Sydney Yajima


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後退する世界経済

2011-10-08 20:06:49 | 経済
大学に入って経済の授業を受けたなら、一番最初に習うことがある。
それは経済を支配している心理は、ふたつあるということだ。
それは、
「不安」
「強欲」
である。


まさに、現在の世界をみたなら、これがバッチリと当てはまる。
ヨーロッパは ギリシャ、イタリア スペイン ポルトガルのひどい経済状態に、ドイツの一方的な支出でささえる状況が続いている。
そして、2008年以降、弱りきって失業率が9%を超えているアメリカも、さらなるショックが来るとオドオドしている。

そんな中、中国 インドは国内消費が活発で、そのため石炭が足りないので、オーストラリアはますます、好景気に沸いている。
アメリカとヨーロッパの後退は、喜ばしいことではないが、実際にオーストラリアの経済に直接影響はしない。
もちろん、中国とインドの輸出が下がると、良くないのは確かだが、ワンクッション置いてくるので、利率の調整などで国内の経済を保つことができる。
現在のRBAの利率は4.75%だが、今後さらに0.25%ずつ下げることができる。

今のままの無策状態でいけば、日本はオーストラリアよりは、かなり危ない。
いくら製品を作っても 市場は半分ほど目減りしてしまっているからである。

ただ、ひとつだけ方法がある。それは昨日私が書いたとおり、地方経済を活性化させることで、まずは、戦後なかったほどの、かなり思い切った大きな 再生予算を組んで、国内で、経済を活性化させていくしかない。さらなる借金が出来ると危惧するむきもあるが、今の日本の地方経済を活性化させるには、思い切った処方箋をしなければだめだ。
日本がもう一度自信を取り戻すためには、
「再生」
しかない。
それは 再生エネルギーであり、再生経済であり 再生地方活性化でもあるだろう。
再生軍備は、今後の日本の安全を考えるとき、避けては通れない問題で、今までのような アメリカに頼る方法ではなく、共同でおこなうという前提に立って独自での軍事展開の実力をつけることも重要な位置づけになる。



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