イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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ポジション固まってます

2015-05-03 22:37:00 | イーグルス
 気の早い話ですが、今後のロスター編成を考える時に今年が契約最終年度の選手のリストを作っておくのは悪い事ではないと思ったので書いておきます。
 Bradfordは獲得の時に来年16ミリオンでオプションが有ると言う情報を見たのですけれど調べ直すと今年が契約最終年みたいです。と言う事は活躍したとしても1年で出て行くなんて言う事になりかねません。契約延長の話をする用意は有るような事は目にしています、Marcus Mariota獲得騒動に決着が付いたのですから、シーズンが始まる前に契約延長をするべきでしょう。

UFAリスト
QB Sam Bradford
WR Miles Austin
OL Andrew Gardner
OL Dennis Kelly
DL Cedric Thornton
DL Vinny Curry
LB Mychal Kendricks
CB Walter Thurmond
CB Nolan Carroll
CB Brandon Boykin
ST Chris Maragos

 結構厳しいリストになりました、RFAは最悪ミニマムか2巡のオファー出せば1.5から2ミリオンで再契約なのでチームから出て行くことは無いでしょうけれど、UFAだけでもスターターがごろごろ居る事になります。

 そうでなくても30歳オーバーが3人スターター(Jason Peters,Evan Mathis,Allen Barbre)そして去年怪我人続出の前半に穴を埋めたGardnerとKellyがFAになる。おじさんを置いて若い方から(Gardnerも29ですけどね)抜けていく事になります。それでも、Matt Tobin,David Molkは残りますけどね。そう言う事を考えると、今回のドラフトで下位指名のOLを取らないのは上記のメンバーで今年は十分、来年UFA組+Evan Mathis放出で大穴が開くところで上位一人+下位一人のような指名をする物と考えています。

 ドラフト時に書いたCB一斉UFA、これはEric RoweがCBなのかSなのかにもよりますけれど、Sだとすると2-4番手が一気に居なくなる非常事態です。今年の6巡コンビは良くて5番手で一人残り一人はPSでしょう。6巡と言う事を考えてもニッケル・ダイムの3.4番手に成長してくれればラッキー、これ以上は期待しすぎでしょう。

 もう一つLDEのローテーションコンビも同時にUFAです、Fletcher Coxに5年目オプションを使う事にしたので全員同時UFAは避けましたが、スターターと9サックのパスラッシャー、引き止めるにはそれなりの金額が必要でしょう。

 そしてKendricksはすでに戦力外のような扱いになっていますね。DeMeco Ryansとの契約再構築で今年は解雇不能、Kiko AlonsoもOregon産ですから重用されるでしょう。そしてドラフト3巡でJordan Hicks獲得。Kendricksは開幕までにトレードされる確率が高くなっているように思えます。


 今年はTrent ColeとかTodd Herremans、LeSean McCoyのゴーストサラリーが加算されているのでキャップがきついと言うのも有りますけれど、来年以降も楽では有りません。今年Chipが大盤振る舞いで寄せ集めたメンバーは来年もっとキャップヒットするわけですから・・・・・・
 これまでずっとEaglesと言うチームのイメージであったキャップのやりくり上手。これは意識を変えて置いたほうが良さそうです。

デプスチャート更新

2015-05-03 18:54:00 | イーグルス
 15人のルーキーFAと契約しています、ぱっと見ですがドラフト4-5巡候補のような選手は居ませんし、Oregon大の有力選手は他チームと契約しました・・・
 ルーキーFAの情報は少しずつ書いていこうと思います。

 ドラフトを終えてのデプスチャート(Eric RoweがCBかSか良く分かりませんけれど・・・)

