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ねがうこと、ゆだねること

チョコレートにおける4大革命

2014-02-08 | 
スイスゆかりのお菓子のことを昨日書いたけど、スイスはチョコレートに
おける4大革命のうち2つを生んだコトを、日本チョコレート・カカオ協会
のサイト
で知る。1952年(昭和27年)創設の歴史ある協会。その4大革命
が何なのかピックアップすると;

1)1828年、オランダ人バン・ホーテン(Coenraad Johannes van Houten)
が、カカオ豆からココアバターの一部を搾油する脱脂技術の開発に成功し、
ココアパウダーを発明。

バン・ホーテンって言われれば、人の名前かもしれないけど、ココアを飲みや
すくするココアパウダーを発明した人なんだ。それまでは、カカオ豆を焙煎して
ペースト状にしていたそうで、苦く、渋く、くどかった代物だったとか。


バン・ホーテンのポスター(1899年)

2)1847年イギリス人のジョセフ・フライ(Joseph Fry)はココアに砂糖とココ
アバターを加えるチョコレートの成型法を発明。板チョコが生まれる。

英国各地にチョコレート製造業がおこり、1849年にはキャドバリー(Cadbury)兄
弟が同様な製品の発売を始め、両社は1919年に合併している。


フライのミルクチョコレートのポスター(1910)

3)1875年スイスのダニエル・ピーター(Daniel Peter)とヘンリ・ネスレ(Henri
Nestle)は協同で、ネスレノコンデンスミルクを使ったミルクチョコレートを発明。
それまではまだまだ苦かった板チョコを食べやすくすると同時に安価にする。

二人は近所で友人だった。難題は味というより衛生管理。カビが生えないように牛乳
から水分を取り除くなどの問題に取り組み、ついに製品化に成功する。


世界最初のミルクチョコレート”GALA PETER” (1875)

4)19世紀末にスイスにおいて、コンチェという機械で、長い時間チョコレートを練り
上げ、レファイナーという機械で磨砕の作業を何日間も連続してできるようにしたため、
口溶けが良くクリームのような舌触りとなる。

そのコンチェは1879年にスイスでロドルフ・リンツにより発明される。リンツは日本に
も進出し
、大きな店も数店展開している。


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