韓国

韓国に、経済危機が激しく音を立てて近づいている。
静かな近づきかたではなく、そうとうにぎやかに、大騒ぎをしながら、しかし、確実に一歩ずつ近づいている。
回避の方策は、唯一、日本の衣の裾にすがることだが、韓国の大統領をはじめ、韓国人はとてもプライドの高い人たちなので、決してそういうことはしないであろう。
今まで、反日で散々やってきたのだから、どの面さげて
ということも、まあ、あるだろうし、日本側も、甘い顔をすることはないはずで、特に安倍政権にそれを望むことは、ゴリラに字を教えるよりも難しいはずだ。

従って、韓国経済は大きく傾き続けやがて、またIMFの管理下になる。
１１月にはIMFのストレステストが行われる。
それによって、大きく、ウォン安になるかもしれないが、私の危惧しているのは、その後に訪れるデフォルトの可能性だ。

昨今、アメリカのデフォルトが話題になっているが、韓国のそれはもっと身近で、可能性が高い。
なにしろ、
中央政府の借金９０２兆４０００億ウォン
中央公共機関借金４９３兆４０００億ウォン
その他もろもろを合わせると　計１５０１兆８０００億ウォンになるが・・・

実際はこの数倍はあるとも言われている。
日本円にして、１３５兆円X５としても、軽く６００兆円を超える。
これがどれだけ大きな数字かと言えば、日本がバブルで１９９０年代に失った資産に相当すると言えば、理解できるだろうか？
しかも、韓国経済の規模は日本にははるかに及ばない。日本の４分の１以下なのだ。

さらに
韓国は３０００億ドルの外貨保有高があるが、一方約１５００億ドルの対外純負債

はっきり言おう。
どんな経理士に見せても、同じ事を言うはずだ。
こんなもの、どう同情的にみても、持つわけが無い。

デフォルトが起き、対外債務に苦しみ、ウォンが下がり、輸入価格が騰がり、インフレとなるが、景気の悪いスタグフレーションが起こる可能性もある。
もし、インフレでなくデフレになったら、今度は、もっと悲惨。
頼みの輸出はできず、国内の資産価値はどんどんと減っていく。不動産バブルはすでに弾けていると言われて久しいが、さらなる下落が続く。

労働者は非正規労働さえ見つからず、雇用の無い中で、社会の基盤が崩壊し犯罪が増える。