QB Sam Bradford 3.6xx Mark Sanchez 2.8 Tim Tebow 2.6
RB DeMarco Murray 4.7 Ryan Matthews 3.5 Darren Sproles 3.2
WR Jordan Matthews 3.2u
WR Riley Cooper 3.0 Miles Austin 2.9dxx
Slot Nelson Agholor 3.0uu Josh Huff 2.8uu
TE Zach Ertz 3.5 Brent Celek 3.4 Troy Burton 2.3

LT Jason Peters 4.4d  Matt Tobin 2.8u
LG Evan Mathis 4.1d  
C  Jason Kelce 3.8  David Molk 2.8
RG Allen Barbre 3.0x  Andrew Gardner 2.9
RT Lane Johnson 3.5  Dennis Kelly 2.6

RE Fletcher Cox 3.9 Taylor Hart 2.4uu
NT Bennie Logan 3.2 Beau Allen 2.7
LE Cedrick Thornton 3.2 Vinny Curry 3.5 Brian Mihalik 2.3uu

ROLB Brandon Graham 3.1 Travis Long 2.6xx
RILB Mychael Kendricks 3.4 Naiee Goode 2.8x Brad Jones 2.8x
LILB Kiko Alonso 3.5ux DeMeco Ryans 3.3x Jordan Hicks 2.8uu
LOLB Connor Barwin 4.2 Marcus Smith 2.4u

LCB Byron Maxwell 3.7 Jacorey Sheppard 2.3u
RCB Walter Thurmond 2.8x Nolan Carroll 2.7
NCB Brandon Boykin 2.8 Randall Evans 2.3u

SS Malcolm Jenkins 3.4 Eral Wolff 2.6x  
FS Eric Rowe 2.9uu Ed Reynolds 2.4u Jaylen Watkins 2.3u

ST Cody Parkey 3.7u  Dennis Jones 2.9  Jon Dorenbos 3.5d

3日目の3人

2015-05-03 08:04:00 | ドラフト
 3日目、最初の4巡113位はDETとトレードし来年の3巡指名権に変わりました。Sam Bradfordを手に入れるトレードでNick Folesと共に来年の2巡指名権を出していますからその穴埋めを狙ったのでしょう。
 そして、2巡52位を47位までアップするトレードで5巡指名権を失っている為、3日目最初の指名は始まって丁度4時間後の6巡191位となりました。
 指名したのはCBのJacorey Sheppard Kansas大出身でした。
 高校時代はWR/DBでQBでもプレイしたようです。WRとして最終学年で71レシーブ992ヤード10TDを記録しています。また、バスケットボールもプレイしています。
 Kansas大進学後、レッドシャツ無しでWRとして10試合に1年目から出場3レシーブ107ヤード2TDを記録、2年生でCBにコンバートされ8試合に出場15タックル3PDを記録しました。3年生でスターターに昇格し12試合全てで先発しました。4年生も12試合中11試合で先発しBig12のセカンドチームに選ばれました。

2011 3レシーブ 107ヤード 2TD
2012 15タックル 3PD
2013 45タックル 2INT 13PD
2014 30タックル 3INT 16PD

 身長5-10 7/8 体重199ポンド 腕の長さ30インチ5/8
 スカウティングコンバイン、プロデイ共にハムストリングの怪我でほとんどの種目を欠場。コンバインでベンチプレス14回、プロデイで40ヤード4.65を記録していますが全速力ではないようです。

 長所
WR出身のボールスキル
ボールが落ちてくる場所に手を出せる
プレスカバーが得意

 短所
ディープまで付いて行くスピードは無い
カットを切られた後の加速で負ける
タックルは上手くない

 CBとして外でもニッケルでもプレイ経験が有り、KRとしても4年生の時37回で平均20.9ヤードを記録しています。40ヤードの数字は悪いですしスピード不足を指摘されていますがハムの怪我が無ければもう少し良いタイムが出るのでしょう。



