Sydney Yajima


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日本は 世界から今 どう見られているのか?

2011-08-08 23:51:18 | 政治
政治の世界に生きる人にとっても、経済の研究をしている人にとっても、あるいは、震災で被害に会った人にとっても、あるいは、大学生や、様々な研究機関にいる人にとっても、今 この時期に 一番知りたいことは、日本が世界から どう思われているのか ということだろう。



世界の多くの、人々は復興のスピードに驚愕している。
たとえ、菅首相がどれほど「復興が遅いのは おまえのせいだ」などと非難されていようとも、世界のスピードからいえば、日本の現在の復興のスピードは、驚愕するほどの 速さ なのである。
あれほどの震災から わずか 5ヶ月で、ほぼ 完全に近い形で 交通ができるようになっている というだけでも、驚くべきことなのだ。
キューバなどでは、いまでもキャンプ生活を強いられている。

津波と、その後の余震 そして原発のどれかひとつでも、大きなストレスだ。

最近、原発へのストレステストを行うということが 頻繁に言われているけれど、ストレステストが行われているのは、実に日本に対してであり、この後の復興で、日本が再び元気を取り戻すことを、世界は知っている。

時々、今回の地震は、人工的に行われたものだったという人がいる。
私には、はっきり言って 分からない。
分からないというよりも、とんでも話 にしか聞こえない。

そもそも、もし そんな 便利な兵器があれば、アメリカは中国やパキスタンや、アフガニスタン、それに イランやシリア、それにロシアに対して、ドカドカと使うはずだ。何も たくさんのアメリカ人のビジネスマンや 基地のある日本にするメリットは ない。
日本こそ、アメリカの国債を買ってくれるお得意さんで、日本が 自然災害のせいで、金がなくなったら、アメリカが困るのである。

今回のG7では、日本の役割は他のどの国よりも 大きい。
日本が アメリカを買い支えると言い、そして日銀が介入姿勢をだしたことで、「ああ、なんと暖かい支援をしてくれるのだろう」と、アメリカは、感動しているしヨーロッパは それこそ、ハットオフ しているのである。
私たち日本人は、もっと胸を張って いい。

災害にあいながらも、御互い助け合う日本人をみて、お隣の国、韓国は、正直に「彼らに学ぶことは多い」とまで言っている。普段、日本にライバル意識をむき出しにしている、韓国でさえ、だ。

世界の失業率は、二桁になりつつあるか、すでになっている国が多い中、日本は、まだまだ5~6%程度で推移している。
これは、今の世界の常識からいえば、とてもうらやましい数字なのだ。
日本の経済は、まだまだ、丈夫である証なのだ。

日本の女子サッカーが優勝した際、オーストラリア人は、日本を応援していた。
なぜなら、オーストラリア人にとっては、アメリカよりも日本のほうが大好きだからだ。

もちろん、捕鯨問題など、さまざまなことはあるけれど、考えてみて欲しいのは、例えば、オーストラリア人が熱狂した古いアニメーションは ほとんどすべて 日本製であり、それらのなかには、鉄腕アトムや、マッハ GOGO それに 海底少年マリン。
捕鯨に反対するオーストラリア人たちの少年時代には、海底少年マリンが日本製だとは知らないで、あのヒーローの少年が オーストラリアのアボリジニが使っていたブーメランで悪者たちを退治し、ドルフィンを友達に世界の七つの海を守るというストーリーに熱狂していたのである。
オーストラリア人は、単純だ。
田舎者なので、猜疑心が強く、臆病で そのくせ、自大妄想なところがあり、滑稽なほど変な自己主張(それには捕鯨問題も含む)とラグビーのこだわりと、週末のビールとバーベキュー それに、やや おっちょこちょいなユーモアのセンスと、元囚人という自分たちのアイデンティティーを恥じる反面、そこから産まれてくるであろう、ひねくれた人種差別の概念とがごちゃごちゃに交じった人たちだ。
しかし、彼らは、いわば愛すべき田舎者たちなのである。
話が脱線した。

世界が日本をどうみているのか。と言う点に立ち戻ってみよう。

世界は、日本を尊敬している。
それは、アメリカ、オーストラリア、のみならず中国もまた多くの東南アジア、アフリカ人にいたるまで、世界は、日本が今後、本当の意味でどんなリーダーシップで世界に良い影響を与えてくれるのかを とても待ち望んでいる。
日本がこれから、どんな方向に行こうとするのかは、もちろん、まだまだ、未知数だが、世界のなかの日本として、これからも 是非 良いお手本を見せて欲しいと願っている。
地震の時にもその後も、なんの混乱もなく、粛々と復興していく日本の人々
それに、立ち向かっている原発への反対運動・・・(それも決して暴徒化していくのではなく)
これらは、世界の人々にとっては、学ぶ点がたくさんあるのだ。

日本人は暴力的に解決することを望まない。
それよりも、知恵を使い 御互い学びあいながら、有効な方法で、ひとつずつ具体化することを望むのである。
大きな声を張り上げるのでもなく、ただ、静かに、耳を傾けながら、考えて進んでいく
それが、日本らしいやり方だ。

私はそんな日本に生まれたことを とても 誇りに思っている。


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1 コメント

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あの。 ()
2011-08-30 19:01:43
9/1までに、 これからの日本 をテーマにした作文を出さなくてはいけません。

何かいいアイデアないでしょうか?

よろしくお願いいたします。
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