MODENAのパンダ

3/9-31に開催する、フィアットカフェ松濤での個展「MODENA」のための水彩画を描いていきます。
昨日描いた作品がこちらの、モデナで見たパンダ。



まずは写真を見ながら、スケッチしていきます。
ドローイングのつもりで、定規を使って,背景を構成、車や人もクロッキーの要領で描き込んでいきました。



ファーストウォッシュは、水をたっぷりと含ませた水張り刷毛を使って、ベースになる色を置いていきます。
この色が仕上がりとなる部分もあるので、この段階で気持ちよくなるように色を置きます。



次はこの２種類の筆で細部を描き起こします。水彩筆の丸筆と、面相筆を使っています。
光と陰で立体感を描き起こすつもりで、色を塗り分ける感じにならないように。


手前の自転車のベースになる色を置きます。


さらに細部を仕上げて色のバランスを見て完成です。


モデナの朝のちょっと冷たい空気感、伝わりますか？
モデナ水彩画は、フィアットカフェで展示販売致します。
新しい新刊本、MODENAストーリーとペローニさんの世界もぜひ合わせてお楽しみください。

溝呂木陽の水彩画をジクレー版画にしたオンラインショップがオープンしました。