 その後、6巡196位でもCBのRandall Evansを指名しています。
 Miami生まれで高校時代はWR/CBとしてプレイ、最終学年では50タックル5INTを記録しました。
 Kansas State進学後レッドシャツで1年過ごしてからフレッシュマンとして11タックルを記録、2年生からスターターになり13試合中7試合で先発しました。3年生ではニッケルに定着して11先発しました。4年生は13試合全てで先発、コーチの選ぶBig12ファーストチームに選ばれています。

2010 レッドシャツ
2011 11タックル
2012 76タックル 1サック 1INT 7PD
2013 59タックル 1サック 2INT 14PD
2014 64タックル 4INT 14PD

 身長6-0 体重195ポンド
 スカウティングコンバインには招待されず
 プロデイで40ヤード4.44、ショートシャトル4.37、スリーコーン6.98、垂直飛び38インチ、幅跳び9フィート5インチ、ベンチプレス12回を記録しました。

 長所
ゾーンカバーでQBの動きを読む
堅実なタックル
ランプレイでWRに押し負けない

 短所
スピードが不足している
マンカバーは不得意

 カレッジではほとんどニッケル専用だったようです。ショートゾーン向きのサイズが有るニッケル。Chipが好きそうな特徴と言えるでしょう。


 2人のCBに対してChipはCBでもSでも出来ると言ったようです。この2人の経歴にS経験が有るような記述は無かったのですが、技術としてSも出来るということなのでしょうか。


 最後7巡237位での指名はDE Brian Mihalik、身長6-9の巨人を指名しました。
 Ohio出身で高校時代はTE/DLとしてプレイ、最終年度には13サックを記録しています。
 Boston College入学後レッドシャツ無しで9試合に出場、2年生は9試合出場で2試合DEとして先発しています。3年生は13試合4年生は12試合と全試合出場を続けました。

2011 6タックル 1サック 2PD
2012 22タックル 1サック 3PD
2013 27タックル 2サック 1PD
2014 27タックル 3.5サック 1INT 1PD

 身長6-8 7/8 体重295ポンド 
 スカウティングコンバインには招待されず
 プロデイで40ヤード4.89、ショートシャトル4.37、スリーコーン7.23、垂直飛び35インチ、幅跳び10フィート2インチ、ベンチプレス23回

 長所
とにかくでかい
膝を曲げる事ができる

 短所
単調な動き
反応の悪さ

 FGブロック要員としての指名でDEとしてどれだけ期待しているのかは未知数、そんな気がします。6-9の割に295ポンドはやや細身ですし20から30ポンド増やしてパワーアップが出来れば3-4DEのバックアップとしての任務も出来るかもしれません。



 トレードなどもあり、6人を指名して2015年のドラフトは終わりました。
 1,2巡のWR Nelson Agholor,CB/S Eric Roweは即スターターが求められます。3巡のLB Jordan Hicksは今年はバックアップでしょう。
 6巡のCB2人と7巡のDEはローテーションで居場所を探しつつST要員としてロスター残留を狙う事になります。
 4,5巡の指名が無かった為にポジションニーズを埋めきれていませんが、最低限必要だったJeremy Maclinの穴埋め、CBとSの先発候補(片方ですけど)を獲得しました。3巡の所でDBが取れたら個人的に文句の無い指名になったのでしょうけれど、Hicksが2年後どういう選手に育つのか?それを期待する事にします。
 DBが片方埋まっていない(6巡2人に即スターターは期待出来ません)この事だけが気がかりですけれど80点くらい付けていいと考えます。


 最後にCLEに指名されたOregon産のIfo Ekpre-Olomuですが、6巡7巡で取らなかったのがルーキーFAまで残ると予想したのか、取られても仕方ないと判断したのかは分かりません。ドラフトサイトでも先週まで4巡候補だったのが今日見たらFA扱いだったりしていますから、ACLが酷いと言う情報が流れたのでしょう。取って1年IRで来年完治して大活躍がベストシナリオでしたけれど、取れるのに取らなかったのですからCLEで成功してほしいと思います。