2/18のワンフェス、リアルフィギュア応援団アトリエイットブースで購入した、林浩己原型の新作
1/6HQ06-01の眼鏡っ娘ちゃんを製作しました。今回は眼鏡のつるのモールドを削り落とし、眼鏡無しで完成させました。
林さんの久し振りの1/6フィギュアの造形は素晴らしく、塗装が楽しみな逸品でした。
アトリエイットから来週の月曜日の2/26には一般販売が始まるそうです。
ミニチュアパークの予約サイト
髪の毛やほおの部分にある眼鏡のつるは彫刻刀で削り落としています。各部のバリをやパーティングラインを取り除き、すりあわせして仮組。この時点でかわいいですね。
胸の部分にはタミヤの樹脂粘土をクッキングシート等ではさんで、麺棒で薄く伸ばしたものを使って、動きのある布表現をしています。
乾くと半透明の質感になります。これは金子先生直伝ですよ。
全体を中性洗剤で洗って、持ち手をつけてからミッチャクロンを吹き、さらに足首の部分の継ぎ目を瞬着とやすりで消して、全体にぱらっとタミヤのピンクサフを吹いています。ピンクサフはむらになった方があとで良い効果が出てきますよ。
さらに肌の部分にアルキド樹脂絵の具のアキーラ(ヨドバシ等で12色セットを3000円くらいで販売中です)を使って肌色を混色して筆塗りしています。肌色は白とオレンジと黄土色に紫を加え、ややグレーがかった肌色でピンクサフをコートすると、下地のオレンジ系が透けて、肌らしい質感となります。レースの下着はアキーラの白でドライブラシをしています。各部は瞬着に一部真鍮線で軸打ちして組み上げました。
顔の部分などにややオレンジがかった肌色で血色の良い部分(ほおや目の下、耳や指の部分、膝の部分等)に色差しします。
髪の毛は茶色と紫に黄土色を混ぜて、単調にならないように描き込み、眉毛は肌色と茶色と紫を混ぜた薄めの色でドライブラシ風に描き込み、白目のふちにオレンジと白を混ぜた肉色で線を引いてから、アイラインは紫系で、黒目はまぶたに上半分と下が少し隠れるように、大きめに茶色と紫系で描き込みます。さいごに白目を白に少し肌色を混ぜた色で描き込み、唇はオレンジに肌色を混ぜた色で唇よりもやや小さ目に描き入れます。全体にタミヤのフラットクリヤーでコートしてから、目と唇、鼻の頭等にアクリルのクリヤーで光を足して顔の完成です。
肌の柔らかな質感が伝わるでしょうか。
なんとも色っぽい林さんの新作。林さんは天才ですね。
こちらも個展で販売します。
2018年4月13日(金)〜22(日)11時〜19時(最終日は17時まで)入場無料
白金台 東京妙案ギャラリー(白金台駅徒歩5分八芳園そば)
「フィギュア&ドローイングズ」
溝呂木陽が贈る水彩画クロッキーとリアルフィギュアの世界
去年の初夏から始めた水彩画裸婦クロッキー、さらにスカルピー粘土造形を学んだフィギュアに加え、3Dプリントフィギュア、レジンキットフィギュア等、リアルフィギュアの奥深い世界を探求します。
1/4マリリンモンロー、1/6リアルフィギュア、1/8、1/12、1/20、1/24などいろいろなスケールのリアルフィギュアと水彩画作品をその場で選んでお持ち帰りが出来るショップとして展示いたします。女性を描いた美しい世界を、撮影自由の空間で楽しんでくださいね。
毎日在廊しておりますので、ぜひともじっくりと作品を堪能してください。
まだまだ作品を準備しますので、お楽しみに!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます