sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

楽しいプラモデルの作り方

2015-04-17 13:36:00 | 模型


プラモデルの作り方を質問いただいたので、僕なりの簡単な作り方を。

パーツを切り離すときはニッパーでランナーの離れたところで切って、さらにニッパーやカッターで切り離します。このときにパーツが飛び易いので注意しましょう。切断面はカッターややすりで整えます。

塗装はボディは両面テープで瓶等に貼り付けて持ち手をつけて缶スプレーでやっています。
サーフェイサーを吹いてから色によっては白サーフェイサーを吹いて好きな色を吹いています。アサヒペンクリエイティブカラー等も調べるといろいろな色味があるのがわかります。
吹き方はネットでお調べください。ボディの下回りから軽く吹いて一度に厚塗りせずに最後にルーフやボンネットの順番です。
デカールを貼付けてから缶のクレオスのクリヤーを軽くぱらっと吹き重ねてから最後はツヤが出るまで吹き重ねています。
ペーパーを当ててコンパウンドで磨く方が多いですが、僕はあまり研ぎ出しはやりません。コンパウンドもたまに使うぐらいです。クリヤー吹きっぱなしで良い艶が出せればそれにこしたことはないですね。
ポリラックと言う保護艶出し材はなかなか優れものです。

最近は自作デカールもインクジェット用等があるのでこちらが作れると世界が広がります。


塗装は色をむらなく染めるということと艶を出すということは別工程と考えても良いそうです。艶を出そうとするあまり色むらが出ては元も子もありません。赤を吹くときは僕は下地にシャインレッドのようなムラが出にくい発色の良い色をおいています。


メッキの窓枠等はペイントマーカー(三菱)、さらにペイントマーカーが入らないところはクレオスのメッキシルバーNEXTの筆塗りでタッチアップしています。
細かいところはタミヤアクリル筆塗りです。タミヤの高い方の面相筆がおすすめです。細かいパーツは割り箸に貼付けて、スプレーしています。両面テープはダイソーのクッション付き強力タイプを使っています。
つや消しのスプレーもそろえておいて室内やシャーシ等もある程度組み立ててから一気に塗っていきます。ランナーごと塗ることもよくあります。
マスキングは3Mの幅広をAmazonで買っておくといいです。
仕事や家のことしながら合間にチャチャッと作っているので缶スプレーを使っています、なるべくパーツ同士組み合わせてからさっとひと吹き。あとはスモークやつや消しクリヤー等もぱらっとスプレーします。メッキパーツ等もこの一手間で良くなったりしますね。
スプレーもぱらっと吹いて違った色を吹き重ねて質感表現できたりします。下の色を影響させた色の塗り重ねはボディ色でもよくやります。


シャーシ関連等は流し込み接着剤をパーツを組み合わせてから合わせ目に流し込みます。

ボディの合わせ目は瞬間接着剤を合わせ目に塗り込んでペーパーを当てて合わせ目を消していきます。瞬着硬化スプレーもおすすめです。ペーパーを当てたあと必ずサフを吹いて合わせ目チェックをしましょう。

ライト等の細かいパーツはピンセットにつまんでから、アクアリンカーやGクリヤー等を楊枝等で塗って接着します。


インストの塗装表示より、ネットで資料を探すと良いですよ。
300SL INTERIOR 300SL ENGINEなど英語で入力するのがポイントです。
艶や彩度に気をつけて色を選ぶと楽しく模型が作れます。良い模型の愉しみ方を!
コメント
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