Sydney Yajima


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今後の流れ

2012-01-21 20:47:32 | 政治
世界はますます、経済的に混沌期に入っていく。
2015年から2016年にかけて、中国の失速が本格的になり、インドは2018年ごろから、問題が表面化してくる。
おおよその歴史的な転換期というものは、周期をめぐってくるものである。
その 周期という考え方は、いい加減に聞こえるかもしれないが、おおよそ 日本においては70年でめぐってきている。
戦争が終わって、今、70年になろうとしている。その70年前は明治維新だったはずだ。
つまり、今は戦後に作った民主主義の屋台骨にひびが入り、どうにもならなくなってきて、、新築するか大改修するかの瀬戸際にきている。
当然、成功させるためには、いくつかのハードルがあり、そのなかでも飛びぬけて重要なハードルは、どのモデルをわが国に当てはめていけば より良き未来を描くことができるのか という選択ではなかろうか。
選択には それぞれ プラス面とマイナス面があるけれど、まず 主眼を 国の生産力アップにおくのか、あるいは、経済力の充実におくのか、あるいは 国民の社会保障の充実におくのか などで随分と 違った形になってくるだろう。

具体的には、原子力発電を推進させるという意見は、経団連を始めとした多くの生産企業にとっては重要な選択であり、それを推し進めることによって経済を潤わせる、そして、その結果、多くの雇用を生み出し、日本の活性につなげるというものが、大まかに言えば、選択肢のひとつで、戦後、その政策を採り続けてきた。

社会保障の充実は、その結果 得られるべきご褒美であり まず、社会保障ありき では現実的に、成り立たないという議論が、今でも主流を占めている。

それは、一面正しいかもしれないが、大きく間違っているのは、現在の国民の感情を考えていないと言う点だ。

こう、私が言い切るのには 理由がある。

私は、島田シンスケという漫才師が 引退したとき 「あれ?」と思った。
紳助という男は、感情的で、独善的な面があるかもしれないが、誰もがおそらく同意するであろうことがある。
 それは 彼が、とても頭の良い男だということだ。
たかが、とは言わないが、暴力団との交際で引退というのは、違和感があった。
多くの俳優や歌手が黒い交際の歴史を持っている芸能界というとても 恐ろしい世界で、きれいごとで澄む筈もないことが多々あることくらい、素人にでも分かる。
島田氏くらいの大物になると、自分の過去の暴力団とのかかわりや履歴を消去するくらい、なにほどのこともなかったろう。
だが、彼は そのことを理由に、引退をした。

前日に、徳光さんがマラソンを走り、彼はその司会をしていた。
そのとき、彼には、往年の切れもなければ、とげもなかった。
なぜだろう?

3.11の地震と原発の爆発を目の当たりにして、彼は自分自身をおそらく 冷静に分析し、時代が大きく変わろうとしていることに すでに気がついていて そこに、自分の居場所が見当たらないことも、知っていたのではないだろうか。
つまり、剣術の達人が 「見切り」をするような感覚で、自分のお笑いのなかでの位置を、一度 リセットしなおして、様子見を決め込んだに違いないと私は思う。

やくざや暴力団などというものは、それこそ昭和 そのものの歴史であり、そこには力道山や、麒麟ラガー それに、大鵬や、巨人、モウモウと上がる橋の下にある焼肉の煙と、貧民屈から世界チャンピオンを夢見るボクサーなどというものが、延々とつながる。
そういう、昭和的なものが、3・11を境に終わりを告げた。
それは、昭和天皇が、戦後に日本全国を歩んでこられて、日本人と新たな契約をされた時期から平成に移り、そしてついに平成の天皇が、東北大地震という未曾有のなかで、日本の国民に直に、お言葉をかけられて、避難民をねぎらわれ、その中で、日本国民が大きく意識をかえたということが 起こったということなのである。
つまり分かりやすい言葉で言えば、日本国民と、天皇家との新たな時代契約が為されたということだ。

新たな契約の中に、昭和の時代のような経済発展のモデルや、あるいは、馬鹿げた延々と続くお笑いの芸人などは、すでに 過去のものとなっている。
新たな契約には、私たちの本当の目的や、本当の幸せというものがたくさん詰まっており それが 何なのかを見極めながら、新たな価値観の創造をしなければならないというとても大きなテーマがある。

ツゥイッターで 反原発の動きが大きく また二乗加速的に 広く しかも、強く日本国民全体に広がっている。
次の選挙で、反原発を唱えなければ、その人は 絶対に落ちるだろう。

日本国民は、変わり 今、日本の政治にかかわる面子も 変わろうとしている。
これは、革命だろうな。やはり・・・



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