7巡230位 King Dunlap

　7巡230位はAuburnのOT King Dunlapを指名しました。

　6-8 310ポンドと長身でとても長い腕を持っていると評価されます。膝を曲げたまま動く事が出来ないと批評もされますが、素晴らしいサイドステップと長い腕でパスプロテクトが出来ると評価されています。ランブロッカーとしては上半身のパワーを下半身が上手く使えないために活かせていないと言われています。父親は元NFL選手と言う事です、まだ技術的にも身体的にも大きく伸びる要素があるようですが、NFLレベルの技術を手に入れるには少し時間が掛かると評価されています。
　これまでOG向きのランブロッカーを指名してきましたが、最後にLT専用のパスプロテクト重視の選手を指名しました。大当たりか大外れかの選手だとは思いますが、7巡指名と考えれば良い指名だと思います。

正体不明コンビ

　補填ドラフトで貰った6巡200位、203位は共に無名選手の指名となりました。200位でNorth Dakota StateのLB Joe Mays,203位ではWheatonのDE/LB Andy Studebakerを指名しています。2人とも面接リストを作る時に各種サイトを検索したものの名前が全く出てこなかった選手ですし、データが全く有りません。
　去年の野球選手Rashad Barksdale、ハワイの怪人Nate Ilaoaに続く謎の無名選手指名になりました。正直言えばGMとスカウトの自己満足以外の何者でもないと思います・・・。

　6巡191位はCLEにトレードして来年の5巡指名権を貰う事になりました。ルーキーFAで全然問題ない2人の指名とトレード、リストアップした選手が居なくなってしまったので適当な指名をしているだけなのかもしれません。

6巡184位 Mike Gibson

　6巡184位はCaliforniaのOT Mike Gibsonを指名しました。

　6-4 306ポンドのサイズはOTとしてはやや小さくOGへのコンバートが予想されています。パワーがありランブロックで押し続ける事が出来ると評価され、カレッジレベルではパスプロテクトでも素晴らしいクイックネスでDEに付いていけたようです。ただ、NFLレベルではDEに付いていく事は出来ないと見られているようで、Gでランブロッカーとして起用するのが良さそうです。
　2人目のOLです、Andy Reidが好きそうなOTからOGへのコンバート狙いの選手でしょう、Gの他にCのバックアップ任務も与えるのではないかと予想します。

4巡131位 Jack Ikegwuonu

　補填ドラフト権の4巡131位はWisconsinのCB Jack Ikegwuonuを指名しました。
　5-10 192ポンドのIkegwuonuですが、1月にACLの手術を受けています。その為にスカウティングコンバイン・プロデイ共に欠席している為に身体的な記録が残っていません。しかし、手術を受ける前は2巡候補として名前が有った選手です。2008シーズンはIRに登録され、2009シーズンデビューを計算した指名と考えられます。
　バンプが強力で、その後のターンから併走するスピードが素晴らしいと評価されますが、この手のCBに付き物のホールディング癖も持っていると言う事です。後はやはり膝の手術の影響がどうなるかという事になりますが、普通のACL手術ならば今年の1月手術なら2009年の8月には完治と考えて良いでしょう、無事にフィールドに戻ってくる事を期待します。強盗に関与しているという疑いをかけられた事が有る様で、性格素行面に問題が有るようです。
　Lito Sheppardのトレードが成立しなかった事を考えれば、この指名は非常に分かりやすいLitoが抜けた後のニッケルバック候補の確保と言う事になります。

4巡117位 Quintin Demps

　MINとトレードした4巡117位でTexas大El Paso校のS Quintin Dempsを指名しました。
　6-0 207ポンドのサイズで40ヤード4,41の記録を持っています。広い守備範囲を持つFSと評価されますが、素晴らしい40ヤードの数字をフィールド上で見せる事が出来ないとも言われています。4年間スターターで17INTとビックプレイ能力が高いようですし、マンマーク能力が高いようです。
　必要だったSを指名しました、6-0ぎりぎりのDempsよりもう少しサイズの有るSを期待していましたがスピードは十分ですしFSのバックアップとしてBrian Dawkinsから学ぶ事になります。