Sydney Yajima


GSM会員希望者は下記のURLへお進みください。
http://www.gsm.jp/

福島第一原子力発電所 二号機の温度とキセノン

2012-02-12 23:35:13 | 脱原発に一票
キセノンが出ていると 核分裂が起こっている証拠だと聞いたことがあるけれど、今回の温度の急激な変化と関係があるのだろうか。

いずれにしても、どうか無事であって欲しいと願うばかりだ。

東電も政府も、それに原子力保安委員会も、信用できなくなっているので、日本人たちは、どうしたらいいのか、分からなくなっているだろう。
おそらく、日本人たちは、東京から以北が、かなり汚染されていることをすでに知っていて、その上で、なんらかの安心を得るために、何をするかと言うと、大抵、安易な方法を選ぶに違いない。
例えば、PCB汚染でやかましく言っている時代であっても多くの農家は、平気でビニールハウスのゴミを燃やしていた。
それが、危険な物質を出すことは明白であっても、「そうだがや?」などと言いながら、平気で燃やしていた。
今も、そんな感覚で恐らくは、お笑いを見たり、スポーツ番組を見たりしながら、過ごしているのだろう。

3・11以降、変わった人がいるかと思えば、何も変わらない人もいる。
だが、私は、少なくとも、変わった。

浜松原発や、敦賀原発など、日本には危険な地域がたくさんあるけれど、そこに住む日本人たちは、福島のことを自分のこととは、考えないで過ごしているひとが、ほとんどだったりする。

夏になると、蚊取り線香をつける。
冬になると、コタツを出して暖をとる。

こんなふうに、季節の移ろいを、なんとなく暮らしている市民にとって、原発の爆発という未曾有の事態が起こっているなどと言われても、実は ピンとこないのだ。

ガンや白血病、それに甲状腺異常などという物騒な言葉が毎日、インターネット上では、行きかっているが、普通の人々にとっては、どこか遠くの、他人の話だということなんだろう。

それなら、それでいいじゃないか。と私の中の誰かがつぶやく。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。