Sydney Yajima


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作られたバブル

2017-01-04 05:32:55 | 経済
好景気が、バブルだと呼ばれるようになったのは、1990年の日本のバブル好景気以来である。
それまでも、何度か 好景気があったが、バブルという名前では呼ばれたことは無かった。
30年程度のサイクルを経て、日本には好景気の波がやってくる。
それは、ひと世代という意味で、実に理にかなっている。
したがって、もうすぐ、新たな好景気の時代がやってくるという自信を私は持っている。
すでに、日本は好景気の時代のちょっと手前に立っており、まさに、今年からその好景気の波に突入して、オリンピックに頂点を迎えるだろうと私は考えている。
日経平均は4万円を超えるだろう。
それも、早ければ来年にはそういう波が来る。

今度の好景気の波は、日本の転換期を意味してもいるので、軍需産業という古くて、日本にとっては目新しい産業が加わることにもなるはずだ。
軍需という需要は、実に世界中にたくさんあって、それを満たすための産業は年間十数兆円にも上る。

ところで、筋肉を誇示する腕相撲は、安全で、面白く、勝っても負けても、生死を左右することはない。
今の南シナ海の米中は、まさにそれで、もちろん、個々のドンパチに発展しないとは言い切れないが、大きな戦争にはならないのである。
この状態は、むしろ健全なのである。

そもそも、イデオロギーと民族と宗教の対立を含んでいる とても複雑な関係なのだ。
中国は「共産党」が独裁している国なのだ。これが一点。
次に、民族は「漢民族」が全体のほとんどを占めており、とても高い意識を持っている民族でもある。これが二点。
第三に、これは共産党のイデオロギーに内包しているが、そもそも、宗教を信じてはならないか、そういうものを否定するところから始まっているのが共産主義だということだ。

対して米国は「民主主義」を標榜している国だ。たとえ、トランプではなく、ヒラリーであったとしても、「民主主義」の価値観の中での争いだったにすぎず、ひっくり返っても「共産主義」にアメリカがなることは、ないのである。
米国のほとんどは白人であり、あるいはマイノリティーに黒人とヒスパニック系がいるにせよ、漢民族は、ほとんどいない。
さらに、キリスト教を根っこにした国造りであり、それは、大統領の就任式から始まり、ありとあらゆるところに、「バイブル」が登場する国だという事。

この二つの価値観の全く異なる国同士が、仲良くできるはずはない。
飛躍して言うならば、ロシアと米国が結婚することはあっても、中国とロシア、あるいは中国と米国が結ばれることは、まずないのである。

ところで、まことしやかに、ジョージソロスがゴールドを買って安全資産を増やしているという話がある。
私は、それを否定はしないが、鵜呑みにもしない。
なぜなら、ファンドの利益を追求するには、ゴールドの現物買いはあまりにもディフェンシブに偏りすぎているからだ。
おそらく、不安をあおりボラティリティーの幅を増やすことで利益を得たい人々から発せられたデマだろう。

もちろん、トランプを大嫌いなソロスなら、米国にある資産を、海外向けのどこかに移すことくらいは有り得るかもしれない。
しかし、それが、ゴールドだとは限らない。
日本かもしれないではないか・・・

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