やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

初体験、ぬか床づくり

2014-04-06 | 
昨日に続きNHK朝の連ドラ「ごちそうさん」ネタ。録画で毎週見ていると、
ぬか床が作りたくなる。主人公め以子(杏)のお祖母さん=とら(吉行和
子)が死後、ぬか床に魂が宿って語りをするっていう奇想天外な設定。

あの世から見守るっていう場合、自然や木々に憑くということはままある
けど、ぬか床にいて毎回の様に、め以子に語りかけるから、ぬか床が刷り
込まれるw



この手の作り方は、『暮しの手帖』に限る。2012年春号(57)に「はじ
めてのぬか床づくり」というピッタリの記事がある。指導は「銀座小十」
の奥田透さん、写真は木村拓さん。「ぬか漬け」は白米が普及した江戸時
代だとか;



手で耕し、肥料を与えて、おいしい収穫を得る。
ぬか床づくりには農業のような楽しみがあります。

おいしいぬか漬けがあれば、炊きたてご飯とおみお
つけ、それだけで、充分美味しく食事をいただけます。

入れ物については、蓋付き容器とだけあって、野田琺瑯の「ぬか漬け美人」
が紹介してあったけど、冷蔵庫使用を想定してそうだから、ここは朝ドラ
やないけど、昔ながらの瓶を買う。

いかにもぬか床作りの瓶っていうのを避けようと考えていたんだけど、
松の常滑焼のPR文
に惹かれて初心者はそれにすがるw



近所の米屋さんで生糠を挽いてもらう。ボクは買い揃えただけで、ぬか床
作りは嫁さんがやってくれる。2週目にはそこそこ食べらるようになる。

経験者にとっては当たり前のようなことかもしれないけれど、いくつも驚か
される;

1,パン作りのイースター菌みたいな菌を入れるわけでは無いのに、
  自然に発酵すること。あちこち漂ってる菌が集まって増える。

2,元は重かったぬか床が、ふさふさとなってどんどん軽くなって
  いき、発酵の進み具合が触感でもわかること。

3,きゅうりなどは、数時間漬ければ十分。とても早いこと。

4,ステンレスの石鹸で手を洗うと、ヌカの臭いが消えること。
  洗剤いらず。



ポリポリ、バリバリ、いろんな野菜を食べている。キュウリ、人参、大根、
蕪、昆布、セロリ。ぬか床を始めたって言うと、多くの人がやったことがあ
ることにも驚く。

でも夏に留守で腐ってダメにしたっていう人ばかり。冷蔵庫にしまっておけ
ばいいのかなぁ。

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