまく干渉を避けて開くようになっています。



塗装前にがっちりと接着。まず流し込みで組み立てて、ドアヒンジとボディの接着は瞬着で補強しました。
ドア前側の断面裏側は斜めに削っておくと干渉を減らせます。


フード裏側も良い感じ。ボディカラーになるパーツはどんどん接着します。



リヤフードやフロントフードも良い感じでつきますね。


まずは裏側とか隠れる部分にオキサイドレッドサフを吹きます。


次に全体にオキサイドレッドサフをショット。


アサヒペンのサンセットという明るめの色を軽く吹いて明度を上げてから、タミヤのオレンジを吹いてみました。


じつは2台並行製作。



1台は艶ありに。(ピカピカにはしていません)




1台はエナメルのハルレッドを激おち君でスタンプして錆び表現。あくまでも走っているクルマの錆で。つや消しクリヤーを吹いてから、アサヒペンのサンセットを軽く吹いて埃表現。
ローマやナポリでみたチンクのイメージです。

思った感じになりました。デカチンク楽しいですねー。
タミヤが正式に取り扱いをするそうですよ。
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