Sydney Yajima


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中国の保有米国債

2015-08-10 16:57:59 | 経済
米国債を中国が保有していることが、一時 問題になったことがあった。
クリントン大統領時代、米国から買いつづけた 米国債。
それが膨らみ、中国の毛沢東が乗っている赤い紙の価値を引き上げることとなった。
だが、その米国債を今 中国は売り始めている。
売った資金で何をするのかというと、株式を買い支えてバブルの崩壊を食い止めようとしているのである。

そもそも、中国の国民は、外国に出ても、中国政府こそが唯一 世界の中心であり、共産党政府は我々中国人を、決して見捨てることは無い と思っている。
日本人でも米国人でも、株式への投資は自己責任だということを承知していて、損失を出したとしても、それは、自分自身の決断で行ったことだという認識を持っている。

しかし、中国人は、政府が救いの手を差し伸べてくれると心のどこかで信じている。
信じているから、大きく危険な投資を行う。

そうとしか、考えられないような投資のやり方だ。

乗り遅れるな。

ただ、そう聞こえる投資だが、米国投資家はそういう彼らを見逃さない。

当たり前だ
まるで、カモがネギを背負ってヨチヨチ歩いているようなものだ。
腹を減らした米国のヘッジファンドが、そんなカモをペットにしてエサを与えて飼うはずがない。

中国の過去10年行ったことといえば、開発だ。

2008年のリーマンショックのあと、輸出が鈍ると、中国政府はどんどんと地方に地方債を発行させて、開発を行った。
それによって、官製の不動産バブルを行ったのである。

AIIBやシルクロード計画など、米国は、「中国の地方の借金を世界に支払わせる方便」だと言っている。
その通りだ。

では、今後、どうなるのだろうか?
続きはGSMにて

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