やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

懐かしい「ポン菓子」

2011-12-04 | 
近所の黄色い鳥器店に遊びに行ってたら
昔懐かしい、ポン菓子の話になる。



小学校の低学年、大阪の茨木で団地
住まいだった時、中庭におじさんが来た。

前口上だか、ベルだかの合図でわっと
お米とか持っていくと、爆発音とともに
米菓子を作ってくれた。

その大きな音と、錆びた色合いの機械が
うっすら記憶の底にある。

YouTubeをみると、各地の催し物や
イベントで続いているようやね。


ぽんがし、ポンがし、ポン菓子。
静岡では「はでこ」って言ってたと
静岡出身の店主も懐かしそう。

ここなんかを見ると、同じ静岡でも
「はでこ」もあれば「はざし」もあるし、
各地色んな呼び名があるみたい;

福井「米はじき」徳島「パットライス」
愛媛「ぱんまめ」仙台「にんじん」
横浜「ばくだん」長野「とっかん」



Wikiをひもといて驚いた。発明者が記載されていて
しかも、アメリカの研究者だそうだ。抜粋すると;


1901年にアレクサンダー・アンダーソンって人が
穀物の研究中、米を試験管に入れ熱する工程で、
誤って試験管に蓋をしてしまい、試験管を破裂
させてしまったことから発見!

アンダーソンはきっちり特許を取得し、クエイカー
オーツ社と手を組み、ポン菓子を「パフライス」と
して売り出す。



1904年にセントルイス万国博覧会で大砲を利用し
パフライスを作る派手なデモンストレーションを行い
広く認知され、たちまち大人気となり広まった、らしい。

万博でデモするとはねぇ。その会社はクエイカー
オーツ
の子会社になっているとの情報あり。
クエイカーオーツはオートミールとか
シリアルのメーカーとしていまも健在みたい。